寒河江八幡宮
山形県/寒河江市
寒河江八幡宮
サガエハチマングウ
流鏑馬(やぶさめ)の伝統を今に伝える古社
JR西寒河江駅から徒歩約10分の場所に佇む「寒河江八幡宮」。勧請から900余年の歴史を持ち、荘園の総鎮守として地域の信仰を集めてきた。山形県の無形民俗文化財である流鏑馬(やぶさめ)も受け継がれており、3頭の馬を競わせ、着順で翌年の作柄を占う「作試し流鏑馬」は貴重な神事だ。境内は豊かな自然に包まれ、四季折々の風情が漂うパワースポットとして親しまれている。
- 1191年(建久2年)、「鶴ヶ岡八幡宮」の分霊を勧請したのが始まり。創建以来、寒河江荘の総鎮守として篤い崇敬を受けた。
- 1592~1596年(文禄年間)、最上義光が黒印状を与え所領を認めた。江戸時代には幕府直轄の御朱印地として庇護を受けた。
- 「寒河江まつり」では伝統的な流鏑馬(やぶさめ)のほか、東北屈指の規模を誇る「神輿の祭典」も行われる。
権禰宜
鬼海 靜玲奈
2014年(平成27年)に権禰宜(ごんねぎ)に就任。幼少期から神楽に従事し、免状も取得した。地域内外に「巫女舞」を普及すべく取り組んでいる。
旅路に刻まれる和の印影
通年で頒布される御朱印は、季節ごとに絵柄や文字が変わり、イベント時にはオリジナルはんこも押印されるなど、訪れるたびに異なる風情が楽しめる。御朱印帳への書き入れに対応してくれるのも嬉しい。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 1月1日 |
歳旦祭
古神札のお焚き上げなども行う |
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| 2月3日 | 節分祭 | |
| 2月11日 | 紀元節祭・建国記念日奉祝式典 | |
| 3月 |
稲荷神社 初午祭
境内末社の祭事、旧暦の初午の日に斎行 |
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| 4月28日 |
新山神社祭
境内末社の祭事 |
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| 4月29日 | 講社大祭(春祭り) | |
| 5月 第3日曜日 | 御神田お田植祭 | |
| 6月30日 | 茅輪神事・夏越大祓 | |
| 9月 第4日曜日 |
御神田抜穂祭
予定日 |
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| 9月14日 | 流鏑馬参籠始祭・前日祭 | |
| 9月15日 | 放生会・例大祭・神楽の夕べ | |
| 9月19日 | 南部地区御神幸行列・古式流鏑馬 | |
| 9月20日 | 本町地区御神幸行列・古式流鏑馬・作試し流鏑馬 | |
| 9月21日 | 終了奉告祭(流鏑馬参籠オトキ) | |
| 11月23日 |
新嘗祭
「寒河江八幡宮氏子神輿會」による御神田で収穫された餅米を献納する神事 |
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| 12月 第1土曜日 | 煤払い | |
| 12月31日 | 晦(つごもり・年越し)大祓・除夜祭・鎮火祭 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
永い歴史と地域の祈りを受け継ぐ古社
1060年(康平5年)に源頼義・義家親子が“前九年の役”の役の戦勝を祈願したことが始まりとされる「寒河江八幡宮」。1093年(寛治7年)に京都府の「石清水八幡宮」から勧請され社殿が建立された。1187年(文治5年)に源頼朝から寒河江荘を賜った大江広元の嫡男・親広が、1191年(建久2年)に「鶴岡八幡宮」より勧請して現在の地に遷座。寒河江荘を約400年にわたって治めた大江氏は、水を引き田畑を切り開きながら、祭り事と政治を一体とした祭政一致の姿勢で領民に寄り添い続けた。戦国時代に大江氏を滅ぼした最上義光にも手厚く保護され、江戸時代には幕府直轄の御朱印地として格別の崇敬を集めた。2024年(令和6年)には明治初期に失われた「隨神門」が約150年ぶりに再建されるなど、幾度の時代の変遷を経ながらも、その歴史は脈々と現代へと受け継がれている。
社殿
山形県でも屈指の歴史の深さを誇る木造建築
豊かな緑に包まれた境内に足を踏み入れると、900年以上の祈りの記憶を刻む凛とした空気が漂う。表参道を登り切った先に立つのが、2024年(令和6年)7月、明治初期に失われてから約150年ぶりに再建を果たし、奉納された「隨神門」。この山門には、明治時代に造営された隨神像が修復を終え、再び納められた。新たな地域のシンボルとして静かに神域を守護している。1686年(貞享3年)に再建された本殿は、随所に刻まれた彫刻が当時の高い建築技術を物語る。参拝者を迎える重厚な拝殿は1775年(安永4年)に再建されたものであり、本殿とともに歴史的・文化的価値が高く評価され、山形県寒河江市の指定有形文化財に登録された。江戸時代には幕府から御朱印地として特別な地位を公的に認められ、高い格式を持つこの社殿群は、時代を超えて人々の信仰を受け止め続けている。
「寒河江八幡宮流鏑馬」
約800年受け継がれてきた勇壮な予祝神事
1191年(建久2年)、大江親広が「鶴岡八幡宮」の流鏑馬(やぶさめ)儀礼を導入したことに始まる「寒河江八幡宮流鏑馬」。800年以上の歴史を誇り、中世以来の伝統を現代へ伝える神事だ。山形県指定無形民俗文化財にも登録され、毎年9月の例大祭期間中に奉納が行われる。現在は保存会によってその精神が守り継がれており、約150mの直線馬場で的を射抜く「古式流鏑馬」のほか、全国唯一の「作試し流鏑馬」が執り行われる。3頭の馬を“早稲・中稲・晩稲”に見立てて一斉に走らせ、その勢いや着順で翌年の農作物の豊凶を占う予祝神事で、俗に“馬走り”とも呼ばれてきた。当初の武芸から農耕儀礼へと変化を遂げた背景があり、射手がすべての的を射抜く“皆中(かいちゅう)”を達成した際の反物は安産祈願の腹帯として授与されるなど、今も地域に篤い信仰が息づく。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
幻想的な光差す境内
静寂の時を刻む緑の息吹
秋風と疾走する馬の勇姿
受け継がれた伝統の熱気
白銀の境内に息づく祈り
優しいひな人形の微笑み
- 住所
- 山形県寒河江市八幡町5-70
- アクセス
- 車:山形自動車道寒河江ICより約8分
電車:JR左沢線西寒河江駅より徒歩約10分 - TEL
- 0237-86-6258旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 0237-86-8507
- 営業時間
- 参拝:0:00~24:00※24時間営業、授与所:9:00~17:00、ご祈祷:9:00~16:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 詳しくはホームページまたはInstagram参照
- 駐車場
- 50台
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春風に舞う桜の花びら
悠久の時が息づく古社