NIPPONIA 出雲鷺浦漁師町

エリア: 島根県 / 出雲市大社
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北前船で栄えた漁師町の古民家で暮らすように過ごす

島根半島の北西部、鷺浦に佇む古民家の宿。鷺浦は、江戸時代中期から明治時代にかけて北前船の風待ち港として栄えた港町。その風情漂う街並みに佇む3棟の古民家を再生した宿が、2020年7月にオープン。かつて塩造りをしていた古民家だった「釜屋」には、海からの風が心地よい2つの客室「潮花」と「潮風」を設けた。北前船の船宿だった「濱古屋」には、「右舷」「左舷」の2つの客室を設け、そしてその離れは贅沢な一棟貸しとなっている。懐かしさ漂う古民家で、暮らすように過ごしてみては。

民芸調のお部屋

出雲・鷺浦の豊かな自然と風物に溶け込む宿
“忙しさ”から間をおいて豊かな時を過ごす

赤瓦の家並みが続くノスタルジックな漁師町は、静かな入り江と緑深い山に挟まれ、穏やかな時間が流れる。鷺浦に注ぎ込む八千代川では、春は岸辺に桜が咲き、初夏はカジカガエルの美しい鳴き声が響く。港町で釣りを愉しみ、地元の食材を味わうのも魅力。都会の喧騒を離れ、鷺浦の雄大な自然に抱かれて心ゆくまで寛ぎたい。

客室

「釜屋潮花」

元塩造りの商家の暮らしを感じる部屋。太い梁や床の間、優美な建具が往時の繁栄を偲ばせる。1階は8帖和室と中庭を眺める縁側。2階は広々としたツインの寝室で、窓からは連なる赤瓦の屋根や入り江の眺めが愉しめる。

「釜屋潮風」

フロント棟にある、キッチン併設の客室。1階は土間のダイニング、2階は海を間近に望む寝室となっている。屋外のフリースペースから眺める日本海の景色は格別で、心地よい潮風に吹かれて、至福のひとときを過ごしたい。

「濱古屋・母屋左舷」

1階は6帖和室とキッチン。キッチンは広い土間にあり、歳月を経た梁と土壁で、かつての海辺の暮らしが甦るようだ。箱階段を上った2階は梁を間近に見上げる板張り床14帖の寝室だ。※「左舷」とは、船の左側の通称。

「濱古屋・母屋右舷」

掘りごたつのある居間、ツインの寝室、ミニキッチンを配した客室。外壁の黒い焼杉板は、潮風から守る先人の知恵。その風景はまちの風物詩にもなっている。※「右舷」とは、船の右側の通称。

「濱古屋・離れ船宿」

北前船の船宿だった濱古屋の別邸を一棟貸切に。吹抜けの1階はテーブルを置いた土間のキッチン。中2階はロフト風のフリースペース。さらに階段を上った所に寝室があり、窓からは入り江や赤瓦の町並みが眺められる。

料理

セルフクッキングを愉しむ夕べ

夕食の基本スタイルは自炊。地元の食材や飲み物を持ち込んで、併設のキッチンで料理作りを愉しみ、豊かな時間を過ごせる。シェフの仕込んだ夕食セットもオーダーできる（要予約）。※「潮花」にはキッチン設備はなし。

海辺ならではの夕食メニュー

島根県近海で⽔揚げされた海鮮は、刺⾝のままいただくも良し、ダシにサッとくぐらせ、しゃぶしゃぶでいただくも良し。出雲の炊き込みご飯・しおけ飯や、旬の⾷材を地酒と醤油で甘く仕上げた昔懐かしい味を堪能しよう。

出雲の恵みをいただく朝食

和朝食のメニューは、島根県沖で水揚げされたノドグロの干物、島根県産米「きぬむすめ」の炊きたてご飯、味噌汁、地元の季節の野菜の炊き合わせなど。素朴で地域に触れる漁師町の朝ごはんに、ほっこり幸せな気分になる。

ロケーション

神話の国・出雲の夕日を眺める港町

出雲大社の北、日本海に面する鷺浦は、波静かな景勝地。北前船が風待ちで寄港した港町の風情が残る街並みには、赤い瓦屋根に黒い焼杉壁の家々が立ち並ぶ。穏やかに時間が流れる漁師町で、心静かに過ごしてみては。

地元に詳しいガイドと行く街並み探訪

記紀神話の時代より語り継がれる神社、北前船の歴史、廻船問屋だった家屋の特徴などを、ガイドが説明しながら案内してくれる。四季折々の自然、町並み全体が眺められる高台のスポットなど、鷺浦の魅力を満喫できる。

インフォメーション

NIPPONIA 出雲鷺浦漁師町 ( ニッポニアイズモサギウラリョウシマチ )
島根県 / 出雲市大社

住所

島根県出雲市大社町鷺浦126-1
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アクセス

車：山陰自動車道出雲ICから約30分、その他：出雲縁結び空港から車で約60分※出雲大社・日御碕方面国道431号経由
TEL

0853-25-9331
公式HP

https://nipponiaizumo.jp/sagiura/
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