ほかにも豊かな自然が生み出す名産品がたくさんあります。
ふるさと納税返礼品として手にすることができる湯浅町のグルメをご紹介します。
和歌山生まれの新たな黒毛和牛ブランド「紀州和華牛」。きめ細かくやわらかな肉質で、黒毛和牛らしい深い味わい。一般的な霜降り和牛と比べて筋肉内脂肪含量が少なく、サシをほどよくおさえているので、さっぱりとした口当たりです。みかんジュースや湯浅醤油といった和歌山の特産品の副産物を独自開発し、飼料にしているのも特徴です。
数年前からブームになっている熟成肉。しばらく寝かせることで味と香りがいい肉になるといいます。湯浅の地で生まれた湯浅熟成牛は、徹底した温度管理と最適な熟成期間を経て、肉の旨みを十分に引き出しています。やわらかい肉質で、肉じゃが、肉野菜炒め、肉巻きおにぎりなど、どんな家庭料理とも相性がよく、手軽においしい肉料理がいただけます。
有田みかんのなかで、湯浅ブランドとして知られるのが「田村みかん」。おいしさの理由は、水はけが良い土の段々畑で育てているから。日照時間が長く、海からの潮風が当たるおかげで、甘みが強く酸味がほどよい、味のバランスがいいみかんに育ちます。みかんの産地だけに、栽培技術が高い生産者が集まっているため、高品質のみかんが実ります。
和歌山の海は黒潮の影響でよい漁場が多く、特に湯浅湾は波がおだやかで、脂ののった魚が水揚げされます。刺身として食べられるほど新鮮な魚を塩加減にこだわって干すことで旨味が凝縮された干物が生まれました。さんまのみりん干しには湯浅醤油を使用。季節にあわせて塩加減を調整するなど、細やかなこだわりがおいしさの秘密です。
温暖で気温の変化が少ない湯浅町で飼育されている 紀州鴨。風通しの良い畜舎で山から流れてくる谷水を飲み、自然な環境でストレスなくのびのび育ちます。数を限定し、手間暇をおしまずていねいに育てているため、真っ白い脂と鮮やかな赤身のコントラストが美しい鴨肉に。鴨特有のくさみを感じず、濃厚なコクがあるのも魅力です。
地元産わかめをエサに、大型水槽に入れた良質な海水で育てた紀州アワビ。少し小ぶりで、やわらかい食感とコリコリ感、どちらも楽しめる独特の食感なので、子どもから年配者までどの世代にも食べやすいアワビです。濃厚な旨味が特徴で、お刺身やバター焼きなどはもちろん、レモン果汁と塩だけでもおいしくいただけます。