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FO-CAL[フォーカル]

まだまだ知らない京都めしの魅力

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京都は、長い歴史のなかで国内外から入ってきた文化と地元の文化とが入り混じり、地域ごとに多様な文化が築かれてきました。「食」も例外ではなく、良質の水や肥沃な土壌といった自然の恵みを背景に、独自の発展と進化を暮らしとともに遂げてきました。ここではまだ知られていないさまざまな「京都めし」を紹介。「食」を通して、京都のより奥深い文化を知る旅へと出かけましょう。

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漁師めし

沿岸や沖合など漁業をする場所により漁獲方法は異なりますが、京都府の多くは「大型定置網漁」が採用されています。古くから漁業が盛んに行われてきた宮津や伊根でも、この方法で魚が獲られており、新鮮な魚を使った漁師めしを食べることができます。ミネラルを多く含む伊根湾の魚は、どう調理しても絶品。舟屋に住む人々は、「もんどり漁」と呼ばれる方法で魚を獲っており、魚のアラや内臓を餌として使って罠を仕掛ける伝統的な漁法は、無駄がなく、自然とともに共存し続けてきた町の人々の知恵が感じられます。

[DATA]
https://www.kyoto-kankou.or.jp/kyoto_gastronomy/ja/umi.html

漁師めし
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京都の伝統肉「丹波牛」

「丹波牛」とは京都府内で長く飼養され、日本食肉格付協会による規格が「A5、B-5及びA-4、B-4」という最高ランクであることが認定された黒毛和牛のことです。京都の食と聞き、牛肉をイメージする人は少ないかもしれませんが、1310年に描かれた和牛書「国牛十図」には「丹波牛」の記述があることからもわかるように歴史と伝統のある京都めしといえます。きめ細かな舌触りと、旨味のある脂肪分の絶妙なバランスをぜひ一度楽しんでみてください。

[DATA]
https://www.kyotobeef.com/

京都の伝統肉「丹波牛」
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お茶の佃煮

食を堪能する上で、欠かせないのがおいしいご飯のお供。そこで紹介するのが「お茶の佃煮」です。お茶の産地として有名な和束町産の茶葉に実山椒、ちりめんじゃこを加えて煮たもので、深い味わいにご飯が進みます。太陽の光をたっぷりと浴びて育った茶葉には、カフェインやカテキン、ビタミン類も含まれており栄養満点。その質の高さから「山城の食を味わうふるさと加工食品コンクール」にて入賞を果たしました。

[DATA]
和束茶カフェ
住所/京都府相楽郡和束町白栖大狭間35
電話/0774-78-4180
時間/10:00~17:00
定休日/年末年始(冬期は毎週月曜日)

お茶の佃煮
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竹の子姿ずし

古都・長岡京のある竹の里・乙訓エリアは多くの竹林に囲まれており、日本最古の物語「竹取物語」の舞台になったといわれています。そんな風情ある竹林から採れた竹の子を酒やみりん、鰹節などでじっくりと煮込み、すし飯を詰め込んだら「竹の子姿ずし」が完成。竹の子本来の美しい見た目や、やさしい味わい、柔らかな歯ごたえに、すし飯に加えられた木の芽、柚子の香りがさらに食欲をそそります。西山山系の湧水があり、気候と風土に恵まれた長岡京市が生み出した自然の恵みを堪能してください。

[DATA]
京の味処うお寿
住所/京都府長岡京市今里2-17-8
電話/075-951-0325
時間/11:00~21:00
定休日/月曜日(祝祭日を除く)

竹の子姿ずし

京都のカルチャー、再発見の旅

京都ならではの特産スイーツ

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