兵庫県神河町の新しい古民家宿「古民家yogoto」に行ってきました
旅行会社でプラン二ングをしているというLIKESメンバーのヒロミさんが、兵庫県に位置する宿「古民家yogoto」へ。3月のオープン前に、内覧イベントに訪れたときの様子を教えてくれました。
目次
◆この記事を書いたメンバー
福岡出身、大阪在住のヒロミです。ローカルな食を愉しむ旅をプランニングする旅行会社で働いています。私自身も旅と食が好きで、特にハワイとパン、お酒が好きです。これからはもっと自分が好きなことやおすすめを発信していきたいと思い、参加しました。
兵庫県「古民家yogoto」へ
公私ともに仲良くさせていただいている方が築100年以上の古民家を購入・リノベーションし、宿泊やイベントスペースとしてオープンされるということで、内覧も兼ねたプチイベントに参加してきました。
古民家がある場所は三宮から車で高速を使って約1時間20分ほど行ったところにある兵庫県神崎郡神河町。普段大阪市内に住んでいる私にとってはトトロのさつきとめいが住んでいる村みたい! と思うくらい美しい自然に囲まれているところ。
元々はこの地域の村長さんのお宅だった建物で平屋建ての立派な造り。
さっそく中を見学
玄関も広々。
今ではなかなか見ることない電話室の扉。
玄関からすぐのところにあるキッチンではメインイベントでもあるランチの準備をされています。
広いリビングにはすでにお料理が。
寝室は2部屋あり、そのうちの1室はこんな感じ。
古民家と聞くとトイレとお風呂が気になるところですが、どちらも最新なのが嬉しい。
広いお家で子供たちは裸足でペタペタ走り回ったり寝っ転がったり自由に遊べて楽しそう。お庭でも走り回っていました。
待ちに待った韓国料理のランチ
こちらの古民家は普段は素泊まりですが、今回は特別に、姫路の韓国料理教室「ぴなり's kichen」の講師・那須恭子先生が神河町の野菜などを使って用意してくださった韓国料理ランチをいただきます。
オープンキッチンだから料理しているところを見れるし、みんなで囲んで料理できるのがいい。
こちらは菜の花を使ったチヂミ。
最後にみんなでキンパとジョンを作って仕上げます。
メニューは
・キンパ
・のびるとホテルイカのチョジャン和え
・菊芋キムチ
・長芋キムチ
・菊芋柚子茶和えサラダ
・千枚漬けナムル
・鯖とキムチの煮付け
・チヂミ
・エゴマ煮
・海老のジョン
・菊芋ポタージュ
・春野菜のジョン
・春菊のサラダ
・スペアリブの煮付け
などなど。野菜たっぷりなのが嬉しい。
ワインエキスパートの資格を持った参加者の方が、韓国料理に合うワインを持ってきてくれました。普段も持ち込み自由なので、好きな飲み物を持ち込めるのも素泊まりステイのいいところ。
◆ぴなり's kichen
住所:兵庫県姫路市飾磨区中野田1丁目49
電話番号:079-287-8735
ランチの後は茶畑でお茶のテイスティング
お腹いっぱいになった後は古民家から車で2、3分のところにある「仙霊茶」でお茶のテイスティングをします。
こちらの茶畑は300年前からあるそう。
茶畑が見える場所で特別にセッティングいただき、ほうじ茶や煎茶、オリジナルのブレンド茶などをテイスティング。オーナーさんが説明しながら淹れてくれるので、よりお茶の違いとよさを感じることができます。
お茶では珍しいローズで香り付けされたフレーバー茶もあって、お茶の広がりを感じました。仙霊茶さんは事前予約でカフェ利用や見学もできるのでおすすめです。
ちなみに、オーナーの奥様は届くまで何ヶ月、何年(!)も待つという人気のパン屋「ヒヨリ ブロート」のパン職人でもあることから、カフェでは貴重なヒヨリ ブロートのパンを食べることができます。
◆仙霊茶
住所:兵庫県神崎郡神河町吉冨557−1
電話:050-3138-4284
ホテルや旅館とは違う「古民家」という選択
コロナの感染拡大で注目が集まる古民家ステイ。
中には食事を提供するところもありますが、移動の途中に道の駅に立ち寄って食材買って持ち込んで料理したり、今回のように出張料理人にお料理を作ってもらったり、近くのスポットを紹介してもらったりと色々な形で楽しめるなと改めて思いました。
みなさんもホテルや旅館とは違う過ごし方はいかがでしょうか。
今回訪れた古民家は今年3月にオープンされ予約受付も始まりました。詳しくはサイトをご覧ください。サイトもすごく素敵です!
◆兵庫県の一棟貸し切り古民家yogoto
住所:兵庫県神崎郡神河町越知312-3
HP:https://www.yogoto.net/