旅のしめくくりはコレ!松江の名産みやげ&地元グルメ

おみやげにぴったりの名物や松江っ子が愛するソウルフードなど
まだある松江のいいものをまとめてご紹介。

名産みやげ

松江の銘菓

松江藩松平家七代藩主・不昧公(ふまいこう)が茶の湯を好んだことから、松江は京都、金沢に並ぶ菓子処であり、お茶処。お抹茶とともに和菓子を楽しむ文化が根付いています。紅葉と川の水を表わした「山川」、菜の花畑に蝶が飛んでいるような「菜種の里」、緑が美しい求肥餅の「若草」は、不昧公が命名した松江の銘菓で、お土産にぴったり。

お抹茶のおともにぴったりな 不昧公ゆかりの和菓子
松江の銘菓
松江の銘菓

しじみ

汽水湖である宍道湖は魚介の数が多く、うなぎや白魚などが宍道湖七珍として珍重されています。なかでも、漁獲量日本一を誇るのがしじみ。日本でとれるしじみのなかでも美味で知られるヤマトシジミで、粒がそろって肉厚。みそ汁はもちろん、蒸し焼きやバター焼きなどで、食卓で親しまれています。カルシウム、鉄分など栄養も豊富。

しじみ
宍道湖でとれた 味わい深い日本一のしじみ
しじみ

日本酒

神話の時代から酒造りで知られる出雲。中国山地からの清水がわき、良質な酒米がとれる酒造りにぴったりの土地柄です。なかでも有名なのは米田酒造の「豊の秋」、李白酒造の「李白」、国暉酒造の「国暉」。試飲のできる蔵元やお店もあるので、料理との相性などを聞きながら、お気に入りの一本を選んでみては。

日本酒
水のおいしいところに名酒あり 日本酒発祥の地のお酒を楽しんで
日本酒

あご野焼き

あごとは山陰地方でのトビウオの呼び名で、あごが落ちるほどおいしいことからその名がついたといわれます。あご野焼きは、粘りのあるトビウオのすり身を地酒とともに棒に巻き付け焼いたもの。ちくわの3倍ほどの太さがあり、黒っぽい身が特徴です。魚のうまみと豊かな香り、香ばしい焼きと歯ごたえが絶品で、おつまみにぴったり。

あごが落ちるほどおいしい 日本酒に合う練り物
あご野焼き
あご野焼きあご野焼き

楽山焼

松江藩松平家の御用窯として創業し、七代藩主・不昧公が再興した歴史ある窯元。抹茶碗や水差しなどの茶道具が多く、伊羅保写しと呼ばれるざらざらとした手ざわりと刷毛目が特徴です。落ち着いた色合いや色絵に気品が漂います。茶の湯の町・松江ならではの、伝統を感じる焼物です。

松江藩の時代から続く 歴史ある窯元の美しい器
楽山焼

地元グルメ

カツライス

ごはんの上にカツをのせ、その上にデミグラスソースをのせたカツライス。昭和初期に大阪で誕生し、それが松江のレストラン西洋軒で提供されて広まった、松江のソウルフードともいえる存在です。西洋軒のカツライスはサクサクのカツに長年継ぎ足された、濃厚なデミグラスソースがかかった絶品です。

レストラン西洋軒
住所/松江市片原町111

ごはんの上にカツとデミグラスソース サクサクと濃厚がまじりあう、松江の味
カツライス
カツライス

おでん

松江市民はおでんが好きで、街中にはいたるところにおでんの看板が。だしは特産のあごだしが多く、セリや春菊などの葉物が入ったり、あご野焼きやつくね団子など、海産物が入るのが特徴なのだとか。人気店・庄助のおでんは季節の野菜を油揚げに詰めた巾着や、シューマイ、卵焼きなどの変わりダネもあり、日本酒がすすみそう。

おでん庄助
住所/松江市八軒屋町16

だしと具材のバリエーションに特徴あり 松江人が日本酒と一緒に楽しむ味
おでん
おでん

ヨーグルトパン

松江で40年以上続くパン屋さん・パンェブールの名物がヨーグルトパン。ふわふわの白いパンに、ヨーグルトクリームがたっぷり入ってほどよい甘さとほんのりした酸味がクセになります。冷凍保存バージョンもあり、こちらは中のクリームが心地よいひんやり感。クリームに抹茶を加えた抹茶ヨーグルトパンもあります。

パンェブール
住所/松江市石橋町421

ふわふわの白パンに さわやかなクリームがたっぷり
ヨーグルトパン
ヨーグルトパン