
2026.07.28
山梨・下部温泉の魅力とは?観光スポットや泉質など完全ガイド
山梨県身延町にある下部温泉は、豊かな自然に囲まれた歴史ある温泉地です。「武田信玄の隠し湯」として知られ、古くから湯治場として多くの人々に親しまれてきました。ぬる湯とあつ湯を楽しめることが特徴で、静かな山里の風景の中、心安らぐ温泉時間を過ごせます。そんな下部温泉の魅力や周辺の観光スポットをご紹介します。
下部温泉とは?山梨を代表する歴史ある温泉地

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山梨県身延町にある下部温泉は、富士山の西側を流れ、富士川に注ぐ下部川沿いに広がる、静かな山あいの温泉街です。比較的アクセスしやすく、歴史と風情を感じられることから、山梨を代表する温泉地のひとつとして親しまれています。そんな下部温泉のおすすめスポットや周辺の観光スポット、アクセス方法などをご紹介します。

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下部温泉の基本情報
下部温泉は山梨県身延町にある、豊かな自然に囲まれた静かな温泉地です。古くから湯治場として栄え、歴史上の著名人も訪れたと伝えられるなど、長い歴史と風情を感じられることから、山梨県を代表する温泉地のひとつとして親しまれています。
下部温泉には温度の異なる2種類の源泉があり、「ぬる湯」と「あつ湯」を楽しめるのが特徴です。ゆっくりと湯に浸かりながら体を温められるほか、飲泉ができる施設もあり、温泉の恵みをさまざまな形で満喫できます。豊かな自然に包まれながら、心も体も癒やされるひとときを過ごせるでしょう。

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武田信玄の隠し湯として知られる歴史
下部温泉は、836年に熊野権現が現れ、この地に温泉が湧き出たという伝承が残る歴史ある温泉地です。温泉を中心に集落が形成されたとされ、鎌倉時代には日蓮も湯治のために訪れたと伝えられています。
下部温泉を利用した人物として特に有名なのが武田信玄です。武田家では、信玄の父・信虎の時代から公認の湯として利用されていたとされ、川中島の合戦では傷ついた武将たちが湯治に訪れたと伝わります。このことから、下部温泉は「信玄公の隠し湯」として広く知られるようになりました。また、徳川家康も入浴したという言い伝えがあります。
江戸時代には湯治場として名声を高め、身延山へ参詣する人々にも親しまれ、現在までその歴史と文化が受け継がれています。

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泉質の特徴
下部温泉には複数の源泉がありますが、大きく分けると「旧源泉」と「新源泉」の2種類があります。旧源泉は30度前後のぬるめの湯が特徴で、長時間ゆっくりと浸かれることから、古くから湯治に利用されてきました。近年は湯温の低下がみられたため、新たな掘削が行われ、2006年に高温の新源泉が誕生しました。
現在は、旧源泉の「ぬる湯」と新源泉の「あつ湯」の両方を楽しめるのが下部温泉ならではの魅力です。泉質は源泉によって異なりますが、単純温泉が中心で、肌に優しく、入浴だけでなく飲泉を楽しめる施設もあります。

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湯治文化が根付く温泉地
下部温泉は、江戸時代から湯治場として栄え、多くの人々に親しまれてきた歴史ある温泉地です。現在も昔ながらの風情が残り、ゆっくりと温泉を楽しみたい方におすすめの場所です。
温泉街には気軽に利用できる共同浴場があり、地元の方はもちろん、観光客にも人気があります。日帰り入浴も楽しめるため、地域の人との交流を通じて、下部温泉ならではの歴史や文化に触れられるのも魅力です。
また、ぬるめの湯にじっくり浸かる入浴スタイルは、下部温泉の特徴のひとつ。時間をかけて心身を癒やす贅沢なひとときを過ごせます。
下部温泉の楽しみ方

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次に、下部温泉の楽しみ方をご紹介します。下部温泉は、良質な温泉はもちろん、昔ながらの風情が残る温泉街や豊かな自然も魅力です。心身ともにリフレッシュできるため、温泉と合わせて楽しめる見どころをご紹介します。

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下部川沿いの散策
下部温泉に到着したら、まずは下部川沿いの散策がおすすめです。清らかな川のせせらぎや豊かな山里の自然を感じながら、昔ながらの温泉街の風情を楽しめます。
道沿いには足湯やメロディーブリッジなどの見どころがあり、歴史ある旅館が並ぶ町並みを歩けば、湯治場として栄えてきた下部温泉の魅力にも触れられます。ゆったりと歩きながら、自然と歴史を満喫できる散策コースです。

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自然に囲まれた温泉時間
下部温泉の魅力は、豊かな自然に囲まれた環境の中で、ゆったりと温泉を楽しめることです。山々に囲まれた温泉街では、川のせせらぎや鳥の声を聞きながら、日常の喧騒を忘れる穏やかな時間を過ごせます。
ぬるめの湯にじっくり浸かる下部温泉ならではの入浴スタイルは、自然の中でのんびり過ごしたい方にもぴったりです。四季折々で表情を変える山の景色を眺めながら、温泉に身をゆだねるひとときは、下部温泉ならではの贅沢な楽しみ方といえるでしょう。
下部温泉周辺のおすすめ観光スポット

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次に、下部温泉周辺でおすすめの観光スポットをご紹介します。周辺には、美しい自然景観を楽しめる名所や、歴史ある寺院など見どころが点在しています。温泉でゆったりと過ごすだけでなく、周辺を散策しながら観光も満喫できるのが下部温泉の魅力です。ぜひ温泉と合わせて、周辺の観光もお楽しみください。
身延山久遠寺
身延山久遠寺は、1274年にこの地を治めていた地頭・南部実長の招きにより、日蓮が身延山へ入山したことに始まります。日蓮はその後9年間にわたり法華経の読誦や門弟の教化に努め、1281年に本格的な堂宇を建立。「身延山妙法華院久遠寺」と名付けました。以来、総本山として篤い信仰を集めています。
約300万坪の広大な境内には日蓮ゆかりの史跡が点在し、散策を通して心身ともに清々しいひとときを過ごせます。また、身延山宝物館では国宝や重要文化財をはじめとする貴重な収蔵品が展示され、久遠寺の歴史と文化に触れることができます。
身延山久遠寺
身延山ロープウェイ
身延山ロープウェイは、身延山久遠寺の境内裏手から奥之院思親閣や山頂展望台までを約7分で結びます。全長約1,665m、高低差は関東有数を誇り、眼下に広がる雄大な景色が魅力です。特に紅葉の季節には、多くの観光客や参拝者が絶景を求めて訪れます。
終点の奥之院思親閣は、日蓮聖人が故郷の両親や師を偲んだ由緒ある場所。山頂展望台からは、富士山や南アルプス、八ヶ岳連峰、駿河湾、伊豆半島まで見渡せる壮大なパノラマを満喫できます。また、注目ポイントとして山頂に新フォトスポット「巨大文字モニュメント『身延山』」がお目見え!さらに魅力あふれる身延山ロープウェイにどうぞお越しください。
身延山ロープウェイ
- 住所
- 山梨県南巨摩郡身延町身延字上の山4226-2
- アクセス
- 【電車】JR身延駅よりバス「身延山」下車、徒歩約15分
【車】中央自動車道双葉JCT経由 中部横断自動車道身延山ICより約15分
中央自動車道甲府南ICより国道52号経由約50分
新東名高速道路新清水JCT経由 中部横断自動車道身延山ICより約15分 - TEL
- 0556-62-1081
- 営業時間
- 3月16日~11月15日 始発 9:00~上り最終 16:00(下り最終16:40)
11月16日~3月15日 始発 9:00~上り最終 15:40(下り最終16:20) ※観桜期、ゴールデンウィーク、お盆期間の営業時間は変動することもございますのでお問い合わせください。 - 定休日
- 年中無休(12月と2月に運休期間の予定有)
- 料金
- 大人(中学生以上)往復1,700円(普通)、子ども(4歳~小学生)往復850円(普通)など
- 駐車場
- 有
下部温泉へのアクセス

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次に、下部温泉へのアクセス方法をご紹介します。下部温泉には「下部温泉駅」があり、駅前に温泉街が広がっています。そのため、電車でアクセスしやすく、気軽に訪れられる便利な温泉地です。

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電車でのアクセス
下部温泉の最寄り駅は、JR身延線の「下部温泉駅」です。遠方から訪れる場合は、甲府駅・新富士駅・静岡駅のいずれかでJR身延線に乗り換え、下部温泉駅へ向かいます。
東京方面からは中央線で甲府駅まで行き、身延線に乗り換えるルートが一般的です。一方、名古屋・大阪方面からは新幹線を利用し、新富士駅または静岡駅で身延線に乗り換えると便利です。
静岡駅からは、身延線に直通する特急「ふじかわ」が運行しているため、乗り換えの手間が少なく、スムーズにアクセスできます。

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車でのアクセス
車でアクセスする場合は、中部横断自動車道の「下部温泉早川IC」が最寄りです。ICは下部温泉のすぐ近くにあり、国道300号を経由して約5分で到着します。
遠方から向かう場合は、新清水JCTから中部横断自動車道を利用すると便利です。周辺には本栖湖や河口湖などの観光スポットもあるため、ドライブを楽しみながら立ち寄るのにもおすすめの温泉地です。

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下部温泉駅からのアクセス
下部温泉は、下部温泉駅の目の前に温泉街が広がっています。温泉街の中心部へも徒歩5〜10分ほどで到着するため、駅からのアクセスを心配する必要はほとんどありません。
また、下部温泉駅前にはバス停があり、身延山方面へ向かう路線バスが運行しています。バスで周辺を観光する予定がある場合は、事前に時刻表を確認しておくと安心です。ぜひ周辺の観光も合わせてお楽しみください。
よくある質問

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Q. 下部温泉は日帰りでも楽しめますか?
A.下部温泉は、宿泊だけでなく日帰りでも楽しめる温泉地です。温泉街には日帰り入浴が可能な施設があり、気軽に名湯を満喫できます。
下部温泉の特徴である「ぬる湯」は、ゆっくりと時間をかけて温泉を楽しみたい方におすすめです。周辺には下部川沿いの散策スポットや歴史ある温泉街もあるため、入浴と観光を組み合わせた日帰り旅行にもぴったりです。自然に囲まれた静かな環境で、心安らぐひとときを過ごせるでしょう。

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Q. 下部温泉は一人旅にも向いていますか?
A.下部温泉は、一人旅にもおすすめの温泉地です。山々に囲まれた静かな環境の中で、川のせせらぎを聞きながらゆったりとした時間を過ごせます。
歴史ある温泉街を散策したり、温泉にじっくり浸かったりと、自分のペースで楽しめるのが魅力です。特に、下部温泉ならではのぬるめの湯は、時間をかけて温泉を満喫したい方にもぴったり。読書をしたり、自然を眺めたりしながら、心安らぐひとときを過ごせるでしょう。
観光地を慌ただしく巡るのではなく、温泉や自然をじっくり味わいたい一人旅に適した温泉地です。

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Q. 下部温泉を訪れるベストシーズンはいつですか?
A.下部温泉は一年を通して楽しめる温泉地ですが、特におすすめなのは春と秋です。
春は桜も楽しめますし、新緑に包まれた山々や清らかな川の景色が美しく、温泉街の散策にも適した季節です。夏は山里ならではの涼やかな空気の中で、川のせせらぎを聞きながら心地良く過ごせます。秋になると周囲の山々が紅葉に彩られ、温泉に浸かりながら季節の移ろいを感じられるのが魅力です。冬は静かな温泉街の風情が楽しめ、温かな湯にゆっくり浸かる贅沢な時間を過ごせます。
自然の景色と温泉を満喫するなら春や秋、静かな環境で温泉を楽しみたいなら冬など、目的に合わせて訪れる時期を選ぶのがおすすめです。

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Q. 車がなくても観光できますか?
A.下部温泉は、車がなくても楽しめる温泉地です。最寄りの下部温泉駅から温泉街までは近く、駅を降りてすぐに昔ながらの温泉街の雰囲気を味わえます。
温泉街では、下部川沿いの散策や歴史ある旅館街めぐりなど、徒歩で楽しめる見どころが充実しています。また、駅前にはバス停もあり、周辺観光へ出かける際にも便利です。
車を利用しない場合でも、電車と徒歩、路線バスを組み合わせることで、自然豊かな下部温泉を十分に満喫できます。静かな山里をゆっくり歩きながら楽しむ旅にもおすすめの温泉地です。

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Q. 下部温泉の滞在は何泊がおすすめですか?
A.下部温泉の滞在日数は、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。温泉街の散策や宿での入浴を中心に楽しむなら、1泊でも十分に魅力を味わえます。
一方で、下部川沿いの散策や周辺の観光スポットをめぐり、名物や温泉街の雰囲気をじっくり楽しみたい場合は、2泊程度の滞在がおすすめです。特に下部温泉は、ぬるめの湯にゆっくり浸かりながら過ごす時間も魅力のひとつ。慌ただしく観光地を巡るよりも、時間に余裕を持った滞在のほうが、温泉地ならではの静かな魅力を満喫できます。
日頃の疲れを癒やす温泉旅なら1〜2泊を目安に、ゆったりとした旅程を組むとよいでしょう。
下部温泉で歴史ある湯治文化と自然を満喫しよう

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「武田信玄の隠し湯」として知られる下部温泉は、豊かな自然に囲まれ、ぬるめの湯にゆっくり浸かりながら心身を癒やせる魅力あふれる温泉地です。歴史を感じられる観光スポットや風情ある温泉街もあり、日常を離れて穏やかな時間を過ごせます。
長い歴史を持つ湯治文化に触れながら、下部温泉ならではの自然や温泉の魅力を存分に味わう旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:よしぷー
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