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開湯300年を誇る山麓の霊泉へ
「ヒバ千人風呂」に立ち寄り
八甲田連峰の西麓、標高約900mの高地にある酸ヶ湯温泉。開湯300年ほどの歴史を誇り、江戸時代より湯治場として多くの人が訪れていました。以後多くの人々を癒し、昭和29(1954)年に四万温泉、日光湯元温泉とともに「国民保養温泉地第1号」の指定を受けました。豊富な湧出量や広大な収容施設、清潔な環境、交通の便などさまざまな条件が認められ、数ある全国温泉のモデルケースとして選ばれました。酸ヶ湯温泉の名物「ヒバ千人風呂」は、日帰りでの入浴も可能。4種の源泉を楽しむことができ、特に「熱の湯」に入ると、ぽかぽかとした温もりが長時間持続するそうで、日帰りでも湯冷めすることが少なく、肌寒さを感じるようになる秋に浸かりたい温泉です。この「千人風呂」は混浴ですが、女性は湯浴み着(売店にて販売)を利用して入浴することもできるので、ぜひ体験してみては?
- 泉 質
- 酸性硫黄泉(含石膏、酸性硫化水素泉)(緊張低張性温泉)
- 効 能
- 神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復、慢性婦人病など
酸ヶ湯温泉旅館
住所/青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
電話/017-738-6400
時間/ヒバ千人風呂(混浴)7:00~18:00(8:00~9:00は女性専用)
※最終入場:17:30、玉の湯(男女別)9:00~17:00 ※最終入場:16:30
料金/大人1,000円(貸しタオル付のみ)、小学生500円
住所/青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
電話/017-738-6400
時間/ヒバ千人風呂(混浴)7:00~18:00(8:00~9:00は女性専用)
※最終入場:17:30、玉の湯(男女別)9:00~17:00 ※最終入場:16:30
料金/大人1,000円(貸しタオル付のみ)、小学生500円
八甲田山
ブナやナラ、カエデなどが色づいて、鮮やかな景色が見事な秋の八甲田山。10月中旬からは初雪も降り、紅葉と雪のコントラストが見られることも。ロープウェーで登ることもできます。
地獄沼
90度の熱湯が湧き出る底なし沼。かつての爆裂火口跡に、近くで湧き出る温泉水が溜まってできています。もうもうと立ち込める湯気と硫黄臭が特徴で、温泉地らしい風景が広がっています。
城ヶ倉大橋
全長360mの上路式アーチ橋。橋からは、八甲田連峰が見渡せ、眼下には城ヶ倉渓流が望めます。周囲の山々が色づく秋には、大パノラマで紅葉を楽しむことができ、撮影スポットとして多くの人が訪れています。
酸ヶ湯そば
そば粉100%で作られており、「酸ヶ湯温泉鬼面庵」でいただくことができます。八甲田山の清らかな湧水で打つそばは、やわらかくほろほろと切れやすいので、やさしく箸を持ってあまり力を入れないように食べるのがポイントです。