浅間山や蓼科山、八ヶ岳連峰などの山々に囲まれ、ゆったりとのどかな美景が広がる佐久市。都心から新幹線で約1時間とアクセス便利で日帰りもできますが、絶景やグルメ、体験などを満喫し尽くすなら、1泊2日がおすすめ。佐久市初訪問の永尾まりやさんが、まちの魅力を訪ねました。
写真/山田大輔 スタイリスト/藤井エヴィ
ヘアメイク/波佐間悠子 文/若宮早希
※新型コロナウイルスの影響により、施設の営業状況が変更になっている場合があります。
最新の公式情報をご確認ください。
浅間山や蓼科山、八ヶ岳連峰などの山々に囲まれ、ゆったりとのどかな美景が広がる佐久市。都心から新幹線で約1時間とアクセス便利で日帰りもできますが、絶景やグルメ、体験などを満喫し尽くすなら、1泊2日がおすすめ。佐久市初訪問の永尾まりやさんが、まちの魅力を訪ねました。
写真/山田大輔 スタイリスト/藤井エヴィ
ヘアメイク/波佐間悠子 文/若宮早希
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自然豊かな里山にある乗馬クラブ。乗馬が初めての人から馬術のスキルアップを目指す人まで、レベルに合わせたレッスンを受けられます。初心者向けの「お試し乗馬」では、手綱の持ち方や馬上での姿勢などをインストラクターが丁寧に教えてくれます。慣れてきたら、馬の背に揺られながら景色を楽しみましょう。乗馬の後は、馬の顔を拭いたり、にんじんをあげたりコミュニケーションを。体験乗馬の次は、通常レッスンにステップアップを目指しましょう。
[DATA]
住所/佐久市春日5928-11
電話/0267-52-2012
時間/9:00~16:30
定休日/水曜日・第3火曜日
料金/お試し乗馬4,400円(20分)
温泉が湧き出す春日にある、手作りチーズの工房&販売ショップ。ヨーロッパの製造方法をベースに、地元の日本酒蔵の蔵付き乳酸菌や春日温泉の温泉水を使用するなど、長野らしいチーズを生み出しています。チーズに合う料理やワインはお店の人に聞いてみて。永尾さんは「おうちでワインとともにいただきたいです」と、温泉を使ったウォッシュチーズKASUGAを購入しました。歩いてすぐのところには、チーズカフェ&バルの「ボスケソ・ウマバル」もあります。
[DATA]
住所/佐久市春日2208-2
電話/050-1170-2575
時間/10:00~17:30
定休日/金~月曜日(ボスケソ・ウマバルは営業)
東京やヨーロッパで腕を磨いたオーナーシェフ・上原さんが営む、田園風景に囲まれた一軒家レストラン。野菜やきのこ、ジビエ、川魚など、食材は信州産のものが中心です。なかでも佐久市産の無農薬野菜は滋味たっぷりで、「味も香りもいい」と上原さんも太鼓判。また、佐久市の特産品である鯉を用いた料理は、身だけでなく皮や内臓までも使用。クセがなくおいしいと評判で、ここでしか食べることのできない料理に足繁く通うファンも多数。メニューはコース料理のみで、内容は季節により異なります。ランチ10,000円、ディナー15,000円。
[DATA]
住所/佐久市春日2291-3
電話/0267-52-2080
時間/12:00〜13:00L.O.、18:00〜22:00L.O.
定休日/木曜日・金曜日のランチタイム
地元農家が育てた佐久平の野菜やフルーツなどの農産物、地元食材を使った加工品、工房で作る自家製パン、道の駅オリジナルのスイーツなどを販売。郷土料理レストランの咲恋(さくこい)テラスでは、信州蓼科牛や信州米豚を使った料理、信州野菜が乗ったカレーなどを味わえます。恋花(こいばな)カフェでは、望月高原ソフトクリーム350円が大人気。無料休憩所や観光情報コーナー、芝生広場のふれあいパークも併設しています。
[DATA]
住所/佐久市伴野7-1
電話/0267-78-3383
時間/9:00~18:00、レストランは~16:00
定休日/12月31日、1月1日
「成田山薬師寺」は、愛染明王、薬師如来、大日如来、不動明王などが祀られている真言宗の寺院。お寺の参道に鎮座するのが、地元の人々に愛される「ぴんころ地蔵」です。「元気に長生きし(ぴんぴん)、寝込まず楽に大往生(ころり)したい」という願いが込められ、穏やかな表情で参拝者を見守っています。成田山薬師寺の大きな赤い鳥居をくぐると、佐久市の名物を商う仲見世が。さらに毎月第2土曜日には参道にお店が立ち並ぶ「山門市」で賑わいます。
[DATA]
住所/佐久市原467
電話/0267-62-0559
時間/成田山薬師寺6:00~17:00(授与所は8:00~)、ぴんころ地蔵は見学自由
定休日/無休
料金/参拝無料
佐久市を中心に、周辺には13軒の酒蔵があり、日本酒造りが盛んな地域。創業300年以上の橘倉酒造に併設する「酒蔵ホテルKURABITO STAY」では、酒蔵敷地内にある「広敷(ひろしき)」と呼ばれる蔵人がかつて寝泊まりした建物に宿泊できます。木の温もりあふれる空間にリノベーションされ、1階はラウンジ、2階はコンパクトながらモダンにデザインされた寝室になっています。10〜3月は、実際に酒造りを体験できる2泊3日の蔵人体験プログラムも開催。本格的な酒造りに挑戦する3日間を過ごしてみては?
[DATA]
住所/佐久市臼田623-2
電話/0267-74-0588
料金/7万9,800円(2泊3日の1名料金、3食付き)
毎年5月に開催される佐久バルーンフェスティバルで注目を集める佐久市。気球初挑戦の永尾さん、「空気が澄んでいてとても気持ちいいです。気球からの景色は絶景です!」と感動。上空からは佐久市のまち並みや浅間山、北アルプスなど360度のパノラマを楽しめます。旅行者でも気軽に気球に乗れる「熱気球係留体験」も人気です。ロープで係留した熱気球に乗り込み、地上15~20メートルまでふわり! 佐久バルーンフェスティバルや夏季不定期開催の、体験搭乗会で乗ることができます。
[DATA]
熱気球の搭乗体験(係留)
電話/0267-62-3285(佐久市観光課)
佐久バルーンフェスティバル
会場/佐久市鳴瀬505-1 千曲川スポーツ交流広場
会期/2023年は5月3日~5日
電話/0267-62-3285(佐久市観光課)
かつて養蚕業が盛んだった佐久市では、出荷されなかったくず繭から糸を紡いで布を織り、着物を仕立てたといいます。機織りの技術継承に取り組む岩崎さんが2022年10月にオープンしたのが、築100年以上の趣ある古民家で機織りや藍染めを体験できる工房です。5~9月は、講師のレクチャーのもと機織り機でコースターや、藍染めの手ぬぐい・ハンカチを作ることができます。古民家に1棟貸し切りでステイできる宿泊施設も併設しています。
[DATA]
住所/佐久市内山148-1
電話/0267-67-2013
時間/5~9月の10:00~14:00(宿泊ゲストがいる日は体験不可、電話にて要問い合わせ)
定休日/金曜日(前日までに予約)
料金/藍染&機織&かまど飯体験セット8,000円
(最低人数2人・1日1組限定)
「地域で最も農に近いお店」をコンセプトに、小麦や米、野菜、フルーツなど、佐久市内の農家から直接仕入れた食材を使った季節感ある料理を提供。ランチは彩り豊かなオープンサンドを味わえます。永尾さんは「自然そのものの味がします!」と野菜のおいしさに感動。2軒お隣の「Maru Cafe 商店」では、自家製マスタードやおすすめの調味料、自家栽培小麦のクッキーなどを販売しています。一棟貸し宿の「awai」も2023年にオープン予定なので要チェックです。
[DATA]
住所/佐久市平賀5341-1
電話/070-4437-7614
時間/ランチ・喫茶:金・土・日曜日の11:00~16:00(ランチL.O.14:00)、朝食:土曜日の8:00~、夕食:予約制(月~木曜日も予約可能)
定休日/月~木曜日
明治8年(1875年)に完成した旧中込学校は、国内の学校建築のなかで現存する最古級の擬洋風建築物です。「太鼓楼」と呼ばれる八角塔や色鮮やかなステンドグラスの丸窓など、レトロなデザインが素敵。校舎内には歴史を感じる机や椅子、教材などが展示され、かつての学校風景に思いを馳せることができます。展示品のオルガンを弾いてみた永尾さん。「小さくてかわいいですね。ペダルを踏んで演奏していたんですね!」とレトロな学校を楽しみました。
[DATA]
住所/佐久市中込1877
電話/0267-62-3285(佐久市観光課)、0267-63-5321(佐久市教育委員会文化振興課)
時間/9:00~16:00(4~10月は~17:00)
定休日/月曜日、第2火曜日(1月・2月は毎週火曜日)、祝日の翌日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
料金/観覧料260円
浅間山の名水で仕込んだ本格プレミアムビール「THE 軽井沢ビール」で知られるブルワリーへ。クラフトビールの製造所として最大規模を誇る工場は、日本画家・千住 博氏の作品が飾られた美術館のような施設で、仕込みや濾過、缶充填などの工程を見学可能です。見学後は名画に囲まれたビアホールで、できたての生ビールを試飲しましょう。併設のショップでは、お土産にTHE 軽井沢ビールを購入できます(ショップは工場見学参加者のみ利用可能)。
[DATA]
住所/佐久市長土呂64-3
電話/0120-919-144
時間/工場見学1日5回開催(所要1時間)
※ホームページより要予約
定休日/なし(臨時休業あり)
料金/工場見学500円(20歳以上)