渡島（おしま）半島の南東部に位置し、東・南・北の三方を海に囲まれた函館市は冬は比較的雪が少なく、夏は北海道らしい爽やかな気候が特徴です。標高334ｍの函館山から扇状に市街地が広がり、なだらかな坂道は港へと続いています。江戸時代末期に日本最初の貿易港の1つとして世界に開かれたことから、さまざまな外国の文化が流入しました。函館山の麓などには今も異国情緒漂う洋館が残り、その美しい街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。さらに函館山や函館朝市など、市内の20カ所以上の観光地が「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の星を獲得しています。イカやカニ、昆布などの海の幸、函館ラーメン、老舗の洋食など函館でしか味わえない絶品グルメも多彩です。