お腹も心も満たされる
白糠・釧路でゆるトリップ

1泊2日のRefresh Trip 白糠町[北海道]

公開日2019.12.05
お腹も心も満たされる
白糠・釧路でゆるトリップ

広大な大地と果てしない海。どちらの魅力も満喫できる白糠町でおいしいものに出合ったら、足を延ばして釧路湿原と北の動物たちにも挨拶を。冬景色が美しい北海道東部をのんびり巡ります。

写真/土山大輔(TRON) 文/相田玲子

TIME SCHEDULE

1日目

10:00

たんちょう釧路空港を出発

車で約35分

11:00

「Cuore(クオーレ)」でラム肉ランチ

車で約10分

13:00

「白糠酪恵舎」で絶品チーズを購入

車で約15分

14:00

「ウレシパチセ」でアイヌ文化を学ぶ

車で約15分

15:30

「恋問海岸」で太平洋を一望

徒歩ですぐ

16:00

道の駅「恋問館」でお土産をゲット

宿泊地・釧路へ

2日目

09:00

「釧路和商市場」で勝手丼を朝食に

車で約30分

10:30

木道散策と展望台で「釧路湿原」の自然を満喫

車で約16分

12:30

「釧路市丹頂鶴自然公園」でタンチョウを観察

車で約7分

14:00

「釧路市動物園」で北の動物たちに出合う

車で約30分

16:00

「幣舞橋」の幻想的なライトアップを見に行く

車で約30分

17:00

たんちょう釧路空港へ

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1st DAY /
自然が育む食と食材のまち 白糠町へ

11:00

牧場直営レストランで
羊肉料理のおいしさを堪能

Cuore
(クオーレ)

“日本一の羊飼い”の異名をとる「茶路めん羊牧場」直営のファームレストラン。イタリアン出身のシェフが、羊の月齢やその日の肉の状態、気温なども見ながら火の入れ方を繊細に変え、羊本来の旨味を最大限に引き出します。「臭みが全然ない!」とマギーさんもびっくり。生ハムやソーセージももちろん手作り。ブイヨンは羊の骨から取り、内臓までもがおいしい一皿に。羊の新たな魅力に出合えるお店です。

看板メニュー「仔羊のアロスト 季節の野菜添え」(3520円)。野菜は季節によって近隣農家から直接仕入れる

DATA
住所/白糠町茶路川西
電話/01547-2-5030
時間/火曜・水曜・木曜・日曜日 11:30~18:00(17:00LO)
金曜・土曜日 11:30~15:00(14:00LO)、18:00~21:00(20:00LO)
定休日/月曜日、第4火曜日(祝日の場合は翌日)
※祝日や季節により変更あり。詳細は要問い合わせ

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車で約10分
14:00

自然とともに生きる
アイヌ民族の文化を学ぶ

ウレシパチセ

400年以上も昔からアイヌの人々が生活していた記録が残る白糠町では、国の重要無形文化財に指定されている古式舞踊をはじめ、アイヌ伝統文化の継承に力を入れています。「ウレシパチセ」はその拠点施設。重要な伝承儀式が執り行われるほか、アイヌ文化を学べる体験や料理教室などの開催も。常時オープンしている展示コーナーでは、衣装や民具、祭事の道具、木彫りなどを見学できます。

アイヌ文様の刺繍が施された民族衣装を着て写真を撮ることもできる。男性用、女性用、子ども用があり種類も豊富

DATA
住所/白糠町東3条北1-2-27
電話/01547-2-5668
時間/10:00~18:00
休館日/月曜日
入館料/無料

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車で約15分
15:30

ロマンチックな名を持つ海岸で
雄大な太平洋を一望

恋問海岸
(こいといかいがん)

国道38号線沿い、果てしない大海原に臨み約10kmにわたって砂浜が続く、白糠町きっての絶景スポット。名の由来は、「打ち寄せる波(コイ)が砂丘を崩し(ドィエ)、川に流れ込む」という意味のアイヌ語から。道東を舞台にした映画『僕等がいた』『ハナミズキ』のロケ地としても知られています。海浜性の草花が群生し、夏場には道東の原生花園といった様相に。水平線に沈む夕日の美しさも見事です。

徒歩ですぐ
16:00

海の幸、山の幸、
白糠の特産品が手に入る

恋問館
(こいといかん)

恋問海岸を背に建つ道の駅「恋問館」には、白糠特産の生鮮食品や加工品などがずらり! 館内には白糠漁業協同組合の直売店や郷土菓子の売り場もあり、旅のおみやげ探しにぴったりです。また海の見えるレストラン「む~んらいと」では、人気メニューの豚丼などが味わえます。

DATA
住所/白糠町恋問3-3-1
電話/01547-5-3317
時間/9:00~18:30、レストラン9:30~18:00
定休日/11~3月の水曜日(祝日の場合は翌日)、12月31日~1月2日、レストラン不定休

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宿泊先へ

2nd DAY /
釧路の自然と動物たちに会いにいく

09:00

好きなネタを選んで完成させる
名物「勝手丼」を朝食に

釧路和商市場

道東の味覚が集結する、いわば“釧路の台所”。函館朝市、札幌二条市場とともに、北海道三大市場のひとつに数えられています。一番の名物は「勝手丼」。まずは市場内の惣菜店でどんぶりに盛ったごはんを購入。鮮魚店や魚卵専門店を巡り、好みのネタを買ってはどんぶりに載せていく仕組みです。最後に醤油をかけて完成。他ではなかなか味わえない、自分だけの海鮮丼を召し上がれ!

自分だけのオリジナル丼が完成!
車で約30分
10:30

木道を歩いてから
湿原を一望できる展望台へ

釧路湿原

2.5万haを超える面積を持つ日本最大の湿原。国の天然記念物やラムサール条約登録地などに指定され、手つかずの自然の姿をとどめています。湿原の散策には、温根内ビジターセンターを起点とする温根内木道がおすすめ。ヨシ・スゲ湿原やハンノキ林など多彩な表情の湿原が見られます。釧路湿原展望台には湿原を再現した展示コーナーも。3階の展望室と屋上からは、釧路湿原と釧路市街をパノラマで!

釧路湿原の代表的な拠点「釧路湿原展望台」。展示や展望室がある2階より上は有料

DATA
温根内ビジターセンター
住所/鶴居村温根内
電話/0154-65-2323
時間/9:00~16:00(4~10月は~17:00)
休館日/火曜日、12月29日~1月3日
入館料/無料
釧路湿原展望台
住所/釧路市北斗6-11
電話/0154-56-2424
時間/9:00~17:00(5~10月は8:30~18:00)
休館日/年末年始
入館料/480円

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車で約16分
12:30

特別天然記念物のタンチョウに
一年中いつでも会える

釧路市丹頂鶴自然公園

野生のタンチョウが生息する釧路湿原に隣接し、自然に近い環境で常時20羽ほどを飼育している、通称「鶴公園」。1970年に世界初の日本産タンチョウの人工ふ化に成功し、一時は絶滅寸前だったタンチョウの保護繁殖活動を担ってきた専門施設です。一年を通じてその優美な姿を観察できるのが最大の魅力。つがい用の広いケージが入り口から約400mにわたって続き、観察用の小窓から写真撮影も楽しめます。

DATA
住所/釧路市鶴丘112
電話/0154-56-2219
時間/9:00~16:00(4月10日~10月14日は~18:00)
休園日/12月31日~1月3日
入園料/480円

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車で約7分
14:00

天然記念物シマフクロウをはじめ
北の動物たちがお出迎え

釧路市動物園

北海道最大、国内最東端の動物園。絶滅危惧種であるシマフクロウの繁殖や人工ふ化に何度も成功し、国内最多飼育数を誇ります。注目は、園内の豊かな自然環境を、そこに生息する動植物ごと生かして設けられた「北海道ゾーン」。エゾリスやエゾモモンガ、タンチョウなど北海道ならではの飼育動物が見られるほか、湿原地帯に設置された木道を歩けば四季折々の植物や野鳥の姿も観察できます。

翼を広げると約2mにもなる日本最大のフクロウ、シマフクロウ

DATA
住所/釧路市阿寒町下仁々志別11
電話/0154-56-2121
時間/10:00~15:30(4月10日~10月14日は9:30~16:30)
休園日/12~2月の水曜日(祝日の場合は開園)、12月29日~1月2日
入園料/580円

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車で約30分
16:00

表情豊かな美景に出合える
釧路市街地のシンボル

幣舞橋
(ぬさまいばし)

ライトアップは日没30分後頃から日付が変わるまで毎日行われている

釧路川の最下流部にかかる釧路市のシンボルとして市民の馴染みも深い名橋。世界三大夕日のひとつと称される「釧路港へ沈む夕日」を鑑賞するスポットでもあり、黄昏時は夕日が、夜はライトアップにより幻想的な景色が広がります。欄干の途中にある子柱の上には、市民の寄付金で制作された「春夏秋冬」をそれぞれシンボライズするブロンズ像を配し、国内初の橋上に彫刻を持つ橋として注目されています。

DATA
住所/釧路市
電話/0154-31-1993

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たんちょう釧路空港へ

白糠町[北海道]へのアクセス

東京から
羽田空港

飛行機で約1時間35分

たんちょう釧路空港

車で約30分

白糠町
大阪から
関西空港

飛行機で約1時間~1時間20分

羽田空港

飛行機で約1時間35分

たんちょう釧路空港

車で約30分

白糠町
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