旅の始まりに訪れたのは、道崎展望台。四万十川河口の海岸線沿いに広がる西南大規模公園の中にある、隠れた絶景スポットです。標高33.5ｍの位置に建てられた約7ｍの展望台を登ると、一面に太平洋の水平線が現れます。そして、目線を移すと全長196ｋｍに及ぶ西日本最長の四万十川と、太平洋が交わる壮大な景色を望むことができます。公園内に青々と生い茂る自然の香りに包まれながら、海と川がつながる絶景を楽しむひとときを過ごしてみては？

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住所／高知県四万十市下田
電話／0880-35-4171（四万十市観光協会）

土佐中村、四万十の郷土料理の数々で地元の人に親しまれる郷土料理 花ぜんでランチタイム。「四万十産うな丼」は、30年以上にわたる継ぎ足しのうなダレを使い、うなぎを昔ながらの作り方でふっくらと焼き上げた一品。四万十川のキレイな水で育ったうなぎは臭みがなく、山椒いらずなのだとか。そのほか、季節の酢ミカンを絞ったさっぱりした味わいの「ひっつけ寿司」、地元の食材をずらりと集めた一番人気の「花ぜんおまかせ定食」なども。

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住所／高知県四万十市中村東町1-8-19
電話／0880-34-5088
時間／昼11:00～14:30、夜17:00～21:30
定休日／水曜日

増水時、川に沈むことを想定して設計された欄干のない橋を「沈下橋」といいます。四万十川には48本もの沈下橋が架かっており、中でも四万十川の最下流にある佐田沈下橋は、青色の橋脚が印象的な全長291.61mの最長の沈下橋として全国的にも有名です。川や自然の力を制御しようとするのではなく、自然と折り合いをつけながら暮らしてきた先人の工夫によって架けられた沈下橋の姿は、四万十市を象徴する景色であるとともに、古き良き日本の原風景を思わせます。

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住所／高知県四万十市佐田
電話／0880-35-4171（四万十市観光協会）

沈下橋で自然を感じたあとは、喫茶ウオッチでコーヒーブレイク。扉を開くと、ヨーロッパ調のクラシカルなインテリアに、ジャズが流れるレトロ感満載の落ち着く空間が広がります。創業から50年変わらないというオリジナルのブレンドコーヒーは、程良い酸味と豊かな香り。米粉を使ったふわふわでもっちりとした食感が人気のシフォンケーキなど、各種スイーツにサンドイッチやスパゲティといったお食事も味わえ、地域の憩いの場として愛されています。

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住所／高知県四万十市中村京町2-3
電話／0880-34-5796
時間／8:30～17:00
定休日／日曜日、月曜日、臨時休業あり

単一地域として全国最多の81種類ものトンボが確認されている日本一のトンボの保護区、トンボ自然公園。その園内にある四万十川学遊館では、四万十川のトンボをはじめ、世界中の昆虫の標本が見られ、トンボの知識が深まるユニークなクイズなども盛りだくさん。また、四万十川をはじめ世界中に生息する魚たちを水槽で見ることもできます。四万十川の豊かな自然を、トンボ博物館と水族館の多彩な展示を通して、楽しみながら学べるスポットです。

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住所／高知県四万十市具同8055-5
電話／0880-37-4110
時間／9:00～17:00
定休日／月曜日（祝祭日の場合は翌日）、ゴールデンウイーク※春・夏・冬休みは無休
料金／大人880円、中高生440円、小人330円

高知県のグルメといえば鰹のタタキ。四万十市では、塩ダレで鰹を食べる「中村の塩たたき」がポピュラーです。厨房 わかまつは、漫画『美味しんぼ』で紹介されたこともある塩タタキの名店。店主が祖母から受け継いだという伝統のレシピで新鮮なカツオの旨みをギュッと凝縮。すばやく調理された絶妙な叩き加減と塩ダレの塩梅はまさに職人技。川エビやウナギ、鮎、ごりなど川の幸も逸品揃い。四万十の柑橘、「ぶしゅかん」を絞った酎ハイと一緒に召し上がれ。

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住所／高知県四万十市中村愛宕町17
電話／0880-35-0051
時間／17:00～22:00
定休日／月曜日

四万十天文台がある四万十市の西土佐地区は、四万十川の中流域に位置し、1988年に「星空の街」に選ばれています。四万十天文台では、周囲に街灯が少ない天体観測にベストな環境で、空一面に輝く満点の星空を見ることができます。また、4mの観測ドームには本格的な天体望遠鏡が設置されているので、肉眼では見られない惑星の姿や星雲、星団なども観測できます。星の専門家「星憧アテンダント」の解説を聞きながら、星空の旅に出かけてみては？

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住所／高知県四万十市西土佐用井1100
電話／0880-52-2225
時間／20;00～21:00
定休日／水曜日、臨時休業あり

四万十川のほとりにある四万十カヌーとキャンプの里 かわらっこでカヌーツーリングを満喫。雄大な四万十川をカヌーに乗って進み、開放感を味わいながら豊かな自然を全身で体感できます。川面から間近に眺める沈下橋は迫力満点。川の流れがゆるやかなので、初心者にもおすすめです。さらにサップツーリングを楽しめるほか、電源や流し台を完備した便利なキャンプサイトがあり、キャンプスポットとしても人気。

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住所／高知県四万十市田出ノ川24
電話／0880-31-8400
時間／8:00～18:00
定休日／10月1日～6月30日は月曜日（祝祭日の場合は火曜日）※7月1日～9月30日は無休

四万十川屋形船なっとくで、風情たっぷりの屋形船クルージングへ出発です。静かに流れる四万十川で船に揺られていると、川のせせらぎや鳥の声、緑の香りを感じられ、のんびりとした時間を過ごせます。高瀬沈下橋を下からくぐるコースも、屋形船の醍醐味のひとつ。船内はテーブル・イス席の船もあり、寛ぎやすいのも嬉しいポイント。ゆっくりと動いていく景色を望みながら特製のお弁当を味わう40分～50分の遊覧で、とっておきの旅の思い出を。

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住所／高知県四万十市田出ノ川846-1
電話／0880-38-2918
時間／8:00～17:00（運航時間／9:00～16:00※1時間毎に運航）
定休日／年中無休
料金／大人（お1人様）2,200円＋お食事代、小人（お1人様）1,100円＋お食事代
※予約制

地図を見るとわかる通り、四万十川はくねくねと蛇行を繰り返しながら流れています。この特徴的な蛇行によって、静かな流れ、清らかな水質、豊富な水生生物といった川の魅力が作られているのです。ポスター・パンフレットなどでも見かけることが多い岩間沈下橋は、四万十川がダイナミックな蛇行を眺めるのにぴったりなスポット。橋の上にある岩間四万十茶屋からは大きくカーブした川の姿が見られ、気象条件により青い空や周囲の山が川面に映し出されることもあるのだとか。

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住所／高知県四万十市佐田
電話／0880-35-4171（四万十市観光協会）

四万十川の景色を味わいつくす旅の終着地は、店内に置かれた軽トラがインパクト大な道の駅 よって西土佐。旬の野菜や地元の人たちが手作りした品が、盛りだくさんに取り揃えられたアットホームな雰囲気です。四万十市や地域の食材を活かしたユニークなオリジナル商品も豊富に並び、お土産選びにぴったり。テナントには、天然鮎の塩焼きを実演販売している「鮎市場」、ハンドメイドケーキの「ストローベイル SANKANYA」、西土佐の食材を使った「西土佐食堂」。

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住所／高知県四万十市西土佐江川崎2410-3
電話／0880-52-1398
時間／水々しい市場7:30～18:00、西土佐食堂11:00～15:00、
　　　鮎市場8:30～17:00、ストロベイルSANKANYA10:00～17:00
定休日／12月～2月は火曜日（祝祭日の場合は営業）※3月～11月は無休