
2026.10.30
山形・かみのやま温泉完全ガイド|温泉街の魅力や観光スポット、おすすめ宿を紹介
山形県上山市の蔵王連峰のふもとに位置する「かみのやま温泉」は、約570年の歴史を持つ「美人の湯」として知られる温泉地。温泉街は新湯や湯町など複数の地区に分かれており、城下町の歴史や武家屋敷の風情が残っています。また、共同浴場や足湯が点在しており、気軽に湯めぐりを満喫できます。今回は温泉地の見どころやおすすめの宿など、「かみのやま温泉」の魅力を徹底解説致します。
この記事の目次
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かみのやま温泉とは?城下町に湯の文化が息づく山形の温泉地

※画像はイメージです
蔵王連峰のふもとに位置する「かみのやま温泉」は、1458年、僧侶が傷を癒す鶴を見つけたのが始まりとされ、「鶴脛(つるはぎ)の湯」とも呼ばれています。まずは、城下町の風情や蔵王連峰の美しい自然など、「かみのやま温泉」の魅力をご紹介します。
城下町の風情と温泉街の景観を楽しむ
かみのやま温泉の温泉街は、かつての上山城の城下町や羽州街道の宿場町としての風情が色濃く残っています。雄大な蔵王連峰の山々と城下町の歴史的な風情が調和した、美しい景観が魅力。約200年前に建てられた武家屋敷が立ち並ぶ「武家屋敷通り」や、傷ついた鶴が温泉で傷を癒やしたという開湯伝説にちなんだ街のシンボル「鶴の休石」など、歴史を感じるスポットも満載でゆっくりと散策を楽しめます。
湯町・新湯・十日町などに広がる温泉街を歩く
かみのやま温泉の温泉街は、大きく「城下町の面影を残す市街地エリア」と「蔵王連峰を望む高台エリア」の2つの異なる趣のエリアに分かれています。新湯・湯町・十日町などの市街地エリアは、武家屋敷や蔵などの古い町並みが残り、風情ある散策が楽しめます。一方、葉山・河崎・高松などの高台エリアは、蔵王連峰を一望できる高台に位置し、大型の温泉旅館やホテルが多く並び、開放的な景色が広がっています。
かみのやま温泉で共同浴場や足湯を楽しむ

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かみのやま温泉には、無料で気軽に利用できる複数の足湯と、地域に根差した共同浴場があります。足湯スタンプも設置されており、散策を楽しみながらゆっくりと足湯めぐりを堪能できます。ここでは、かみのやま温泉を代表する共同浴場と足湯を厳選してご紹介します。
下大湯共同浴場
「下大湯共同浴場」は、かみのやま温泉で最も歴史が古い、市民や観光客に親しまれている公衆浴場。寛永元年(1624)に上山藩主・松平氏によって開放され、沢庵禅師も入浴したという言い伝えがあり、2024年に開湯400年を迎えました。レトロな湯治場の雰囲気を残した広々とした浴槽は、「あつゆ」と「ぬるゆ」に分かれており、上山城やお釜の絵を眺めながらゆっくりと湯浴みを楽しめます。
下大湯共同浴場
澤のゆ(新湯共同浴場)
2022年5月にリニューアルオープンした地域密着型の新湯共同浴場「澤のゆ」。クラウドファンディングなどを経て再開され、観光客も気軽に地元の雰囲気を楽しめる場となっています。昔懐かしい丸いタイル張りの浴槽や、床の小さな豆タイル、男女の仕切り壁に描かれた鶴の絵など、レトロで可愛い浴室も魅力。塩素を使わない肌に優しい源泉掛け流しの「美人の湯」が、体を芯から温めてくれます。
澤のゆ(新湯共同浴場)
湯町の足湯
かみのやま温泉発祥の地・湯町にある足湯。この地には、旅の僧・月秀上人が、傷ついた鶴が湯に浸かって傷を癒やしている姿を見つけ、温泉を発見したと伝えられる「鶴の休石」があります。足湯のほか、お湯の手洗鉢もあり、城下町散策の合間に気軽に立ち寄ることができます。無料Wi-Fi利用可。
湯町の足湯
かみのやま温泉周辺で訪れたい観光スポット

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かみのやま温泉には、歴史ある城下町の風情や蔵王連峰の豊かな自然を堪能できる多彩な観光スポットがあります。約200年前の武家屋敷が立ち並ぶ「武家屋敷通り」や、沢庵禅師ゆかりの「春雨庵」など、かみのやま温泉のおすすめ観光スポットをチェックしましょう。
上山城郷土資料館
「上山城郷土資料館」は、かつての「羽州の名城」上山城の跡地に再建された城郭風の歴史博物館。戦国時代に最上氏の最南端の城塞として築かれ、伊達氏や上杉氏との攻防の舞台となった歴史や、上山の産業・文化に関する資料を展示しています。地上32mの最上階にある展望台からは、上山市街の町並みや蔵王連峰を一望できます。城の敷地内には無料で利用できる上山城の足湯があり、素晴らしい景色を眺めながら旅の疲れを癒やせます。
上山城郷土資料館
武家屋敷通り
山形県上山市鶴脛町にある「武家屋敷通り」は、約200年前の江戸時代後期に建てられた武家屋敷4軒が軒を連ねる歴史的な通り。上山城の西・北部一帯に位置し、当時の城下町の風情を現在に残しています。茅葺屋根や鉤型の曲屋、玄関と通用口を分けた武家中門造りの建築様式が特徴。「三輪家」は、内部を有料で見学でき、管理人が案内することも可能。「森本家」、「山田家」、「旧曽我部家」は、外観や庭先を見学できます。
武家屋敷通り
春雨庵
「春雨庵」は、江戸時代初期の禅僧・沢庵宗彭が配流され3年間を過ごした草庵で、昭和30年に復元されました。建物の中に鎮座する沢庵禅師像から、当時の面影を偲ぶことができます。たくあん漬けゆかりの地としても知られており、国宝の茶室「待庵」の造りを踏襲して作られた茶室「聴雨亭」「望岳軒」、造園家・飯田十基が作庭した風流な庭園があり、沢庵禅師が自ら掘ったと伝えられている井戸が今も残されています。
春雨庵
かみのやま温泉へのアクセス

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かみのやま温泉は、電車でも車でもアクセスしやすいため非常に訪れやすい温泉地。最寄りの「かみのやま温泉駅」から温泉街まで、約15分で歩いてアクセスできます。ここでは、電車と車それぞれの交通手段によるアクセス方法をご紹介します。
電車でアクセスする場合
東京方面から電車でかみのやま温泉へアクセスする場合、JR山形新幹線を利用して「かみのやま温泉駅」まで約2時間30分、料金11,470円で行くことができます。
車でアクセスする場合
東京方面から車でかみのやま温泉へアクセスする場合、最寄りのICは東北中央自動車道の「かみのやま温泉IC」または「山形上山IC」で、それぞれのICから温泉街まで約10分で到着します。
かみのやま温泉のおすすめ宿4選

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かみのやま温泉の宿は、城下町の面影を残す落ち着いた雰囲気で、肌に優しい「あったまりの湯」と山形の豊かな旬の味覚を愉しめるのが特徴。全国的に有名な老舗宿から、オールインクルーシブを取り入れた旅館まで、個性豊かな宿が揃っています。ここでは、そのなかでも特におすすめの宿を厳選してご紹介します。
展望露天の湯 有馬館
大正10年創業の「展望露天の湯 有馬館」は、馬頭観音への信仰と有馬温泉への縁から名付けられた歴史ある宿。地上7階に設けられた四季折々の景色を愉しめる貸切の「展望露天風呂」をはじめ、「貴宝石風呂」「貴宝石岩盤浴」、源泉掛け流しの「大浴槽」の3種を備えた大浴場「浪漫湯」、大正時代の湧出場所にそのまま設けられた大浴場「金の湯」など、個性あふれる10種類以上のお風呂が自慢。夕食は高級和牛「山形牛」を中心に、山形の食材をふんだんに使った料理をご提供。3名までは原則、朝夕共にお部屋でゆっくりと食事を愉しめます。
展望露天の湯 有馬館
- 住所
- 山形県上山市新湯6-5
- アクセス
- 電車をご利用の方: 新幹線、JRご利用は『かみのやま温泉駅』が最寄り駅になります。駅からは当館送迎車またはタクシーをご利用ください(所要時間約3分)。また、駅から当館までは徒歩13分程です。 車をご利用の方: 東北中央自動車道の出口はかみのやま温泉ICをご利用ください(所要時間約10分)。
- 駐車場
- 60台
- 送迎情報
- あり(予約必要) JRかみのやま温泉駅から当館まで。15:00~18:00の間、到着時当館まで電話にてご連絡ください。
仙渓園 月岡ホテル
創業380年を超える老舗旅館「仙渓園 月岡ホテル」は、上山城の外濠跡に位置し、美しい日本庭園に囲まれています。露天風呂を備えた大浴場「ら・ふらんすの湯」と「さくらんぼの湯」は、1日交替で、男女入れ替え制。両方の大浴場にサウナがあり、お風呂の後はアイスやハッカウォーターのサービスがある「湯上りサロン」でゆっくり過ごせます。夕食は2024年にリニューアルした「KITCHEN TSUKIOKA」で、山形県の旬を愉しめる和洋バイキングをお愉しみください。
仙渓園 月岡ホテル
- 住所
- 山形県上山市新湯1-33
- アクセス
- 電車をご利用の方: JR奥羽本線・山形新幹線 かみのやま温泉駅から徒歩約15分 車をご利用の方: 東北中央自動車道 かみのやま温泉ICから約10分
- 駐車場
- 200台
- 送迎情報
- あり(予約必要) かみのやま温泉駅より無料送迎あり(お迎えは15:15、15:50、16:50、17:50)
果実の山 あづま屋
「果実の山 あづま屋」は、宿泊料金にラウンジでのドリンクの飲み放題や、貸切露天風呂、漫画コーナーの利用などが含まれるオールインクルーシブサービスが人気の老舗温泉旅館。最上階にある展望露天風呂「そよ風」、展望大浴場「景四季の湯」からは、上山市街を一望できます。ブランド牛の米沢牛・山形牛を堪能できる夕食は、「陶板焼き」「すき焼き」や「しゃぶしゃぶ」からお好きな料理を選ぶことが可能。いも煮や玉こんにゃくなど、山形名物が揃う朝食バイキングも好評です。
果実の山 あづま屋
- 住所
- 山形県上山市新湯1-23
- アクセス
- 電車:JR東日本奥羽本線 かみのやま温泉駅から徒歩10分
車:東北中央自動車道 かみのやま温泉ICから約8分 - 公式HP
- https://azuma-ya.co.jp/
- TEL
- 023-672-2222 「旅色」を見たとお伝えください。
- FAX
- 023-672-2225
別館 ふじや旅館
かみのやま温泉の中心部から少し離れた閑静な地に佇む「別館 ふじや旅館」は、アットホームで落ち着いた雰囲気が魅力の老舗旅館。大浴場は四季の移り変わりのある庭園を望む開放的な造りで、男女入替制により異なる雰囲気を愉しめます。山形牛をはじめ、旬の食材を使用したボリューム満点の創作料理が自慢。一番人気の「季の膳」は、和牛すき焼き付で内容盛りだくさんにもかかわらずリーズナブル。朝は素朴な味わいの朝食膳をご用意しています。
別館 ふじや旅館
- 住所
- 山形県上山市河崎3-8-34
- アクセス
- 電車:JR山形新幹線 かみのやま温泉駅から車で約5分
車:東北中央自動車道 かみのやま温泉ICから約10分 - 公式HP
- https://hpdsp.jp/fujiyaryokan/
- TEL
- 023-672-2515 「旅色」を見たとお伝えください。
- FAX
- 023-672-2225
かみのやま温泉で城下町散策と湯めぐりを楽しもう

※画像はイメージです
かみのやま温泉では、歴史ある上山城や武家屋敷通りの城下町散策や、共同浴場や無料の足湯めぐりが満喫できます。江戸時代から続く「中條饅頭」や、コシの強いご当地のそばなど、温泉グルメの食べ歩きもおすすめ。心も体も癒やされるかみのやま温泉で、ゆったりとした時間をお過ごしください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:erierieri1












































