×

FO-CAL[フォーカル]

宮澤エマ インタビュー

FO-CAL[フォーカル]
Special Interview 宮澤エマ

北条家ゆかりの地として知られる静岡県伊豆の国市。東京都心部からわずか1時間半という好アクセスのうえ、豊かな自然に囲まれ温泉、食、文化など見どころ満載な地でもあります。「大河ドラマの地をゆっくりと巡ることができて、新たな発見があった」という宮澤さんに、旅の感想や出会いについて聞きました。

――ご出演中の大河ドラマの舞台、伊豆の国市を巡っていただきましたが、いかがでしたか?

とても充実した2日間でした。これまで大河ドラマの撮影で何度かお邪魔していたんですけど、いずれも夜遅くに入って早朝からロケをして、翌日のお昼前には東京へ帰るというスケジュールで、あまり市内を満喫できていなかったんです。でも、今回は日中に観光スポットをいくつか巡って、土地のおいしいものを食べさせていただいて、文化にも触れられて、まるでプライベートのような感覚で楽しませていただきました。

FO-CAL[フォーカル]
Special Interview 宮澤エマ

――特に印象に残っているスポットはありますか?

どれも印象的でしたけれど、伊豆パノラマパークからの景色は圧巻でしたね。大河ドラマの時代とはまちの様子は全く違うものになっていますが、一望できる山々やそこにある自然はきっと当時から変わらずそこにあって、「ああ、この地であの歴史上の人物たちが生きていたんだな」と感慨深かったです。残念ながら今回は叶わなかったんですが、天気が良い時は頂上から富士山も見られると聞いたので、晴れていればより壮観な風景が見れたんだろうなと。あとは、寺院や世界遺産の韮山反射炉など歴史を感じる場所もありつつ、ボンボンベリーのような新しいスポットもあって、新旧のギャップを楽しめたのもおもしろかったです。

FO-CAL[フォーカル]
Special Interview 宮澤エマ
きっと昔から変わらない景色。自然も文化も、受け継がれるまち
FO-CAL[フォーカル]
Special Interview 宮澤エマ
宮澤エマ インタビュー

――食の魅力もたくさんあったと思いますが、印象に残っているものは?

ボンボンベリーでいただいた、いちごソフトには心躍りましたね。しっかりといちごの濃い味がして、だけど爽やかでとてもおいしかったです。伊豆の国市はいちごが特産品なんですよね。大人になるとなかなかソフトクリームを食べる機会って少なくなると思うんですけれど、旅に出るとなぜか食べたくなります。他にも、反射炉ビヤレストランほむらでいただいたビールの飲み比べもとても楽しくて、いろんな種類を味わっちゃいました。

宮澤エマ インタビュー
宮澤エマ インタビュー
FO-CAL[フォーカル]
Special Interview 宮澤エマ
宮澤エマ インタビュー

――ビールのテイスティングでは、終始楽しそうな様子でしたね。

気づきましたか(笑)? もともとお酒は好きなのですが、あまりビールはたくさん飲む方ではないんです。でも、あれだけの数のテイスティンググラスがずらっと並ぶとテンションが上がりますよね。お店の方からも頻繁にフレーバーが更新されると伺ったので、多分いつ行っても違ったラインナップが楽しめるんじゃないでしょうか。ロケーションも反射炉を目の前にする席があったので、歴史を味わった後にビールを味わうというのも楽しいなと。次回は日本酒酵母を使用しているという「大吟醸政子」をぜひいただきたいですね。

FO-CAL[フォーカル]
Special Interview 宮澤エマ
宮澤エマ インタビュー

――香山寺では坐禅体験もしていただきました。

坐禅は以前にも体験したことがあるんですけど、あんな素敵な高台のお寺で風を感じながらという経験は初めてだったので少しの時間でしたが精神統一できました。ご住職に警策をいただいたんですけれど、一瞬パシッと打たれた衝撃が走って、そのあとは痛くないんです。不思議な体感というか、己の邪念を払って背筋がしゃんとなる、とても晴れやかな気分になりました。海外とかでも教会や寺院に行くのが好きなので、普段の生活では感じない空気を感じられた、とても貴重な時間でした。

FO-CAL[フォーカル]
Special Interview 宮澤エマ
かわいいカフェでのひと休みも旅には必要
FO-CAL[フォーカル]
Special Interview 宮澤エマ
宮澤エマ インタビュー

――宮澤さんは普段どんな旅をされますか? また旅に求めるものはなんですか。

やっぱり、毎日の生活のリズムから抜け出して普段はやらないことを気軽にやることができる非日常なところが好きですね。一人旅なら、あえて行かないところへ行ってみたり、食べないものを食べてみるっていうのが多い気がします。以前京都で一人旅をしてみたことがあるのですが、移動時間が30分以上かかるところに足を運んだんです。普段なら億劫になってしまう移動も、せっかくだったら行ってみようって思えるんですよね。そうやって、自分のセーフティゾーンを飛び出してみると、普段出会わない人との出会いや、とても行動的になっている自分にも出会えます。まさに一期一会ですよね。そういう瞬間を積み重ねると、ものすごくリフレッシュできます。

コロナ禍で旅に対する考え方も変わってきていて、“せわしなく観光をすること”から、もっとパーソナルな旅へ意識が向いているように思います。その場所で出会うもの、体験することに対して自分にとってどういう意味があるのかを考えるようになりました。例えば今回の坐禅体験や景色を見ること、全てに対してもっと自分の中の満足度を優先してもいいのかも、そんなふうに思いますね。

FO-CAL[フォーカル]
Special Interview 宮澤エマ
宮澤エマ インタビュー

――また伊豆の国市を訪れた際には、どんな旅をしてみたいですか?

次は違う季節にまた来てみたいですね。季節が変われば今回とは違った風景が見られると思いますし、茶摘み体験やいちご狩りもしてみたいです。それぞれの観光スポットが比較的近いので車で巡ってもいいのですが、レンタサイクルができると聞いたので、自分の足で巡るのもいいかもしれないです。おいしいものをたくさんいただいて、食べたら身体を動かして、そうしたらまた新しい出会いがあるかもしれませんね。

FO-CAL[フォーカル]
宮澤エマ
宮澤エマ
Profile

東京都生まれ。2012年デビュー後、2013年宮本亜門氏演出の「メリリー・ウィー・ロール・アロング~それでも僕らは前へ進む~」で初舞台。2020年 連続テレビ小説「おちょやん」( NHK )で注目が集まる。ラジオ、舞台、ドラマ、映画などジャンルにとらわれず活躍の場を広げ、現在大河ドラマ「鎌倉殿の13人」( NHK )に出演中。

衣装協力

・1日目/トップス34,100円(Pheeta|UNITED ARROWS 03-5785-6312)、パンツ 20,900円(Sara mallika|パサンド バイ ヌキテパ 03-6427-9945)、バッグ 44,000円(CINOH|MOULD 03-6805-1449)、ピアス26,400円、ネックレス11,000円、チャーム 15,400円(アガット 0800-500-5000)※その他、スタイリスト私物

・2日目/ワンピース30,800円(mala KALANCHOE.|パサンド バイ ヌキテパ 03-6427-9945)、バッグ37,400円(ORSETTO|HOUSE OF LOTUS 03-6431-0917)、ピアス17,600円(ノジェス 0800-500-5000)※その他、スタイリスト私物

※表示価格はすべて、税抜き表示となります。

FO-CAL[フォーカル]

制作依頼

静岡県伊豆の国市

FO-CAL[フォーカル]

編集長

播磨雄介

編集

阿部大亮、細淵佳奈子、石川 葵、福田桃子
大熊静香、吉川綾乃、白田麻依子、松澤都呼

アドバタイジング

都築優人

デザイナー

松田 洋(ヒストリアル)

HTMLコーダー

ヒストリアル

発行人

井上秀嗣

発行元

株式会社ブランジスタメディア

東京都渋谷区桜丘町20番4号 ネクシィーズスクエアビル
03-6415-1183

ぶらり湯めぐりを楽しむ 癒しの温泉宿

FO-CAL[フォーカル]
contents