筆者お気に入り! びわ湖大津プリンスホテルを起点に楽しむワーケーション&大津観光
こんにちは。旅色LIKESライターの&ヨシカです。コロナ流行前に仕事で何度か宿泊して、部屋から見える琵琶湖に沈む美しい夕陽に感動したびわ湖大津プリンスホテル。2023年夏の終わりにテレワーク、年末には旅行で久しぶりに宿泊してきました。大津市の観光スポットも回ってきたので併せて紹介します。
目次
湖を眺めながらテレワーク
びわ湖大津プリンスホテルのお部屋は全室レイクビューなのですが、特に33~35階のEIZENフロアがわたしのお気に入り。窓際に置いてあるデイベッドで寝転がりながら作業できるんです。また、夕日だけでなく早起きすれば日の出前から空の色の変化を見られます。部屋は広々としていて、 窓から見える景色はどこまでも続く青い空と湖だけなので、清々しいひとときを過ごせます。
運が良ければ花火も見ることが出来るダイニングとバー
夕食時に訪れた「レイクビューダイニングビオナ」では、洋食中心のライブキッチンコーナーや天ぷら、寿司、もつ鍋などを提供する和食コーナー、ケーキ、フルーツなど、好きなものを好きなだけいただけました。もう少し早い時間だったら夕陽の落ちる琵琶湖を見ながら食事できたのに……と残念に思っていたところ、真っ暗な琵琶湖から突然花火が! 時々上がる湖上からの花火だそうで、ラッキーでした。
度々訪れているホテルですが、2023年末に宿泊した際、初めて最上階の「スカイラウンジ トップオブオオツ」に行ってみました。20:30から提供されるアシェットデセール(フランス語で「デザートのプレート」の意味)は隣のレストランで作られているのですが、この日はクリスマスディナーのデザートがそのまま提供されました。お酒のことはあまりよくわからないので、イメージだけ伝えたのですが、担当スタッフの荻野さんは曖昧なオーダーにも応えてカクテルを作ってくれました。ほかにも、花火が上がるタイミングでバーの明かりを落としてくれたり、滋賀の名産や素敵な京都のバーなどいろんな話をしてくれたり……。あっという間に2時間も過ぎていました。
びわ湖大津プリンスホテルに泊まるなら……
明るいうちはホテルの目の前の琵琶湖畔の散歩、夜はホテル内でゆっくり過ごすのがおすすめです。ホテル周辺はお店がないのですが、ホテル内のコンビニは広く、お土産だけでなく軽食も充実しています。わたしの大好きな「飛び出し坊や とび太くん」グッズもたくさんありました。ホテルまでのシャトルバスが出ている大津駅から京都駅まで10分ほどなのでワーケーション利用だけでなく、京都旅行にも便利ですよ。さらに、2023年12月1日(金)~2024年3月31日(日)の間は、敷地内にあるプロムナードとプールサイドでイルミネーションも行っています。ホテルエントランスにある巨大ツリーと合わせて見てください。
◆びわ湖大津プリンスホテル
住所:滋賀県大津市におの浜4-7-7
電話:077-521-1111
六万三千坪の敷地に広がる里山 「叶 匠壽庵 寿長生の郷(かのう しょうじゅあん すないのさと)」
びわ湖大津プリンスホテルのスタッフさんにおすすめされたこの施設は、滋賀で有名な和菓子屋さん「叶 匠壽庵」の工場に併設されています。石山駅からシャトルバスで瀬田川沿いの道を山の方へ走ること30分で到着。シャトルバス下車後、さらに10分ほど梅林を通り抜けると、和食処「梅窓庵」があります。10:00~11:00までは朝定食を提供していて、シンプルな卵かけご飯に最後は香煎茶をかけ、お茶漬けにしていただけます。叶 匠壽庵の代表的なお菓子「あも」がひとくちサイズでついてくるのも嬉しい!
ほかにも、敷地内にはいくつも見どころがあります。その一つ「Bakery&Café 野坐」は1階がパン屋さん、2階がカフェになっています。こちらのカフェにも11:00まで提供される朝ごはんがあります。実は朝ごはんのハシゴをするつもりでしたが、敷地が広すぎて移動に時間がかかりラストオーダーに間に合わず……デザートをいただきました。平日はそれほど混み合わないようなので、ここでしばらくメールチェックや資料作成もできましたよ。
寿長生の郷には茶室もあり、隣接した菓子売り場には代表銘菓「あも」や季節の菓子などが美しく並べられています。2023年末に行った際は、2024年の干支である辰をモチーフにしたお正月限定のお菓子もありました。和菓子はバス停近くの総合案内所でも販売されています。こちらではイートインスペースもあり、「あも」の食べ比べや「あも善哉」もいただけます。
◆寿長生の郷
住所:滋賀県大津市大石龍門4-2-1
電話:077-546-3131
営業時間:10:00~17:00 ※各施設により営業時間が異なる
定休日:水曜日(3、11月は除く)
琵琶湖でのんびりしたいなら「なぎさのテラス」へ
びわ湖大津プリンスホテルから琵琶湖畔を歩いて約15分。琵琶湖の水平線を眺めながら過ごせる「なぎさのテラス」には4つのお店があります。天気のいい日にテラスでランチしたり、ドリンク片手にテレワークしたりと使い勝手が良さそう。湖沿いの遊歩道にはランニングやサイクリング、犬の散歩をする人がたくさんいました。大津駅からも近いので、旧東海道沿いの老舗和菓子店でお菓子を買ったり、琵琶湖近くのお店でかわいいスイーツを買ったりして湖畔で食べるのもおすすめです。
◆なぎさのテラス
住所:滋賀県大津市打出浜
営業時間:各施設により異なる
定休日:各施設により異なる
これが錦糸卵!? 巨大な卵焼きの乗ったきんし丼が食べられる「逢坂山かねよ」
京阪京津線大谷駅から徒歩2分、大津駅からタクシーで5分ほどの場所にある「逢坂山かねよ」は以前から気になっていた鰻丼のお店。でも、鰻より上にどんっと鎮座している卵の方が存在感があります。甘い卵焼きが苦手なわたしにはうれしい醤油味の卵焼き。これだけでご飯を一杯食べられるくらいおいしい! お好みで追加してかけるタレが温められて出てくる心遣いに心が和みました。
◆逢坂山かねよ
住所:滋賀県大津市大谷町23-15
電話: 077-524-2222(本店)、077-522-6151(レストラン部)
営業時間:11:00~20:00
定休日:木曜日(本店)、火曜日(レストラン)※月に一回不定期に休業日あり
琵琶湖を一望できる「びわ湖バレイ」
滋賀の目玉観光地でもあるびわ湖バレイでは、目の前に大きな空と海がつながり、ダイナミックな自然を感じられます。暖冬とはいえ標高が高いからか屋外のテラスはとても寒かったので、時間制限制の屋内カフェに2回も入りました。夕暮れになるとあたりはライトアップされ、無料レンタルのランタンを持った人が行き交いロマンチックな雰囲気になります。
◆びわ湖バレイ
住所:滋賀県大津市木戸1547-1
電話番号:077-592-1155
営業時間:時期により異なる
定休日:時期により異なる
大津市内で見つけたとび太くんたち
最後に紹介したいのが、滋賀県内のあちこちに現れる飛び出し坊やのとび太くん。飛び出し坊やとは、人が道路に飛び出して自動車などと接触しないよう、ドライバーへの注意喚起のために設置されている看板のこと。まんまるの目に赤のトップス、黄色のズボンを履いた「0系」と呼ばれる飛び出し坊やとび太くんは滋賀で生まれたと言われ、2023年で50周年を迎えました。わたしは「0系」がお店ごとにアレンジされた「進化系」に出会う度に写真に収めています。今回は大津市内にいるたくさんのとび太くんの中から厳選して紹介します。
おわりに
今回はびわ湖大津プリンスホテルだけでなく、周辺スポットにも触れてみました。普段は時間が取れず大津駅や石山駅の近くで食事するくらいでしたが、少し時間を取ればここにしかない絶景やグルメに出会えることがわかりました。ホテルでのワーケーションだけでなく、季節ごとの魅力を感じにまた来たいと思います。