枚岡神社
大阪府/東大阪市
枚岡神社
ヒラオカジンジャ
“元春日”として知られる由緒ある神社
大阪府東大阪市に鎮座し、約2700年前に神津嶽に開かれたと伝わる日本屈指の歴史を誇る神社。奈良・春日大社の創建時に主祭神の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と妃神の比売御神(ひめみかみ)が分祀(ぶんし)されたことから“元春日”とも呼ばれ、古来祭祀(さいし)を担った中臣氏(のちの藤原氏)の祖神として朝廷の崇敬を受けた。4殿が並ぶ枚岡造の本殿は東大阪市指定有形文化財に登録されている。大阪有数の梅の名所“枚岡梅林”を含む豊かな木々は、環境省「かおり風景100選」に選定された。
- 主祭神の天児屋根命(あめのこやねのみこと)は日本の神事の起源とされる“神事宗源”の神で、願いを叶える力を持つといわれる。
- 主祭神は天孫降臨の際、瓊瓊杵命(ににぎのみこと)を助け護ったことから、皇室の守護を担う“天孫輔弼”の神とされる。
- 創祀(そうし)は、神武天皇が即位されるより3年前(皇紀前)と伝えられており、2690年以上の歴史を有する由緒深い古社。
宮司
中東 弘
神社を日本の魅力や伝統を学ぶ場と捉え、年4回開催する「枚岡親子塾」を通し、親子がともに学べる機会作りに取り組む。
旅路に刻まれる和の印影
参拝の証しである御朱印は半年ごとにデザインが改まり、四季の移ろいとともに表情が変わる。神事が行われる当日には宮司直筆による書き置きの限定御朱印も授与され、一期一会を求め訪れる参拝者も多い。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 1月1日 |
歳旦祭
五穀豊穣と国民の幸福を祈る。 |
6:00 |
| 1月2日 |
二日祭
神様に毎日お供えする食事である御日供を、その年に初めて捧げる。 |
9:00 |
| 1月3日 |
元始祭
皇室のルーツを祝い、感謝を捧げる祭り。 |
9:00 |
| 1月15日 |
とんど
納められた古いお札やお守りをたき上げる祭り。 |
8:00 |
| 1月15日 |
粥占神事
小豆がゆを炊き上げる際、占い用の竹や木を用いて作物の豊凶や月ごとの天候を占う神事。 |
9:00 |
| 2月1日 |
例祭
年に一度の重要な祭事。 |
10:00 |
| 2月3日 |
節分祭
邪気払いと無病息災を祈願する。 |
17:00 |
| 2月11日 |
紀元祭
神武天皇の即位を祝う。 |
10:00 |
| 2月17日 |
祈年祭
五穀豊穣と国家安泰を祈願する。 |
10:00 |
| 2月23日 |
天長祭
天皇陛下の誕生日を祝う。 |
10:00 |
| 3月1日 |
梅花祭
“大神様”に梅の花を美しく飾り、お供えする。 |
10:00 |
| 3月20日 |
春分祭
自然の恵みに感謝するとともに、祖先を敬い、日々の平穏を祈る大切な節目。 |
10:00 |
| 3月25日 |
天神地祇社例祭
末社である「天神地祇社」の例祭。 |
10:00 |
| 4月1日 |
お一日祭
毎月1日に行われる月次祭。 |
10:00 |
| 4月3日 |
桜花祭
“大神様”に梅の花を美しく飾り、お供えする。 |
10:00 |
| 4月29日 |
若宮水神祭
水神を祀る摂社「若宮神社」にて行われる祭事。 |
10:00 |
| 5月1日 |
お一日祭
毎月1日に行われる月次祭。 |
10:00 |
| 5月3日 |
一言主神社例祭
末社である「一言主神社」にて行われる祭事。 |
10:00 |
| 5月21日 |
平國祭
国家の平安を祈念する、神社の創祀にも関わりの深い祭事。 |
10:00 |
| 5月25日 |
飛来天神社例祭
末社である「飛来天神社」にて行われる祭事。 |
10:00 |
| 6月1日 |
お一日祭
毎月1日に行われる月次祭。 |
10:00 |
| 6月30日 |
夏越大祓
半年間の罪や汚れを祓い落とし、茅の輪をくぐることによって無病息災を願う神事。 |
15:00 |
| 7月1日 |
お一日祭
毎月1日に行われる月次祭。 |
10:00 |
| 8月1日 |
お一日祭
毎月1日に行われる月次祭。 |
10:00 |
| 8月15日 |
平和祈念祭
終戦記念日に英霊をしのび、平和を祈念する。 |
10:00 |
| 8月23日 |
枚岡燈明祭
主祭神に明かりを捧げ、家内安全を祈る祭事。「越中おわら風の盆」「千燈明踊り」が披露される。 |
17:00 |
| 8月25日 |
風鎮祈願祭
風害を防ぎ、農作物の豊かな実りを祈願する。 |
10:00 |
| 9月1日 |
お一日祭
毎月1日に行われる月次祭。 |
10:00 |
| 9月16日 |
神津嶽本宮例祭
神社発祥の聖地である神津嶽にて執り行われる。 |
10:00 |
| 9月23日 |
秋分祭
神々や先祖の御霊を敬い、日々の平穏を祈願する。 |
10:00 |
| 9月25日 |
風鎮報賽祭
「風鎮祭」でのお礼と感謝を神様に捧げる。 |
10:00 |
| 10月1日 |
お一日祭
毎月1日に行われる月次祭。 |
10:00 |
| 10月10日 |
秋郷祭前祭(太鼓台宮入)
「秋郷祭」に先駆けて、前々日に行われる祭事。 |
13:30 |
| 10月11日 |
秋郷祭前祭(神幸祭・太鼓台宮入)
「秋郷祭」に先駆けて、神輿と渡御が行われる祭事。 |
11:00 |
| 10月15日 |
秋郷祭
秋の実りに感謝する祭。 |
10:00 |
| 10月17日 |
神嘗祭当日祭
神宮で行われる神嘗祭の斎行を奉祝する祭事。 |
10:00 |
| 11月のみ |
七五三行事
子どもの健やかな成長を神様に感謝し、今後の加護を祈る。 |
|
| 11月1日 |
お一日祭
毎月1日に行われる月次祭。 |
10:00 |
| 11月3日 |
明治祭
明治天皇の業績をたたえ感謝を捧げる祭事。 |
9:00 |
| 11月23日 |
新嘗祭
神様に新穀を供え、実りに感謝する大祭。 |
9:00 |
| 12月1日 |
お一日祭
毎月1日に行われる月次祭。 |
10:00 |
| 12月12日 |
上申祭
12月最初の申の日に行われる祭事。 |
10:00 |
| 12月17日 |
若宮神社例祭
境内に鎮座する摂社「若宮神社」にて行われる大切な祭事。 |
10:00 |
| 12月20日 |
注連縄掛神事(お笑い神事)
“天の岩戸開き”の神話になぞらえられた神事。笑いにより一年の災いを祓い、福を招く。通称・“お笑い神事”(東大阪市指定無形民俗文化財)。 |
10:00 |
| 12月31日 |
師走大祓
半年間の罪や汚れを祓い落とし、無病息災を願う神事。 |
15:00 |
| 12月31日 |
除夜祭
一年間の無事を感謝する、年内最後の祭事。 |
16:00 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
朝廷から武将まで崇敬を集めた“元春日”
創祀は神話時代にさかのぼり、神武天皇が即位する3年前に天種子命(あめのたねこのみこと)が生駒山中の神津嶽に天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売御神(ひめみかみ)を祀り、国土平定を祈願したのが始まりとされる。650年(白雉元年)に現在の場所へと遷座後、768年(神護景雲2年)に奈良県の「春日大社」へ2柱が分祀されたことから“元春日”と呼ばれ親しまれた。平安時代には河内国一之宮として朝廷から篤い尊崇を受け、源頼朝ら時の権力者からも多くの宝物が奉納された。1579年(天正7年)に織田信長による兵火で焼失するものの、豊臣秀頼により復興を遂げた。東大阪市指定有形文化財に登録されている現在の本殿は1826年(文政9年)に造営されたものだ。1871年(明治4年)には「官幣大社」へ列せられ、近年には修復事業が完遂されている。
社殿
焼失を乗り越え再建を果たした美しい社殿
1826年(文政9年)に氏子たちの篤い信仰により造営された本殿は、第1殿から第4殿までが横一列に並び立つ枚岡造という独特の建築様式を持つ。極彩色が施された美しい姿が特徴で、東大阪市の指定有形文化財に登録されている。幾度もの焼失と再建を経てきた歴史も深く、1579年(天正7年)には織田信長による兵火で社殿が失われたが、1602年(慶長7年)に豊臣秀頼によって再興された。2020年(令和2年)に完遂された“平成令和の大造営”では屋根のふき替えや塗り替えが施され、中門や透き塀とともに往時の威容がよみがえった。1879年(明治12年)に新築された拝殿には三條實美直筆の文字が刻まれた神額が掲げられている。参道を彩る鳥居も改修や修復を重ねて維持されてきた。境内には2023年(令和5年)に新築された研修場・神遊館もあり、歴史を今に伝えている。
「枚岡燈明祭」
祈りと光が織り成す幻想的な夜の祭典
毎年8月の第4日曜日、17時から斎行される「枚岡燈明祭」は、祈りと光が織り成す幻想的な夜の祭典だ。ろうそくやちょうちんの火を捧げて主祭神への感謝と家内安全を祈る伝統的な神事が行われ、神事終了後には普段立ち入れない御垣内での献灯も叶う。近年は伝統的な祭りに加え、ライトアップイベントも併催され、夏の風物詩となった。拝殿前に飾られた光る和傘“傘蛍”や斎館の“コケリウム”展示など趣向を凝らした光の演出が人気を博している。境内で行われる「越中おわら風の盆」の町流しや「千燈明踊り」といった奉納行事も見どころだ。参道の縁日エリアには地元の人気店によるグルメなどの屋台が立ち並び、子ども向けのランタン作りやAR・レーザー体験などの体験型ワークショップも充実。伝統的な祈りの場としての厳かさと、現代的な光の演出や体験が融合した特別な2日間だ。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
宵に揺らめく幻想的な光
涼やかな夏のひととき
秋風に舞う紅葉の彩り
静かに捧げる祈りの時間
清らかな冬の澄んだ空気
開運を呼ぶ笑い声響く
- 住所
- 大阪府東大阪市出雲井町7-16
- アクセス
- 車:阪神高速13号東大阪線水走出入口より約13分
電車:近畿日本鉄道近鉄奈良線枚岡駅より徒歩約2分 - 公式HP
- http://hiraoka-jinja.org/
- TEL
- 072-981-4177旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 072-982-8176
- 営業時間
- ご祈祷受付:9:00~15:30、授与所:9:00~16:00※参拝は24時間可
- 定休日
- 無休
- 料金
- 詳細はHP参照
- 駐車場
- 40台※30分間のみ無料、ご祈祷を受けられる場合は無料で30分の延長あり(詳細はHP参照)
テーマやシチュエーション別に、スポット周辺のモデルコースを紹介。
近くにある人気のスポットをピックアップ!





春の香りに包まれる瞬間
絶景に心ほどける境内