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FOCAL[フォーカル]

四万十市の旅がより快適に!行事・風物詩から知る 四万十市

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室町時代、土佐一條家が京風の街づくりをしたことから「土佐の小京都」と呼ばれる四万十市。奥深い歴史をもつ街では、京文化を感じる祭事や豊かな自然とふれあう行事が、一年を通して開催されています。季節を描く風物詩の数々で、四万十市の魅力をもっと深掘りしましょう。春夏秋冬それぞれの注目イベントを紹介します!

文/長谷川創介(Penseur)

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行事・風物詩から知る 四万十市

 土佐一條公家行列 藤祭り

応仁の乱を避け、下向した前関白一條教房に始まり、以後4代にわたって中村地区の文化と経済の発展に力を注いだ土佐一條氏。土佐一條公家行列「藤祭り」は、一條家ゆかりの京都の葵祭りになぞらえ、土佐一條氏歴代に感謝するお祭りとして、平成4年より開催されています。中村御所に就く教房公の入府の再現が行われ、室町時代の衣装を身にまとった約200人が時代絵巻さながらの色とりどりの衣装を纏い、市内を練り歩く姿はまさに圧巻です。

土佐一條公家行列 藤祭り
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 しまんと市民祭

小京都の街、四万十市中村に夏を告げる「しまんと市民祭」。ダイナミックな「なかむら踊りパレード」と、明かりを灯して市街地を練り歩く勇壮な提灯台がつじつじで趣向を凝らしたパフォーマンスを披露する「しまんと提灯台パレード」は必見です。さらに、市内中心部の高台にある一條神社境内で開催される「全日本女郎ぐも相撲大会」、四万十川河川敷に音楽とともに美しい花火が打ちあがる「納涼花火大会」と、夏の催しが盛りだくさん。

しまんと市民祭
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不破八幡宮大祭

不破八幡宮は、一條教房公が幡多の総鎮守として、また一條家守護神として山城国石清水八幡宮を勧請したもので、四万十川を目の前にする丘の上にあり、本殿は国の重要文化財に指定されています。「不破八幡宮大祭」では、対岸の一宮神社に祀られている女神三柱からくじ引きで一柱を選び、 “神様の結婚式”が行われます。当時の略奪結婚の蛮風を戒めるために始められたとされており、全国的にも珍しい神事。四万十川の奇祭として知られています。

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菜の花まつり

2月の終わり、冬の四万十市に暖かな春の訪れを告げるのは、四万十川沿いに咲き誇る1,000万本の菜の花。「菜の花まつり」は、ヤナギの自然林が約2kmにわたって続く入田ヤナギ林で開催されるイベントです。一面に広がる美しい菜の花畑を写真におさめようと、数多くの観光客や家族連れで賑わうのだとか。期間中には物産展やグルメイベント、自然について学べるブースや、子ども向けの催しなども。見て、食べて、遊んで、菜の花畑を満喫することができます。

菜の花まつり

四万十市の旅がより快適に! バス旅のススメ

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