坂井市のシンボル・丸岡城。全国のお城ファンに丸岡城と縁を結んでほしいと始まったのが、丸岡城「百口城主」。自動継続の寄付サービスで、ポイントが貯まるごとに「奉行」から「家老」、「城主」までランクアップ。ランクが上がると、限定グッズや丸岡城の入場料が永久無料となるなど、ユニークな特典が盛りだくさん。それだけでなく、寄付金の使い道を坂井市民と考えることもできるのです。城主になってまちの未来を創る、そんな夢のある制度です。
坂井市春江町に古くからある溶接工場・長田工業所。ここが「鉄工所での作業をもっと知ってほしい」と始めたのが、体験工房「IRON PLANET」です。溶接の職人技を学び、かわいいアイアンオブジェや、シックなアイアンスツールが作れ、ふるさと納税の返礼品としてもチョイスが可能。ヘルメットを装備していてもバチバチ飛ぶ火花に、最初はびっくりするけれど、だんだん形になっていくところが楽しい。職人さんのサポートを受けながら、溶接で作りたいものを形にすることもできるで、ものづくりの楽しさを心ゆくまで味わえます。
祭りでよく見かける提灯。三国提灯は、木型と竹ひごを使って形を作り、絵付けをして天日で乾燥させるという工程をすべて手作業で行っており、福井県の郷土工芸品に認定されています。そんな三国提灯づくりを体験できるのが、「いとや工房」の提灯づくり体験。「提灯絵付け体験」では、職人が実際に行う絵付けのやり方で、描きたい絵柄を和紙に写して型紙を作り、その型紙を丸みのある提灯の裏側に貼って上から絵付けをしていきます。絵に自信がなくても自分好みの絵柄の提灯が作れて、プロ顔負けの仕上がりになるので、インテリアにしてみては。
福井の味覚の王様といえば越前がに。三国港で11~3月に水揚げされる越前がには、鮮度が抜群によい最高の品質を誇ります。また、三国の甘えびは、きれいな水質の水深200~700mの砂泥地で育つため粘りと甘みがあり、つややかな美しい朱色をしているのが特長。そのほか、ガサエビやサバ、のどぐろなども、地元で愛される味覚です。
米どころでもある福井のなかでも、坂井市は田園風景が広がる有数の穀倉地帯。新潟のイメージが強いコシヒカリですが、実は坂井市生まれの農学博士が開発したお米なのです。ほかにも、粘りと粒感のバランスが評価の高い「いちほまれ」、新米の味わいが抜群によいと評判の「華越前」など、味わい深いお米がたくさん。海鮮や油あげなど、地元の味と一緒に楽しんでみては。
品種改良されているそばが多いなか、福井は地域ごとの在来種が多く残っていて、坂井市にも丸岡そばという在来種があります。味や香りに個性がある地元のそばを、みんなが愛している証拠。福井では、冬でも冷たいおそばを食べる習慣があり、辛み大根のおろしにきざみネギとかつおぶしをかけて食べるのが福井流の食べ方なのだとか。
ここで紹介したものはすべて、坂井市のふるさと納税の返礼品。興味を持ったらまずはサイトをチェックしてみましょう。坂井市ならではの体験や旬の味覚、自分好みのものが見つかるはずです。