Special Interview安田 美沙子
安田 美沙子

タレントとしてはもちろん、食育活動、ライフスタイル本の出版など、マルチに活躍する安田美沙子さん。プライベートでも、2児のママとして奮闘中。そんな安田さんが、世界遺産に登録されている古墳をはじめとした史跡めぐりや、自然の恵みを生かした特産品などが楽しめる大阪府羽曳野市へ。「羽曳野市は初めて」という安田さんに、今回の旅を振り返ってもらいました。

写真/山田大輔 スタイリスト/河野素子 ヘアメイク/NANA 文/大嶋恵理(Penseur)

Special Interview安田 美沙子
――大阪府の羽曳野市を巡っていただきましたが、いかがでしたか?

羽曳野の名前は以前から知っていましたが訪れたことがなく、今回が初めての旅でした。自然が豊かで空気もおいしく、魅力的な景色もたくさんあって「もっと早く来ればよかった!」と思いました。ワイナリーや古墳など、いろんな場所を巡らせていただき「こんな素敵な場所があったんだ!」と新しい発見ばかりで感動しました。

――特に印象に残っているスポットはどこでしょうか?

やっぱり古墳ですね。今回訪れた「応神天皇陵古墳」や「白鳥陵古墳」の大きさには驚きました。実は、私の出身地である京都にも古墳があり、幼少期は「古墳の中には何があるんだろう?宝物があるのかな?」などと想像を巡らせていたんです。それが今回「誉田八幡宮」で確認できました。「昔の馬具などが現存して残り、国宝になっているんだ!」と知れて、すごくロマンを感じましたね。幼少期の妄想が現実になったうれしさもありました。

Special Interview安田 美沙子
――羽曳野市のグルメはいかがでしたか?

食事はどれもおいしかったです! 中でも、野菜と魚介が本当においしかったですね。お昼をいただいた「MAISON INCO」や「エイトバース」もそうですが、野菜の種類が豊富だなあと感じました。珍しくて、どこかお洒落で、かつフレッシュで体にスッとなじむ感じがして……、普段の食事だと1食でこれほど野菜が摂れないので、女性にとってはうれしいですね。この2日間の旅で羽曳野の新鮮な食材をたくさんいただいて、体内から健康的になれた気がします。

Special Interview安田 美沙子
――大阪にワイナリーがあることはご存じでしたか?

知らなかったです。大阪市内からほど近い場所に、まるで海外のような景色が広がっていて「飛鳥ワイン」の広大なぶどう畑にもびっくりしました。大阪ワインを飲んだのは「河内ワイン」での試飲が初めて。「ごはんに合わせて飲むのもいいけど、本格的にワインを嗜む人にとっても楽しめる味だ」と思いました。職人さんが大事につくっているのが伝わってきてほっこりしました。大阪に電車でアクセスできるワイナリーがあるなんて、大人の観光スポットとしてもすごく魅力的ですね。

Special Interview安田 美沙子
Special Interview安田 美沙子
――古墳とゆかりの深い埴輪づくりにも挑戦していただきました。

器などはつくったことがありましたが、埴輪づくりは今回が初めて。「河内こんだハニワの里 大蔵屋」の方が優しく丁寧に教えてくださり、楽しく体験できました。ハニワの表情が決まる穴あけ作業は緊張の瞬間で……穴をあける場所や角度でつり目になったりして微妙に表情が変わるんです。でき上がったハニワを見せたら、「なんか似てるね」なんて言われたりして(笑)。つくりながらどんどん愛着が湧いていきました。とっても楽しかったので、次は子どもにも体験させてあげたいと思います。

Special Interview安田 美沙子
――次に羽曳野市を訪れるなら、どんなことをしてみたいですか?

ランニングが趣味なので古墳の周りを走ってみたいです。季節によって周辺に菜の花やコスモスが咲くとおっしゃっていたので、四季折々の古墳を楽しみながら走れたら、いつもより頑張れると思います。自然がいっぱいですごく癒やされそう。街の中に古墳があるのでカフェにも立ち寄りやすいですし「古墳カフェラン」とかいいですね!ぜひ企画していただきたいです(笑)

Special Interview安田 美沙子
――普段はどのような旅をしますか?

思い立ったらすぐ行動するアクティブ派で、結婚する前はその日のうちに飛行機を予約して一人旅へ出かけることも多かったです。国内だけでなく海外へも足を伸ばしていましたね。今は家族で国内旅行を楽しんでいます。子どもに自然体験をさせてあげたいので、自然と触れ合える場所を選ぶことが多いですね。あとは、知人からの口コミも旅先を選ぶきっかけになっています。ご縁だと思うので「ここいいよ!」と教えてもらった場所にはできるだけ足を運ぶようにしています。その土地の文化がはっきり感じられる島観光は特に好きで、歴史を学びながら観光地を巡るのはとても面白いです。

Special Interview安田 美沙子
――安田さんにとって旅の魅力とは?

「人との出会い」ですかね。その土地の人と出会えたことで見られる景色や食べられるグルメなどを堪能したいです。ガイドブックには載っていない新しい発見があったりして、ワクワクするんです。振り返ると、旅を通して出会った人との思い出が一番残っています。

Special Interview安田 美沙子
安田 美沙子Misako Yasuda
Profile

1982年4月21日生まれ、京都府出身。タレント。様々な番組に出演。2014年に結婚し、現在は2児の母。食育インストラクター、健康食コーディネーターの資格を取得。また、日本の文化を学びながら日常を豊かにするプロダクトも開発し自身のブランド「FOUR O FIVE」をスタートさせる。ランナーとしても活動し、著書『安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし美・食・走るーーー私のゆる楽しい日々の習慣~』(小学館)も好評発売中。

衣装協力

1日目/ジレ61,600円、中に着たカットソー6,050円、スカート35,200円(すべてル フィル/ル フィル ニュウマン 新宿店 03-6380-1960)ピアス20,900円、バングル63,800円(ともにブランイリス/ブランイリス トーキョー 03-6434-0210)バッグ12,100円(アドカラム/アダム エ ロペ 0120-298-133)ローファー18,700円(エフ バイ ウェルフィット/ダイアナ 銀座本店 03-3573-4005)

2日目/ピアス22,000円(ブランイリス/ブランイリス トーキョー 03-6434-0210)バッグ12,100円(アドカラム/アダム エ ロペ 0120-298-133)靴18,700円(エフ バイ ウェルフィット/ダイアナ 銀座本店 03-3573-4005)ワンピース(スタイリスト私物)

協力大阪府羽曳野市
編集長播磨雄介
編集阿部大亮
アドバタイジング中川雅支
デザイナー申恵晶(Penseur)
HTMLコーダーPenseur
発行人井上秀嗣
発行元株式会社ブランジスタメディア
東京都渋谷区桜丘町20番4号ネクシィーズスクエアビル
03-6415-1183