
2026.04.24
東山温泉完全ガイド|新緑と歴史ロマンを巡る観光・最新アクセス事情
色鮮やかな新緑が眩しい季節。福島県・会津若松の市街地から少し足を延ばした場所にある「東山温泉」は、新緑が楽しめる爽やかで「旬」なベストシーズンを迎えます。川のせせらぎを聞きながら歩く温泉街には、初夏の風物詩や、幕末の志士たちが癒やしを求めた痕跡が今も残っています。本記事では、東山温泉に今も残る歴史の面影や風情ある歩き方と、最新のアクセス・観光情報を徹底解説します。
この記事の目次
- 東山温泉の歩き方:渓谷美と街並み、初夏の風物詩に触れる
- 会津若松と東山温泉を巡る1泊2日の観光モデルコース
- アクセスガイド:周遊バスとマイカーでのアクセス事情
- まとめ
- 【FAQ】東山温泉・初夏のよくある質問
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東山温泉の歩き方:渓谷美と街並み、初夏の風物詩に触れる
東山温泉の最大の魅力は、湯川沿いに広がる美しい渓谷の景色と、ノスタルジックな街並みです。宿泊しなくても楽しめる散策スポットや、この時期ならではの体験をご紹介します。

東山温泉(Photo by PIXTA)
初夏の風物詩「川どこ」と新緑の絶景
春から秋にかけて、東山温泉では湯川の渓流沿いに特設される「川どこ」がシーズンを迎えます。この地域ならではの文化である「水辺のダイニング 川どこ」は、老舗の「原瀧」や「今昔亭」といった施設が提供しており、青々とした新緑を眺め、ダイナミックな川のせせらぎをBGMに食事や涼を楽しむことができます。この時期の東山温泉でしか味わえない、最高に贅沢な体験です。
※川どこでの食事や日帰り利用の詳細は、提供している各施設へ事前にお問い合わせください
湯川のせせらぎと無料の足湯でリフレッシュ
温泉街の入り口、東山温泉駅(バス停)から歩いてすぐの湯川沿いには、「東山温泉足湯処(福島県会津若松市東山町大字湯本滝ノ湯110)」があります。
無料で利用できる足湯で、冬季閉鎖を終えた例年4月中旬から11月下旬まで(10:00〜20:00)営業しています。屋外で過ごすのに最適な気候の中、名湯で歩き疲れた足を癒やせる絶好の休憩スポットです。

東山温泉足湯処(Photo by photoAC)
新選組・土方歳三ゆかりの地を歩く
東山温泉は、幕末の戊辰戦争で負傷した新選組副長・土方歳三が、刀傷を癒やしたという言い伝えが残る場所でもあります。
足湯処には土方歳三が描かれた壁画があり、ファン必見の撮影スポットとなっています。また、湯川沿いを散策すると「くつろぎ宿 新滝」の敷地内などに、かつて土方が湯治をしたと伝わる「猿の湯」の跡地がひっそりと残されており、歴史の面影を間近に感じることができます。さらに温泉街から15分ほど歩いた「天寧寺」には、土方が建立したとされる近藤勇の墓碑があり、歴史ロマンに思いを馳せる静かな時間を過ごせます。
会津若松と東山温泉を巡る1泊2日の観光モデルコース
盆地に位置する会津若松市は、夏は非常に暑く冬は雪深くなるため、湿度が低く爽やかな5月〜6月は、市内観光において最も歩きやすいベストシーズンです。
名城「鶴ヶ城(会津若松城)」をはじめ、白虎隊自刃の地である「飯盛山」や不思議な構造の「会津さざえ堂(円通三匝堂)」、そしてレトロな街並みが可愛い「七日町通り」などを巡る観光モデルコースをご紹介します。ご家族やご友人との旅行計画の参考にご活用ください。
東山温泉を旅するモデルコースはこちら!
アクセスガイド:周遊バスとマイカーでのアクセス事情
会津若松の観光には、市内の主要スポットを網羅する「まちなか周遊バス」の活用が便利です。
「あかべぇ」と「ハイカラさん」を使いこなす
会津若松駅から東山温泉へ向かう際は、時計回りで運行する赤色のバス「あかべぇ」の利用が便利です。「赤べこ」をモチーフとしたマスコットキャラクター「あかべぇ」が掲示されています。(駅からの所要時間は約15分です)
一方、東山温泉から市街地へ戻る際や鶴ヶ城へ向かう際は、反時計回りのバス「ハイカラさん」に乗車するとスムーズに観光地へアクセスできます。
運賃は1回乗車につき大人250円ですが、市内を何度か乗り降りする場合は、大人700円の「1日フリー乗車券」を購入するのが断然お得です。最新の時刻表や路線図は、会津バスの公式サイトからご確認いただけます。
マイカーでのアクセスと初夏の道路事情
ゴールデンウィークや新緑の時期に入ると、会津若松市街地および東山温泉周辺の積雪の心配はほぼなくなります。基本的にはノーマルタイヤでアクセスできる穏やかな気候になりますが、山沿いのため朝晩は急に冷え込むことがあります。おでかけ前には必ず最新の天気予報を確認し、安全運転でのドライブをお楽しみください。
まとめ

会津武家屋敷(冠木門)(Photo by PIXTA)
美しい新緑の渓谷と、初夏の風物詩「川どこ」、そして幕末の志士の言い伝えが残る東山温泉。1年で最も気候の良いこの時期に、名城・鶴ヶ城やレトロな七日町通りといった会津の城下町観光と組み合わせることで、充実した旅行が楽しめます。便利なまちなか周遊バスの1日フリー乗車券を片手に、源泉かけ流しの足湯や爽やかな風を感じながら、会津の奥座敷へ出かけてみませんか。
【FAQ】東山温泉・初夏のよくある質問
おでかけ前に確認しておきたい、駐車場事情などの実用的な疑問をまとめました。
Q:日帰りで散策する場合、車はどこに停められますか?
A:温泉街の入り口(会津武家屋敷の近く)にある「東山観光客用無料駐車場(通称:東山温泉共同駐車場)」が無料で利用できます。
約40台の普通車が駐車可能な、24時間利用できる市営の無料駐車場です(トイレ併設)。東山温泉街は道が狭く、日帰り観光客が車を停められるまとまったスペースはここがメインとなります。ここから足湯や湯川沿いの歴史スポットまでは、坂道を10〜15分ほど歩いて散策する形になります。
Q:東山温泉に日帰り入浴専門の共同浴場はありますか?
A:独立した共同浴場はありません。
東山温泉には、誰でも入れる公衆浴場(共同浴場)が存在しません。日帰りで温泉に浸かりたい場合は、各旅館・ホテルが提供している日帰り入浴を利用する形になります。施設によって受付時間や定休日が異なるため、事前に各公式サイト等でご確認をお願いします。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 なかやま
ライター:旅色編集部 なかやま
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