温暖な気候で、温泉リゾートとしての人気を誇る熱海温泉。街なかには「熱海七湯」といわれる源泉があり、湯気が湧き出しています。明治時代以降、皇族をはじめ、政財界の重鎮、著名な文人墨客が別荘を構えるようになり、現在も別荘地の雰囲気を醸し出しています。旅館やホテルは、和風、洋風、海沿い、山沿いと、ロケーションもスタイルもさまざま。食事もレストラン、バイキング、部屋出しなど、多彩です。好みの宿を選んで、熱海の時間を満喫しましょう。
旅色おすすめ熱海温泉一覧
ゆっくり滞在できるよう、極力部屋数を減らした希少な宿「熱海温泉 昭和倶楽部」。全室63平米以上の和洋室はさまざまなタイプがあり、その広い空間に和室、ベッドルーム、リビングルームを設え、ゆったりとした造りが特長だ。また、思わず“広い!”と感嘆の声をあげるゲストも多い80平米の和洋室も完備。全室海側で、晴れた日には、熱海の街並みや相模湾が一望できる。寛ぎながら宿自慢の爽快な景色を愉しみたい。
「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」は、全室オーシャンビューの「タワー館」と多様な客室を備えた「AQUA SQUARE」があり、さまざまな旅のシーンに対応可能な熱海後楽園ホテルをはじめ、熱海最大級の日帰り温泉施設「オーシャンスパ Fuua」、レストラン「HARBOR’S W」、伊豆の食を取り揃えたフードマーケット「ラ・伊豆 マルシェ」が集まるIZU-ICHを展開する複合型リゾート。宿泊だけでなく、日帰りでも楽しむことができる。
熱海市網代の海辺に立つ一棟貸し。目の前は、遮るものが何もない、180度パノラマで見渡せる海。どの部屋からでも海を眺められる館内は最大6名まで宿泊でき、上質の家具や家電、アメニティに囲まれ、ゆったりと流れる寛ぎの時間を過ごせる。1階のウッドデッキ、2階のスカイテラスでは、海を眺めながらバーベキューを愉しもう。大きな窓から海を望む湯殿では、網代温泉を掛け流しで堪能。一刻一刻、表情を変えていく海と空の絶景に癒やされ、至福の時間を過ごしてみては。
熱海駅から車で約10分、森の中に佇む「ふふ 熱海」。静寂の深い緑に囲まれた宿は、遠くに海の気配が感じられ、そこにいるだけで身も心もほどけていくようだ。全32室の客室には、湯量豊富な自家源泉の湯を独り占めできる露天風呂を完備。客室はそれぞれ異なった間取りやデザインで設えており、60~174平米の広々としたスイートルームだ。食事は、「ふふ 熱海」に宿泊の際は日本料理か鉄板焼かを選べ、「木の間の月」に宿泊の際は鮨割烹を用意。熱海ならではの海山の幸を存分に堪能できる。
洋々たる海の向こうに、初島をはじめ、伊豆半島、大島、三浦半島、房総半島まで望む絶好のロケーションに佇む宿。日本全国にレストランを展開する「ひらまつ」のスモールラグジュアリーホテルだ。恵まれた泉質から湯治場として栄え、多くの偉人・文豪に愛された地で、至福の湯浴みを堪能しよう。また、日本の伝統美を表現する名工・木下孝一棟梁による数寄屋造りの建築を愛で、相模湾の海の幸を盛り込んだフランス料理に舌鼓を打ち、美しく贅沢なひとときを過ごしたい。
日本屈指の温泉地・熱海に佇むわずか19室の宿。ロビーに1歩足を踏み入れると、旅慣れた大人の心を魅了するハイセンスな空間が広がる。料理長渾身の“創作和食会席”は、和と洋が融合した先付や前菜にはじまり、近海魚のお造り、国産牛を味わう料理など五感で愉しみたいメニューばかり。また、目の前でフランベされる「クレープシュゼット」などデザートも充実している。オーベルジュと言うにふさわしい美味しい料理とインテリアが自慢の宿で、大切な人と特別な時を過ごそう。
“美・彩・食”がテーマの癒しの宿。目の前に相模湾が広がる熱海の高台に佇み、オーシャンビューをひとり占めできる。豊富な湯量を誇る「伊豆山温泉」は弱アルカリ性の硫酸塩泉で、ツルツルな肌へ導いてくれる“美肌の湯”としても評判。庭園露天風呂をはじめ、石造りの内湯などがある大浴場で心ゆくまで堪能したい。また、伊豆の海山の幸をふんだんに使った料理長こだわりの料理も愉しみのひとつ。ライブキッチンを備えた開放的な鉄板ダイニングで、五感で味わう創作和食会席をいただこう。
相模湾を目の前に望む網代の老舗旅館。客室はすべて海側にあり、海を間近に感じてゆったり過ごせる。宿は、2020年で創業80年。東京で染色業を営んでいた創業者は釣り好きで、頻繁に訪れていた網代で温泉を掘り当て、宿泊業を始めたという。宿の創業当時は、客室から竿を下ろし、釣りが愉しめたとか。現在は、伝統の工法とモダンな設えが融合した趣のある空間で、昔から変わらぬもてなしの心に癒される。効能豊かな自家源泉や、新鮮な相模湾の海の幸が愉しめるのも、この宿に泊まる醍醐味だ。
JR熱海駅より車で約10分、約3000坪もの庭園に離れの客室を配した高級旅館。3本の自家源泉から汲み上げられる豊富な湯量を誇る温泉は、大浴場や貸切風呂、各客室の湯殿に余すことなく使われ、効能豊かな湯を思う存分堪能できる。また、お湯はもちろん、浴槽や湯殿の空間にもこだわり、野趣に富んだ露天風呂やパワーストーン・ヒスイをくりぬいた浴槽にあふれる湯、趣ある貸切露天風呂など、湯めぐりするのも愉しい。
部屋によって趣の異なる専用温泉露天風呂を全室に備え、贅沢なステイが叶う宿。万病を癒やすといわれ、徳川家康も愛した熱海の湯を何度でも好きな時に満喫できるのが魅力だ。3本の源泉から湧き出る湯が、体を芯から温め、心まで優しくほぐしてくれる。また、古き良き温泉旅館が持つ手厚いもてなしも特徴。頻繁にタオルの交換を行っており、何度風呂に浸かっても、そのたびにきれいなタオルを使えるのも嬉しいポイントだ。
上品な和の温もりにあふれる数寄屋造りが印象的な「古屋旅館」は、江戸中期に開業した歴史ある湯宿だ。古くから大切にされてきた熱海七湯のひとつ、「清左衛門の湯」を所有しており、宿のすべての湯殿では、加水・加温をせず、循環もしない本物の天然温泉を、贅沢に掛け流しで愉しめる。宿の食事は、伝統的な和食にこだわりながらも、現代的な発想を取り入れた京風懐石料理。旬の厳選食材を、熟練の料理人が丹精込めて滋味豊かで美しい一皿に仕立てた和食膳に、思わず笑顔がこぼれる。
相模灘を目の前に望むリゾートホテル。「AQUA SQUARE」には、相模灘を一望するバルコニー付きの海側客室と、緑と山を望む山側客室が揃う。タワー館は全室オーシャンビュー。15~17階に位置する「エクセレンシィフロア」には、大人の旅に最適な趣の異なる4タイプの和洋室などを用意。6~14階の「スタンダードフロア」には、趣ある和室とシックな洋室のほか「ユニバーサルルーム」もあるので、部屋選びの幅が広がる。
温暖な気候の熱海温泉には、温泉リゾートたるスポットが満載です。お土産は熱海駅前商店街が揃います。
宿でも日帰り温泉施設でも共同浴場でも、源泉かけ流しの温泉を楽しめます。
ロケーションもスタイルもさまざまな熱海温泉の宿。好みの宿を選んで、快適な熱海時間を。
熱海港や網代港に揚がる新鮮な海の幸や、著名人をもうならせた歴史ある洋食を熱海の街で味わいましょう。
温泉リゾート・熱海温泉には心がワクワクするスポットがたくさんあります。プランを作るのも楽しいですね。