
正式名称は深奥山 方広萬寿禅寺(じんのうざん ほうこうまんじゅぜんじ)。一帯の奥山エリアは井伊家の一族である奥山氏が治め、今川氏から独立した家康が遠州を攻め入る際に足掛かりとした場所です。また、方広寺を開山した無文元選禅師(むもんげんせんぜんじ)を招いた奥山六郎次郎朝藤(おくやまろくろうじろうともふじ)のひ孫の娘が直政の母になります。見どころは、境内の至る所にある五百羅漢像。顔の作りや表情、立ち姿が全て異なり、必ず自分や知り合いに似た像があるといわれています。
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住所/浜松市浜名区引佐町奥山1577-1
電話/053-543-0003
