柏原八幡宮
兵庫県/丹波市
柏原八幡宮
カイバラハチマングウ
“丹波柏原の厄神さん”と慕われる古社
兵庫県丹波市に鎮座する「柏原八幡宮」は、1024年(万寿元年)、「石清水八幡宮」の丹波国柏原別宮として創建された。2024年(令和6年)には鎮座1000年の節目を迎え、“丹波柏原の厄神さん”として親しまれている。御祭神の八幡大神(はちまんおおかみ)は厄除けや災難除けなどの御神徳で名高い。境内には国指定重要文化財の本殿や、兵庫県指定有形文化財の三重塔などが現存し、神仏習合の名残りを今に伝える。毎年2月17~18日に斎行される「厄除大祭」では全国から訪れる多くの参拝者でにぎわう。
- 3柱の御祭神は総称して八幡大神(はちまんおおかみ)と呼ばれ、古来、厄除けや災難除け、武運長久の御神徳で知られている。
- 1585年(天正13年)、豊臣秀吉の命で再建を果たした本殿。権現造の先駆けと伝わり、国の重要文化財に指定されている。
- 大規模な改修を終えた摂社・厄除神社には“司馬温公のかめ割りの図”や災いを食す幻獣・バクの色鮮やかな彫刻が納められている。
宮司
千種 太陽
2025年(令和7年)に宮司就任。人々が集い祈りを通じ神様とつながる場となるよう、活気に満ちた神社を目指す。改修工事にも尽力し、神明奉仕に励む。
旅路に刻まれる和の印影
御朱印は参拝の証しとして年間を通じて授与されている。夏詣期間(6月1日~8月31日)や正月、「厄除大祭」(2月17~18日)の折には、行事にちなんだ特別なデザインが施された限定版も揃う。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 毎月1日 |
月次祭
毎月1日に行う神事。※参列自由 |
6:00 |
| 毎月18日 |
摂社厄除神社月次祭
毎月18日に行う神事。※参列自由 ※2月は「厄除大祭」 |
9:00 |
| 1月1日 |
歳旦祭
年の初めに氏子崇敬者の安泰と国家鎮護を祈る神事。※参列不可 |
0:00 |
| 2月17日〜2月18日 |
厄除大祭
2月17~20日に行われる厄除大祭神事の総称。 |
終日 |
| 2月17日 |
厄除大祭 本殿祭並びに祈年祭
神様へ「厄除大祭」の始まりを報告するとともに、この年の五穀豊穣を祈念する神事。※参列不可 |
10:00 |
| 2月18日 |
厄除大祭 青山祭壇の儀
災いをもたらす疫神を招き、丁重にもてなす神事。※参列自由 |
0:00 |
| 2月20日 |
厄除大祭 斎了奉告祭並びに青山祭壇昇神の儀
「厄除大祭」の終了を神様に報告し、招いた疫神を送る神事。※参列自由 |
7:00 |
| 3月30日 |
五社稲荷神社初午祭
境内社・五社稲荷神社に五穀豊穣を祈念する神事。2回目の午の日に開催、2026年は3月30日。※参列自由 |
13:00 |
| 7月7日 |
弁天祭(裏弁天社例祭)
疫病や水難事故が無いよう祈念する神事。※参列自由 |
18:00 |
| 7月27日 |
川裾祭並びに夏越の大祓
川の合流点に鎮まる神々を祀り、水難事故の防止と半年間の穢れを祓う神事。※参列自由 |
18:00 |
| 10月 第4日曜日 |
例祭
町内を神輿が巡行し、流鏑馬(やぶさめ)が奉納される。※参列自由 |
11:00 |
| 10月下旬 |
宵宮祭
前日に行われる祭り。例祭が無事に納められるよう祈念する。※参列自由 |
16:00 |
| 11月23日 |
新嘗祭
その年の新穀を捧げ、豊作を神々に感謝する祭り。※参列自由 |
6:00 |
| 12月31日 |
除夜祭並びに年越の大祓
一年間の無事を感謝する年間最後の神事。大祓を併せて執行する。※参列自由 |
16:00 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
「石清水八幡宮」の別宮として創建された社
1024年(万寿元年)、京都府に鎮座する「石清水八幡宮」の丹波国柏原別宮として創建された。御祭神は誉田別尊(ほむたわけのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、比賣三柱命(ひめみはしらのみこと)と称される多紀理比賣命(たきりびめのみこと)、多紀都比賣命(たきつひめのみこと)、市杵島比賣命(いちきしまひめのみこと)の3女神で、厄除けや災難除けなどの御神徳で親しまれてきた。境内には安土桃山時代に再建された国指定重要文化財の本殿をはじめ、三重塔や兵庫県指定文化財の銅鐘が現存し、神仏習合の古き祈りの形を今に受け継ぐ。江戸時代に活躍した彫刻士・中井権次の作品も随所に見受けられ、歴史の深さを物語る。毎年2月17~18日に斎行される「厄除大祭」は“丹波柏原の厄神さん”と呼ばれ親しまれており、全国から訪れる多くの参拝者でにぎわう。
社殿
歴史深い壮麗な姿が印象的な社殿
社殿は、1582年(天正10年)に羽柴秀吉が自らの武運長久の祈願所として造営を始め、1585年(天正13年)に再々建された。秀吉は黒井城主の堀尾吉晴を普請奉行に任じ、工事に当たらせている。本殿は三間社流造、拝殿は入母屋造の両殿を接続した複合社殿で、正面に唐破風の向拝を備えた総檜皮葺(ひわだぶき)の壮麗な姿が印象的。「日光東照宮」などに連なる権現造の先駆けとして日本建築史においても高く評価され、国の重要文化財に指定されている。本殿正面には、幕末の名石工・丹波佐吉が1861年(文久元年)に手がけ、躍動感あふれる名品と評されるこま犬が鎮座し、社殿の荘厳さを一層際立たせてきた。2024年(令和6年)には御鎮座1000年の記念事業として屋根のふき替えなどが行われ、麗しい姿へとよみがえっている。各種記念事業を終え、境内の諸施設も整えられた。
※祈祷は「厄除大祭」の期間を除いて社殿にて、大祭期間中は境内社・厄除神社にて奉修される多くの参拝者が集う「厄除大祭」
古代より受け継がれる神秘的な儀式
2月17~18日にわたり斎行される「厄除大祭」は北近畿地方屈指の規模を誇り、“丹波柏原の厄神さん”と呼ばれ広く親しまれてきた。近隣には多くの露店が立ち並び、祭り一色に染まり多くの参拝客が集う。境内社・厄除神社には、八衢彦神(やちまたひこのかみ)、八衢姫神(やちまたひめのかみ)、久那戸神(くなどのかみ)、大物主神(おおものぬしのかみ)、武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)の5柱が祀られ、大祭の中心を担う。2月17日の「本殿祭並びに祈年祭」に始まり、2月20日の「斎了奉告祭並びに青山祭壇昇神の儀」をもって祭了となるなか、2月18日0:00に斎行される「青山祭壇の儀」は、古代の「道饗祭」「疫神祭」の遺風を伝える神事として特に重要。境内の明かりがすべて消された暗闇のなか、疫神を迎え供物で篤くもてなし、災いなきよう祈念し静かに送り出す。
※毎年2月17~18日に斎行される寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
夏越の大祓で清まる心
涼風に吹かれるひととき
紅葉舞い散る秋の境内
七五三祝う笑顔の宮参り
清らかな心で迎える冬
そっと祈る「厄除大祭」
- 住所
- 兵庫県丹波市柏原町柏原3625
- アクセス
- 車:舞鶴若狭自動車道春日ICより約17分、丹南篠山口ICより約26分
電車:JR福知山線柏原駅より徒歩約12分 - 公式HP
- https://www.kaibarahachiman.jp/
- TEL
- 0795-72-0156旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 0795-72-3511
- 営業時間
- 授与所:9:00~16:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 拝観無料※授与品・ご祈祷はホームページ参照
- 駐車場
- 40台
テーマやシチュエーション別に、スポット周辺のモデルコースを紹介。
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新緑にもゆる春の風
静寂に包まれる八幡山