そんな時に無性に食べたくなるものはなんですか?
パワーがみなぎるようなパンチのあるスタミナ飯や、
心が落ち着く優雅な朝食など、
人によって「元気ごはん」はさまざま。
今回は、旅色創刊15周年を記念して、
日本全国を旅してきた「旅色」にゆかりのある方々に
食べるだけでパワーが出る、わざわざ食べに行きたい
「元気ごはん」を聞きました。
文/小島浩隆(RUNS)
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A5-10等級以上の極上黒毛和牛をステーキに
鉄板焼きがメインのレストラン「いつも」。ヘルシーなメニューが多いので、大阪に行くと“いつも”訪れるお店です。サーロインもあるけれど、フィレも絶品。お酒も豊富ですし、コンナルスハーブ入りのパルファン・ド・ローズティーを合わせるのもおすすめです。
個室も多くあり素敵な空間ばかり。私は「クリスタルルーム」を舞台の打ち上げなどで利用したり。 もともと「いつも」は会員制でしたが、今は一般の方も利用もできるのでご紹介しました。
お野菜、お肉料理などなんでも美味しく、特にテンションが上がるのが最初の「クレソンサラダ」! 農家さんと直接契約していて、新鮮なクレソンにオリジナルのドレッシングが最高です。玉ねぎをベースにしたビネグレットに隠し味の醤油を少し加えた、田中シェフ特製のドレッシングは、いつも「持ち帰りたい」と思うほど。
グリル料理から繊細な和モダンの一皿まで楽しめるレストラン。個室の利用は会員限定で、接待や大人の女子会、落ち着いたデートなどに最適。美と健康、アンチエイジングを大切にしたメニューは、熟成赤身肉を中心に、旬の野菜、新鮮な魚介類を用意。
電 話06-4705-6677
営業時間18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日日曜、祝日
アクセス長堀橋駅から徒歩約1分
兵庫県出身。神戸親和女子大学英米文学科在学中にミス日本コンテストグランプリを受賞。卒業後、モデルを経て女優へ。以降、CMやドラマ、映画をはじめ、司会、声優、舞台俳優として幅広く活躍中。芸能活動のみならず、これまで赤十字の広報特使を長年務め、NY国連本部で写真展を開催するなど国内外の国際貢献活動に積極的に参加。現在は 〈NPO SmilePlease☆世界子ども基金〉を主宰し、チャリティー講演会を全国で展開し子どもたちの救育支援活動を継続中。

コク塩5種・黒タレ4種・〆のうどん(又はそば)のコースメニュー
十数年前に京都のロケで出会った「ホルモン千葉」。ここの、塩ダレと味噌ダレの2種類のホルモンが楽しめる「千葉コース」が私の“元気ごはん”です。部位の種類が豊富で、とにかく新鮮! 今は渋谷や新宿にも出店され、2カ月に1回は行きます。
従来の焼肉の「焼きながら食べる」ではなく、「お客様には味に集中してもらいたい」といった思いから、最高の焼き加減・食べごろで提供するため、カウンターのみで営業。名物の「千葉コース」のほかに、単品メニューも豊富。
電 話075-352-6162
営業時間17:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日火曜日
アクセス祇園四条駅から徒歩約5分
1966年生まれ、大阪府出身。「宝石箱や~」などのフレーズで注目を浴び、グルメリポーターとして活躍。書籍『ヒコマラン 食べ人特選お店ナビ120』(ダイヤモンド社)、『グルメ王 彦摩呂のたった10分時短ゴハン』(双葉社)等の執筆もしている。

「松阪牛カルビ」968円。美しいサシが入った松阪牛の上友バラを使用
三重県には松阪市があり、やはり牛肉にはややうるさい県民性がある気がします。みんなそれぞれ行きつけの焼肉屋さんがあって、僕もその1人。「天福」は、高校生の時に3年間バイトをしていて、結婚した奥さんと初めて出会った焼肉屋さん。20年以上が経ちましたが、今でも家族3人で月に1回は食べに行きます。青春の思い出がいっぱい詰まったお店で食べるご飯はやっぱり最高ですね。
せっかくのよいお肉、生かすも殺すも焼き加減! 僕は肉を焼くのが大好きで、一緒に食べると焼きは僕以外に任せません(笑)。「天福」のお肉は、おそらく県外の人が食べたら「リーズナブルなのにこんなおいしい牛肉が!?」と驚かれると思います。皆さんもぜひ津市に来る機会があったら食べてみてくださいね。
A5ランクの松阪牛をはじめとした良質なお肉を提供する三重県津市の老舗焼肉店。おいしい料理だけでなく、居心地のよい空間づくりにもこだわる。また、創業以来変わらぬ味を守り続ける自家製ダレも好評。
電 話059-225-8329
営業時間16:00〜22:00(L.O.21:30)
定休日月曜(祝日の場合は翌営業日)
アクセス近鉄線津駅からバスで約20分
1979年三重県生まれ。2007年に写真家として独立。2008年に写真集『浅田家』(赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞し、2020年には『浅田家!』として映画化。著書に『NEW LIFE』(赤々舎刊)、『家族新聞』(幻冬舎刊)、『浅田撮影局 まんねん』(青幻舎)など。

豊富なメニューが揃う。宿泊なしでも利用可能
「最高の環境で最高の読書」を叶えるために自宅から電車で20~30分のホテルにちょくちょく宿泊しています。東京湾景が見たくなって行った「ヒルトン東京お台場」の朝食ビュッフェで出会ったのが、黄金色のスクランブルエッグ。そのあとにもいろいろなホテルで朝ごはんを食べましたが、“あの味”を超えるものには出会っていません。鮮やかな黄色、温かな湯気を頭に浮かべると「もうひと頑張りしよう」という気持ちになります。あのスクランブルエッグを食べるために高級ホテルに宿泊に行く、そんな酔狂をしてもいいかなとまで思っています(笑)
ホテル選びは部屋からの眺め、豪華な室内などいろいろポイントがありますが、朝食がいいと「来た甲斐があった!」と思います。なかでも私がうれしくなるのは「何でもないものがおいしいこと」。どこでも食べることのできる卵料理が美味だと、ここはやる気がある! とハッとします。また、パンによし、ご飯によし、単品でもよし、食欲のないときにも「これならいけるかも」と思わせてこその元気ごはん。それを考えるとスクランブルエッグは最強です。
1日のスタートにしっかりとエネルギーチャージできるように、炭水化物やタンパク質、ビタミン・ミネラルなど、栄養バランスを意識したバラエティ豊かなメニューが並ぶ。
電 話03-5500-5580(レストラン総合案内)
営業時間7:00~10:30
定休日なし
アクセスゆりかもめ台場駅直結
代官山蔦屋書店に勤める文学担当のコンシェルジュ。雑誌『婦人画報』の連載を持つなど、さまざまなメディアでオススメの本を紹介するカリスマ書店員。文庫解説も手掛け、書評家としても活躍中。

ステーキにはライス、スープ、サラダ付き。テイクアウトも可能
15年くらい前に初めて訪れた「ジャッキーステーキハウス」。異国感のある店内に入った瞬間からテンションアップ、行くたびに「う~んやっぱりウマイ」を実感します。なかでも一番人気の「テンダーロインステーキ」は、肉の旨みとやわらかさが絶品。パワーチャージ必至の元気ごはんです!
沖縄で創業69年のステーキハウスの老舗。味はもちろん、価格、ボリュームともに満足なステーキが魅力。店内は焼きたてのステーキの匂いと活気にあふれ、地元客のみならず観光客からも愛される人気店。
電 話098-868-2408
営業時間11:00~22:30頃
定休日第2・第4水曜日
アクセスゆいレール旭橋駅から徒歩約5分
1971年生まれ。ホテル評論家、旅行作家。国内ホテルを対象に、利用者目線やコストパフォーマンスを重視した取材調査、評論、批評を行う。財団法人宿泊施設活性化機構理事、一般社団法人宿泊施設関連協会アドバイザリーボードを務めるほか、多数メディアでも幅広く活躍する。
![[月刊旅色]2022年12月号](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202212/images/common/cover.jpg)
