【兵庫・城崎温泉】露天風呂付き客室が評判の温泉旅館・ホテル2選を徹底解説!

時計アイコン2024.07.22

【兵庫・城崎温泉】露天風呂付き客室が評判の温泉旅館・ホテル2選を徹底解説!

城崎温泉は兵庫県北部に位置する温泉郷で、1300年以上の歴史があります。関西でも有数の温泉郷で、昔懐かしい温泉情緒をたっぷりと味わうことができます。城崎温泉では外湯めぐりを楽しんだり、冬の味覚である松葉ガニや但馬牛などのグルメを味わったりするのもおすすめ。また露天風呂付きの客室に泊まれば、周囲に気兼ねなくゆっくりと入浴できます。今回は城崎温泉の露天風呂付き客室が評判の宿を2選ご紹介。料理や露天風呂を楽しみながら日頃の疲れを癒やしましょう。

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城崎温泉の魅力・泉質は?

浴衣姿が似合う温泉街

城崎温泉街では昔懐かしいレトロな雰囲気が楽しめます。「まち全体がひとつの旅館」といわれ、温泉街には食事処やお土産処、旅館、外湯などが軒を連ねています。温泉街にはかわいいカフェや遊技場、温泉寺などの観光スポットが点在し、浴衣姿でそぞろ歩きを楽しむのにぴったり。浴衣と下駄のレンタルを行っているお店もあるので、気軽に楽しめます。

城崎温泉は山や川に囲まれ日本海にも面しているため、海の幸も山の幸も楽しめます。城崎温泉街にはカニやエビ、但馬牛などを使った料理を提供している食事処が多く、食べ歩きにもおすすめ。人気の松葉ガニの旬は11月から3月で、冬の温泉街はカニを目当てに訪れる人でいっぱいになります。

こちらの情報は2024年6月時点のものです。施設を訪れる前に、公式HPなどで最新j情報を確認することをおすすめします。

温まりやすく冷めにくい温泉

城崎温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、無色透明・無臭でさらりとしているのが特長。複数の源泉を一カ所に集めてから各温泉施設に供給しているため、どの施設でも同じ泉質・効能となっています。温まりやすく冷めにくく、神経痛・筋肉痛・打ち身・消化器病・疲労回復などさまざまな効能が期待できます。

城崎温泉では旅館内の温泉を「内湯」、温泉街にある共同浴場を「外湯」と呼びます。外湯は7つあり、泉質や効能は同じですがそれぞれ趣やご利益が異なるため、外湯めぐりを楽しむ人もたくさん。宿泊する旅館で「外湯巡り券」をもらうか「1日入浴券」を購入すると、7つの外湯に何回でも好きなだけ入浴できます。

露天風呂付き客室が人気の理由3選

自分の好きなタイミングで手軽に温泉に入れる

露天風呂付き客室の人気の理由は、いつでも好きな時間に自由に温泉に入れること。旅館の大浴場は時間によっては混雑していることがあり、タイミングを考えて入浴しなければならないこともあります。その点、露天風呂付き客室なら早朝でも夜中でも、「入りたい」と思った時にすぐに入れるのが魅力。何度でも入浴できるので、温泉好きにはたまりません。大浴場のように混雑を気にする必要がないので、自分のペースでゆったりと入浴できます。

恋人や家族といっしょに入浴できる

一般に旅館の大浴場や共同浴場は男女別なので、カップルで温泉旅行に行っても別々に入浴することになります。でもせっかくの温泉旅行なので、一緒に入浴したいと思っているカップルも多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが露天風呂付き客室です。周囲に気兼ねすることなく、恋人同士でゆっくりと楽しめますね。

また露天風呂付き客室は子連れにもおすすめ。男女別の大浴場は年齢制限があり、一般に7歳以上のお子さんは混浴が認められません。でも子どもを一人で入浴させるのは不安という人も多いのではないでしょうか。露天風呂付き客室であれば、どの年齢の子どもでも一緒に入浴でき、家族一緒に楽しめます。また小さなお子さんが少し騒いでも、露天風呂付き客室なら周囲に気兼ねなく心ゆくまで温泉が楽しめるのも魅力です。

プライベートな空間で絶景や名湯を堪能できる

露天風呂付き客室では周囲を気にすることなく、手足を伸ばしてゆったりと入浴できるのが魅力。大浴場ではお酒を持ち込むことができませんが、客室の露天風呂なら日本酒を飲みながら温泉に入ることも可能です。またスマホを使ったり音楽を聴いたりしながら、温泉に入ることもできます。プライベートな空間でリラックスできるので、日頃の疲れも癒やせますね。

露天風呂付き客室はお風呂から景色を楽しみたい人にもおすすめ。同じ部屋風呂でも時間帯によって見える景色が異なります。夕焼けや朝焼け、星空など時間帯によって風情が変わるので、絶景を狙って入浴してみてはいかがでしょうか。好きな時間帯に入浴できるのも、露天風呂付き客室ならではです。

露天風呂付き客室を予約する際の注意点

浴槽からの景観をチェックしておく

露天風呂付き客室を最大限楽しむには、お風呂からの景観をチェックしておくのが大切なポイントです。オーシャンビューや雄大な自然が眺められる露天風呂なら、テンションもアップ。プライベート感を大切にしたいカップルなら、木々に囲まれた隠れ家風の露天風呂付き客室を選ぶのもおすすめです。

露天風呂付き客室では部屋で過ごす時間が長くなるので、気に入った内装や雰囲気の客室を選ぶといいでしょう。好みの部屋なら宿にいる時間が楽しくなります。また露天風呂から部屋の中が見えることが多いので、客室の雰囲気がいいと気分もアップするでしょう。

露天風呂と半露天風呂は違う

露天風呂付き客室には「露天風呂」と「半露天風呂」があり、違いを知っていないと部屋に入ってからがっかりすることがあるので注意が必要です。露天風呂は浴槽が完全に外にあるもので、テラスに設置されている場合もあります。それに対して半露天風呂は浴室の一部が露天風呂仕様になっているもので、例えば浴槽が部屋の中にあり、窓を開ければ露天風呂のような感覚で楽しめる浴室も「半露天風呂」と呼ばれることがあります。外気にあたって開放的な気分を味わいたい人は、半露天風呂ではなく露天風呂付き客室を選ぶといいでしょう。

温泉か、そうでないかの確認も忘れずに

宿によっては、大浴場は天然温泉でも客室の露天風呂は温泉でない場合があります。温泉と沸かし湯では肌触りや効能が異なります。せっかく温泉に来たのだから客室で温泉を満喫したいという人は、宿を選ぶ時に確認しましょう。城崎温泉では客室に温泉を引くことが条例で禁止されており、客室のお風呂は沸かし湯となっています。

【城崎温泉】露天風呂付き客室が自慢の温泉旅館・ホテル|城崎温泉 湯楽 Kinosaki Spa&Gardens

充実した館内施設でリラックス

城崎温泉街から少し離れ、三方を山に囲まれた場所に佇む隠れ家のような温泉宿 。創業50年の歴史がある居心地のいい宿で、館内には女将が自ら活けた季節の花々が飾られています。館内には庭園が眺められるカフェバーがあり、朝はエスプレッソやラテ、夜はオリジナルカクテルが楽しめるのが魅力です。

客室は城崎の自然をコンセプトにしており、空、風、月、水、雪などをテーマにした全13室のスタンダード客室「璃楽」 があります。それぞれ趣が異なる昔ながらの和室となっており、女子旅やファミリーにもおすすめです。スタンダード客室にはお風呂が付いていないので、館内の貸切風呂や内湯、温泉街の外湯などを利用してください。

プライベートで温泉に入りたい人は、特別フロアの半露天風呂付き客室がおすすめ 。それぞれテーマが異なり、陶器風呂を備えた「光悦蝶」と「花霞」、二間続きの特別室「観世水」、フラワーバスが楽しめる「花兎」の4室が用意されています。客室の半露天風呂からは、窓の外に広がる四季折々の風景が楽しめます。

温泉も食事もゆっくりと楽しめる

館内には半露天風呂、内風呂、貸切露天風呂と3タイプの温泉があります。貸切露天風呂は予約が必要ですが無料で利用 できます。信楽焼陶器風呂の「竹」、自然石切り出し風呂の「月」、天然石姿風呂の「風」の3つで、それぞれ趣が異なり、花やフルーツを浮かべた湯を楽しむことも可能です。

半露天貸切風呂「山」は予約不要 で、空いていればいつでも入浴できます。美しい陶器の湯船が備わっており、洗い場も広々としているのでファミリーにもおすすめ。内湯の「水」と「明」 は、日によって男女入替制で入浴できます。「明」は館内で唯一露天風呂を備えており、外気を楽しみながらリラックスできます。

オープンキッチンを備えた「お食事処 TAJIMA」 では、地産地消にこだわったメニューを提供。夕食のコースは数種類あり、予算に合わせて選べます。ブランド但馬牛コースや夏限定の活烏賊コース、松葉ガニが堪能できる冬限定のカニコース などもあり、城崎温泉ならではのグルメが堪能できるのが魅力。朝食では、釜で炊くご飯と但東町こだわりの地玉子を使った「究極の卵かけごはん」も味わえますよ。

【城崎温泉】露天風呂付き客室が自慢の温泉旅館・ホテル|川口屋城崎リバーサイドホテル

湯浴みを楽しむ「露天風呂付特別室」や松葉ガニの料理

「川口屋城崎リバーサイドホテル」は1916年(大正5年)創業の歴史のあるホテル で、線路より円山川側の静かな環境にあります。2021年よりリニューアルを行い、個室の食事処やラウンジなどが完備されており快適に過ごせます。

城崎温泉街の中では比較的大きなホテルで、標準タイプの和室のほか、ツインベッド洋室、和室、和洋室、続き間大部屋などさまざまなタイプの客室を用意。客室には洗面所、トイレ、シャワールームが完備されています。露天風呂付き客室は全4室 あり、石造りの露天風呂で好きな時に湯呑ができます。事前に予約をするとフラワーバスをアレンジしてもらえるので、記念日や特別な日の宿泊に利用してみてはいかがでしょうか。

料理が美味しいことでも評判があり、冬の味覚である「松葉ガニ」はもちろん、「但馬牛」の最高峰とされる「但馬玄(たじまぐろ)」など、地元のブランド食材を使った料理が堪能できます。なかでもカニ好きにおすすめなのが冬限定のカニのコースで、味わいの証であるタグ付きのブランドのカニを贅沢に味わうことができます

貸切露天風呂や外湯めぐりを楽しもう

内湯大浴場は城崎温泉が愉しめる「わんど七福の湯」と「かわせみ玄武の湯」の2つがあり、午後と午前で男湯と女湯が入れ替わるため、どちらも楽しめます。最上階の貸切展望露天風呂 は、陶器の壺湯が備わった「夢のかよひ路」と、寝湯を備えた「星のおさんぽ」の2種類。季節の景色とともに満喫できます。

ホテルは城崎温泉街の東端に位置し、順番に外湯の湯めぐりがしやすいロケーションにあります。外湯めぐりをする時は、ホテルから運行されている送迎バスを利用 するといいでしょう。送迎バスで最も遠い場所にある「鴻の湯」へ向かい、そこからホテル方向へ順に外湯めぐりをしながら戻ってくるコースがおすすめです。

露天風呂付き客室で城崎温泉の名湯をじっくり満喫しよう♡

兵庫県の城崎温泉は、神経痛・筋肉痛・打ち身・消化器病・疲労回復などさまざまな効能が期待できる名湯です。温泉街は「まち全体がひとつの旅館」といわれ、外湯や温泉旅館、食事処、お土産処が軒を連ねています。城崎温泉は外湯めぐりが人気ですが、露天風呂付き客室に泊まれば、周囲に気兼ねなくゆっくりと入浴できます。ぜひ城崎温泉の名湯を満喫してください。

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり