
2026.03.17
中ノ沢温泉とは?泉質の特徴やアクセス方法などを徹底解説
福島県猪苗代町に位置する中ノ沢温泉は、毎分13,000リットルという国内有数の湧出量を誇る名湯。強い酸性の硫黄泉は、肌を引き締める独特の湯ざわりと高い殺菌力が魅力で、“美肌の湯”としても親しまれています。今回は、中ノ沢温泉の泉質やアクセス方法など、観光に役立つ情報を徹底解説。こちらの情報は2026年3月時点のものです。実際に行く前に最新の情報を確認することをおすすめします。
中ノ沢温泉とは?知っておきたい基本情報と歴史
中ノ沢温泉は福島県猪苗代町、磐梯山の西麓に広がる温泉地。安達太良山系の地下から湧く強酸性の硫黄泉が特徴で、豊富な湯量を誇る「沼尻元湯」を源泉としています。昔ながらの旅館が並ぶ落ち着いた温泉街では、湯治気分でゆったりと湯めぐりを楽しめるのが魅力。猪苗代湖や磐梯高原にも近く、自然観光の拠点としても人気です。

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安達太良山麓で長年親しまれてきた湯治場の歩み
安達太良山の西麓に広がり、古くから地元の人々に親しまれてきた歴史ある中ノ沢温泉。その始まりは文禄年間(1600年頃)といわれ、平近平氏が源泉を発見したことがきっかけと伝えられています。当初は、地域の人々が農閑期に体を癒やす湯治場として利用していました。やがて1885年(明治18年)には、地元の人々の手によって源泉から中ノ沢まで約7kmの引き湯が整備され、翌1886年(明治19年)には3軒の旅館が開業。こうして温泉地としての基盤が築かれました。
中ノ沢温泉の泉質と特徴を徹底解説
発見されてから現代に至るまで、長い間人々に愛されてきた中ノ沢温泉。人気の秘訣は、その泉質にあります。ここからは、中ノ沢温泉の泉質や特徴を徹底解説。日本有数の湧出量を誇る硫黄泉の源泉かけ流しが楽しめ、薬効や美肌効果もあるといわれています。温泉めぐりが好きな方なら一度訪れてほしい、魅力たっぷりの泉質にもぜひご注目ください。

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国内有数の湧出量を誇る源泉から引かれる名湯の魅力
中ノ沢温泉は、毎分13,000リットルという国内有数の湧出量を誇る名湯です。この豊富な湯量はすべて自然湧出によるもので、宿では良質な源泉かけ流しを楽しむことができます。加水や循環を必要としないため、湧きたての新鮮な湯をそのまま体験できるのが大きな魅力です。湯船に注がれる湯は、まるで山の鼓動が届いているかのよう。湯の花が舞う乳白色の湯は、見た目も美しく、訪れる人々を癒やしの世界へと誘います。

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独特の酸性泉がもたらす湯ざわりとリフレッシュ体験
中ノ沢温泉の泉質は、全国的にも珍しい単純酸性硫黄泉(硫化水素型)。pH約2.1という強い酸性を持ち、殺菌作用に優れ、皮膚病や慢性湿疹、アトピー性皮膚炎などに効果があるとされています。湯に浸かると、肌がキュッと引き締まるような独特の湯ざわりがあり、湯上がりにはすっきりとした爽快感が広がります。硫黄の香りがほのかに漂い、温泉ならではの非日常的な感覚に浸れるのも魅力のひとつ。酸性泉には古い角質をやさしく落とす作用もあり、“美肌の湯”としても親しまれています。
中ノ沢温泉へのアクセス方法と移動のポイント
ここからは、実際に観光する際に押さえておきたいアクセス方法について解説します。中ノ沢温泉までは、車または公共交通機関の利用がおすすめ。周辺には観光地も多く、猪苗代湖や五色沼、磐梯山などと組み合わせたドライブ旅行にもぴったりです。東北・福島の自然や観光スポットと温泉をどちらも満喫したい方は、時間に余裕を持った移動計画を立ててみるといいでしょう。

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車で向かう場合の推奨ルートと所要時間の目安
車で中ノ沢温泉へ向かう場合、最も一般的でアクセスしやすいのは、磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」からのルートです。インターチェンジを降りた後、国道115号線を経由して県道24号線を進み、約20分で中ノ沢温泉に到着します。道路は整備されていますが、山間部を通るため、冬季は積雪や凍結に注意が必要です。
主要都市からの所要時間の目安は、仙台市内から約2時間半、郡山市からは約1時間。東京方面からは、東北自動車道を経由して郡山JCTから磐越道に入り、合計で約3時間半〜4時間程度です。

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電車と路線バスを乗り継いで訪れる際の注意点
中ノ沢温泉へ公共交通機関で向かう場合、JR磐越西線「猪苗代駅」が最寄り駅となります。そこからは磐梯東都バスを利用し、「中ノ沢温泉」バス停で下車。所要時間は約30分です。ただし、バスの本数が1日数本と限られているため、事前の時刻表確認が必須です。
また、猪苗代駅周辺には売店や待合室が少ないため、飲み物や軽食の準備をしておくと安心です。ICカードは使えない場合もあるため、現金の用意も忘れずに。
中ノ沢温泉の旅を満喫するコツ
最後に、中ノ沢温泉観光を存分に楽しむためのポイントをご紹介します。シーズンや宿選びはもちろん、温泉へ足を運ぶ前後の旅行計画でも旅の印象は大きく変わってくるでしょう。
温泉街には民芸品や地元の食材を使ったグルメスポットも点在しており、楽しみ方はさまざまです。温泉旅を満喫するために、気になるエリアや観光地もあわせてチェックしてみてください。

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温泉の前後の過ごし方
時間に余裕がある場合は、宿へ行く前に周辺の観光地を巡って自然や文化に触れてみてはいかがでしょうか。車で少し足を延ばせば、猪苗代湖や野口英世記念館など、福島を代表する名所も訪れることができます。
温泉に入った後は、宿でのんびりと過ごすのが一番。湯上がりの体を休めながら、地元の旬の食材を使った料理を味わったり、囲炉裏を囲んで語らったりするのも旅の醍醐味です。夜は静かな山の空気の中で星空を眺め、朝は早起きしてもう一度温泉に浸かるのもおすすめ。
中ノ沢温泉の自然と名湯を味わいつくそう!

四季折々の表情を見せる自然に包まれ、魅力たっぷりの酸性泉を誇る中ノ沢温泉。源泉かけ流しの湯に身を委ねれば、日々の疲れがふわりとほどけ、心も体も軽やかに。周辺には滝や湖、歴史ある名所も点在しており、温泉だけでなく自然散策や観光も楽しめます。都会の喧騒を離れ、自然と湯の恵みに癒やされる旅へ出かけてみませんか?
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:山本
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