長崎・小浜温泉完全ガイド|夕日が美しい海沿いの温泉地の魅力やおすすめ宿を紹介

時計アイコン2026.09.28

長崎・小浜温泉完全ガイド|夕日が美しい海沿いの温泉地の魅力やおすすめ宿を紹介

長崎県雲仙市、島原半島の西岸に位置する小浜温泉は、源泉温度105度・1日約1万5000トンという圧倒的な湯量と日本一の熱量を誇る歴史ある温泉。美しい夕日を望む景勝地としても知られ、海に沈む夕日を眺めながら入浴できる最高のロケーションの宿も充実しています。今回は温泉の特徴やおすすめの宿など、小浜温泉の魅力をたっぷりとご紹介します。

小浜温泉の魅力は?橘湾の夕日と高温・豊富な湯量が特徴の海辺の温泉地

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長崎県雲仙市の小浜温泉には、美しい夕日や豊富な高温の温泉、美味しい海の幸を求めて、カップルからファミリー、一人旅、温泉好きの高齢層まで幅広い人たちが訪れます。まずは、そんな小浜温泉の魅力をチェックしましょう。

橘湾に沈む夕日を眺めながら温泉を楽しめる

西向きの海岸沿いに位置する小浜温泉は、橘湾の水平線に沈む美しい夕日が有名。歌人の斎藤茂吉も小浜の夕日を気に入り、「夕日の広場」には歌碑が残っています。海沿いには客室や露天風呂から夕日を一望できる宿が多く、温泉に浸かりながらゆっくりと夕日を望めます。海上露天風呂「波の湯 茜」は、海面との差がわずか約20cmで、海と一体になったような感覚で夕日を楽しめるおすすめのスポット。

源泉温度約105度の高温で湯量豊富な温泉

小浜温泉の源泉温度は105度もあり、1日あたり約1万5000トンの豊富な湯量が湧き出しています。島原半島は火山活動が活発な地域であり、小浜温泉は地下にあるマグマだまりから近い位置にあるため、地下水が強力な熱を直接受けて高温になります。日本一の熱量と高温泉を誇る小浜温泉の泉質は、無色透明のナトリウム-塩化物泉。塩分が肌に付着して汗の蒸発を防ぐため、保温・保湿効果が高く、湯上がり後も体がしっかり温まります。

「肥前風土記」にも記される歴史ある温泉地

小浜温泉は、奈良時代の「肥前風土記」(713年)にも記されている、1300年以上の歴史を持つ非常に古い温泉。江戸時代の1614年(慶長19年)頃、三河から移住してきた本多家が温泉管理を始め、1684年(貞享元年)には、島原藩主の松平忠房から温泉管理の責任者に「湯太夫」の称号が与えられました。1651年に漢方医が長崎を訪れた際に医療効果を伝えたことで名が広がり、湯治場として発展。斎藤茂吉や種田山頭火などの著名な歌人・俳人たちからも、愛されてきました。

小浜温泉で楽しみたい足湯・温泉蒸し・ご当地グルメ

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小浜温泉では、日本一長い足湯や源泉の蒸気を利用した蒸し料理、そしてご当地グルメの「小浜ちゃんぽん」が楽しめます。ここでは、小浜温泉ならではの楽しみ方をご紹介します。

全長105mの「ほっとふっと105」で足湯を楽しむ

小浜マリンパーク内にある「ほっとふっと105」は、全長105mの日本一長い流れる足湯。小浜温泉の源泉温度が105度であることにちなんで名付けられ、目の前に広がる橘湾や美しい夕日を眺めながら足湯を楽しめます。通常の腰掛け足湯のほか、足裏を刺激するウォーキング足湯や、愛犬と入れるペット用足湯など多彩な足湯が勢揃い。100度を超える高温の源泉を利用した「温泉蒸し釜」があり、野菜や魚介類をセルフで蒸していただけます。

温泉の蒸気を利用した蒸し料理を味わう

約105度という高温・豊富な湯量を誇る温泉の蒸気を利用した「温泉蒸し料理」は、小浜温泉の名物。地元で採れた新鮮な野菜や、近海で獲れた魚介類、肉類などを自由に選んで、専用の「蒸し釜」に食材を入れたカゴをセットし、出来上がりを待ちます。旨味や甘みがギュッと濃縮され、素材本来の味が引き立ちます。「海鮮市場 蒸し釜や」「湯宿 蒸気家」「小浜海産」など、さまざまな施設で蒸し料理を体験できます。

ご当地グルメ「小浜ちゃんぽん」を味わう

「小浜ちゃんぽん」とは、小浜温泉で100年以上前から親しまれている、日本三大ちゃんぽんのひとつに数えられるご当地グルメ。鶏ガラや豚骨をベースに、地元特産のカタクチイワシなどの魚介ダシを合わせており、あっさりとしたまろやかな味わいが特徴。モチモチとした食感の太くて長い麺を使用しており、橘湾でとれた新鮮な魚介類や野菜がたっぷり使われています。丼の底や中ほどに生卵が隠されている店も多いです。

小浜温泉で立ち寄りたい観光スポット

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小浜温泉には、日本一の熱量を誇る温泉や美しい夕日を楽しめる魅力的なスポットがたくさんあります。小浜温泉の歴史を学べる施設もおすすめです。温泉と合わせて、さまざまなスポットに足を運んでみましょう。

橘湾の夕日を望む「夕日の広場」

小浜温泉の海沿いに位置する「夕日の広場」は、橘湾に沈む美しい夕日を一望できる絶景のビュースポット。ここをたびたび訪れた歌人・斎藤茂吉は、こちらから見る橘湾の夕日がお気に入りだったことから「ここに来て落日を見るを常とせり」と刻まれた歌碑が立っています。小浜温泉観光案内所のすぐ隣に位置しており、観光や湯めぐりの合間に気軽に立ち寄れます。

小浜温泉の歴史を学べる「小浜歴史資料館」

江戸時代から温泉街を見下ろす小高い場所にある「小浜歴史資料館」は、湯太夫展示館と歴史資料展示館の2つで構成されています。1844年に建てられた「本多湯太夫邸」の古民家を利用した「湯太夫展示館」では、小浜温泉の発展に尽力した本多家の歴史や功績、関係資料を展示しています。「歴史資料展示館」では、小浜の歴史や交通の変遷、温泉の特色などを分かりやすく解説しており、昔の温泉街を想起させる番台や暖簾なども再現しています。

初夏に紫色の花が彩る「ジャカランダ通り」

小浜温泉街にある「ジャカランダ通り」は、世界三大花木のひとつである薄紫色の花「ジャカランダ」の並木が続く道。温泉熱の恩恵を受け、日本一ともいわれる樹齢40数年・高さ約10mの大木に成長しています。約500本のジャカランダが植えられたメインストリートは、毎年6月上旬から下旬の開花時期にはフェスタなどのイベントが行われ、湯けむりとジャカランダの美しい共演を楽しめます。

小浜温泉へのアクセス

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長崎県雲仙市小浜町の島原半島西側、橘湾に面した海岸沿いに位置する小浜温泉。車なら便利ですが、電車とバスの公共交通機関ではやや時間がかかります。ここでは、それぞれの交通手段でのアクセス方法をご紹介します。

車で小浜温泉へ向かう場合

車で小浜温泉へ向かう場合、長崎自動車道の「諫早IC」で降りて国道57号経由で約50分で到着します。

バスで小浜温泉へ向かう場合

長崎駅前からの場合、長崎県営バスの特急バスを利用して約1時間20分で到着します。料金は片道約1,550円。諫早駅からの場合、島原鉄道バスを利用して約50分で到着します。料金は片道約1,250円。

長崎空港から小浜温泉へ向かう場合

長崎空港から小浜温泉へ車またはレンタカーで向かう場合、高速道路利用(大村IC〜諫早IC)で約1時間10分、一般道利用で約1時間20分で到着します。バスで向かう場合、長崎空港からバスで諫早駅などへ向かい、小浜温泉行きのバスに乗り換え、約2時間で到着します。乗り継ぎルートによりますが、料金は約2,000~2,900円です。

小浜温泉でおすすめの宿

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小浜温泉には、橘湾に面した立地を活かしたオーシャンビューの宿や、温泉付き客室、自炊ができる宿など多彩な宿泊施設があります。ここでは、小浜温泉の特におすすめの宿を厳選してご紹介します。

海辺の宿 つたや

創業300余年の歴史を誇る老舗宿「海辺の宿 つたや」は、開放的な海の景色を望める全室オーシャンビューの客室が魅力。屋上には御影石や信楽焼など趣の異なる5つの貸切露天風呂があり、空と海の大パノラマに癒やされながら、ゆっくりと温泉を愉しめます。客室は、和室や洋室、半露天風呂付きの和室、オーシャンビューの風呂付き和洋室の全5タイプ。夕食は橘湾でその日に獲れた海の幸をふんだんに使った和食会席料理を用意。一番人気の「伊勢海老活造り付きプラン」では、プリプリの旨味が乗った伊勢エビを味わえます。

COCOHARE

橘湾を一望する高台にある「COCOHARE」は、全室に小浜温泉の露天風呂がついたグランピング施設。約5,000坪の広い森の中に、北欧ノルディスク社の温泉付きテントが10棟並んでおり、大自然の中で非日常な時間を過ごせます。1泊2食付きプランの場合、肉や海鮮、野菜などの食材が用意されているので、好きなタイミングでバーベキューを愉しめます。朝食は和朝食がインド式のお弁当箱「ダッバ」で提供され、SNS映え抜群。

旅館國崎

にぎやかな温泉街から少し離れた裏通りにある「旅館國崎」は、古民家のような落ち着い佇まいが特徴の大人の隠れ宿。本館は和室と源泉掛け流しの温泉付き和洋室の全10室、古民家をリノベーションした「やまぼうし」は、3つの客室に小浜温泉の内湯と露天風呂を備えています。「ひのき風呂」「石風呂」「露天風呂」といった3つの貸切風呂で、源泉掛け流しの温泉を満喫しましょう。夕食は、新鮮な山海の幸の会席料理を宿でいただく「季節の会席プラン」または、徒歩すぐの店舗で長崎和牛を堪能できる「焼肉プラン」から選べます。

ジスコホテル小浜温泉

全室オーシャンビューと源泉掛け流しの天然温泉が自慢の「ジスコホテル小浜温泉」。開放感あふれる露天風呂からは、絶景の夕日を満喫できます。男女各サウナルームも完備。ツインベッドを2台配した「ツインルーム」、リビングルームとベッドルームから成る「トリプルルーム」など、シーンに合わせて選べる3タイプの洋室を用意。全客室がバリアフリー対応で、Wi-Fi、アメニティも備わり、快適に過ごせる環境が整っています。

小浜温泉に関するよくある質問

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源泉温度が105度と非常に高く、日本一の熱量を誇る小浜温泉。どの季節もそれぞれの楽しみ方がある、年間を通して人気の温泉です。温泉を訪れる前に、泉質や夕日スポットなど、小浜温泉に関するよくある質問と回答をチェックしましょう。

Q. 小浜温泉はどのような泉質?

A. 小浜温泉は、無色透明のナトリウム-塩化物泉。塩分を多く含み、湯上がり後も体が冷えにくい「温まりの湯」として知られる代表的な泉質です。

Q. 小浜温泉で夕日を見るならどこがおすすめ?

A. 小浜温泉で夕日を見るなら、海に沈む景色を間近に望める夕日の広場が最もおすすめです。

Q. 小浜温泉は何泊するのがおすすめ?

A. 橘湾に沈む美しい夕日や温泉街の雰囲気をゆっくり楽しむために1泊2日するのがおすすめです。

夕日と温泉、温泉街の魅力を満喫する小浜温泉の旅へ

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日本一の熱量を誇る豊富な湯量の温泉と、美しい夕日が魅力の小浜温泉。絶景の夕日を、海沿いの露天風呂や海岸線から眺めることができます。「小浜ちゃんぽん」や「蒸し釜料理」などご当地グルメも充実。温泉やグルメなど、小浜温泉ならではの楽しみを満喫しましょう。

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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