実りの秋の新潟へ。お酒とワイン・世界遺産「佐渡島の金山」を巡る旅
旅色綴りメンバーのタナーさんが訪れたのは、秋の新潟。地酒の飲み比べや酒蔵見学を満喫する旅に出かけました。道中では、紅葉が美しい大佐渡スカイラインを抜け、2024年に世界遺産登録されたばかりの佐渡金山も訪れています。さらに、旅の締めくくりに立ち寄ったのは、ワイン仕込みで活気づく“泊まれるワイナリー”。新潟出張をきっかけに始まった、お酒と実りの秋を味わう旅の記録です。
目次
新潟×金沢のコラボ回転寿司「ことぶき寿司 c/oまいもん寿司」でランチ
今回の新潟行きは、金曜午後の会議への出席がきっかけ。午前中に東京を出発し、お昼前に到着しました。まず向かったのは、新潟駅直結の駅ビル「CoCoLo新潟」にある「ことぶき寿司 c/oまいもん寿司」。新潟の人気回転寿司「ことぶき寿司」と、金沢の人気回転寿司「まいもん寿司」がタッグを組んだ、唯一無二のお寿司屋さんなんです! 日本海と北陸、両方の海の幸を一度に味わえるとあって、期待が高まります。カウンター席に案内され、早速注文したのは、新潟市場直送と北陸ネタが盛りだくさんの「ことまい盛り」。本鮪中トロや白えび軍艦、佐渡銀鮭、のどぐろ炙りなど8貫が並びます。日本酒を飲みたいところですが、午後から会議なのでお茶で我慢。タッチパネルでオーダーすると、目の前の板前さんが手際よくお寿司を握ってくれるので、カウンター席ならではのライブ感も魅力です。どのネタもおいしく、ペロリと食べてしまいました。
◆ことぶき寿司 c/oまいもん寿司
住所:新潟市中央区花園1-1-1 CoCoLo新潟 WEST SIDE 1F
電話:025-383-8668
営業時間:11:00~22:00(LO21:30)
定休日:無休
会議終わりの一杯は、居酒屋「五十八(いそはち)」で新潟の地酒飲み比べ
会議が終わったら、新潟駅近くの居酒屋「五十八」さんへ。口コミが良く、金曜夜でもネット予約できた数少ないお店です。ここでまず注文したのは、新潟の地酒5種「至(いたる)」「悠天」「あべ」「金城山(きんじょうさん)」「山間(やんま)」を飲み比べられるセット。なかでも「至」がフルーティーで一番口に合ったものの、単品は売り切れとのこと。代わりに「山間」の別の種類を一合注文すると、こちらも力強い味わいが印象的でした。料理は、なめろうや新潟のタレ唐揚げなどを注文。なかでも「天然ブリ薬味まみれ」は薬味が効いていて箸が止まりません。さらに、カウンターで同じく一人飲みしていたカッコいい女性が食べていたのを見て、思わず注文した「殻付き牡蠣のカンカン蒸し」は、ふっくらプリップリの一品。おつまみメニューはサービス精神を感じる量なので、一人なら注文数を絞るのがよさそうです。
◆五十八
住所:新潟市中央区弁天3-1-21 菊池第一ビル 3F
電話: 050-5872-6610
営業時間:月~土曜日17:00~00:00、日曜日14:00~23:00
定休日:無休
世界遺産の金山からラピュタ、トキまで。「とっておきの佐渡日帰り満喫の旅」
翌日は、佐渡汽船の「とっておきの佐渡日帰り満喫の旅」に参加。新潟港からの往復フェリーと島内バス、ガイド、昼食が付く盛りだくさんのツアーです。いくつかコースがあるなかで選んだのは、「秋限定! 佐渡金山と大佐渡スカイラインパノラマコース」。新潟港からジェットフォイル(高速船)で約1時間、両津港に着いたら早速ツアーバスに乗り込みます。一人参加の人も数名いて、気負わず溶け込める雰囲気でした。
「白雲台」周辺の紅葉は、例年10月下旬から11月上旬が見頃
バスはぐんぐん山を登り、美しい紅葉を横目に展望台の白雲台へ。佐渡島のくびれた地形がよく見えます。
続いて向かったのは、旅の目的の一つだった佐渡金山。坑内には「間歩(まぶ)」と呼ばれる細い通路が張り巡らされていて、人の手で岩盤を掘り進め、わずかに含まれる金を採掘してきた歴史をたどれます。なかでも「道遊の割戸(どうゆうのわりと)」は、採掘のために深さ74m、幅30mも掘り進めた結果、山を真っ二つに割ったような姿に。掘りすぎじゃないか?
続いて訪れたのは、佐渡金銀山の鉱石を選別・加工していた近代化産業遺産「北沢浮遊選鉱場(きたざわふゆうせんこうば)」。巨大なコンクリート構造と、ツタに覆われた幻想的な風景が天空の城ラピュタの世界を思わせると人気のスポットで、ツアー参加者の方々も思い思いに写真を撮っていました。
最後に立ち寄ったのは「トキの森公園」。観察スペースはマジックミラー仕様になっており、トキがご飯を食べている姿などをじっくり観察することができます。すごい。
新潟港へはカーフェリーで帰ります。行きのジェットフォイルと違って高速船ではないので約2時間半の船旅。お土産で買った佐渡バター味のハッピーターンを開けて、新潟限定のビール「風味爽快ニシテ」と共にゆっくりと飲みながら帰りました。うまい。
◆とっておきの佐渡 日帰り満喫の旅(2026年)
※タナーさんが体験されたコースと若干異なりますので、ご注意ください
<Aコース 世界文化遺産登録「佐渡島の金山」とトキを訪ねるコース>
開催日時:詳細は公式HPにて
行程:新潟港(7:55発)~ジェットフォイル~(9:02着)両津港==トキの森公園(見学・約40分)==尾畑酒造※(買い物・約30分)==佐渡歴史伝説館(見学/昼食・約75分)==佐渡金山(見学・約70分)==北沢浮遊選鉱場跡(見学・約20分)==両津港(16:05)~カーフェリー2等~(18:35着)新潟港
料金:【8月まで】大人15,800円、小学生10,000円、【9月から】大人16,800円、小学生10,500円
<Bコース 砂金採りとたらい舟体験、トキをみつけるコース>
開催日時:詳細は公式HPにて
行程:新潟港(7:55発)~ジェットフォイル~(9:02着)両津港==トキのテラス(観察・約30分)==佐渡西三川ゴールドパーク(砂金採り体験・約50分)==小木家(買い物/昼食・約60分)== 千石船展示館(見学・約40分)=== 力屋観光汽船※(たらい舟体験・約30分)=両津港(16:05)~カーフェリー2等~(18:35着)新潟港
料金:【8月まで】大人16,800円、小学生12,000円、【9月から】大人17,800円、小学生12,500円
歴史ある「今代司酒造」で、醸造の現場をのぞく
翌日は、新潟駅から徒歩約15分の「今代司(いまよつかさ)酒造」を見学。瓦屋根と煙突、木の壁が趣を感じさせます。今代司酒造では、アルコール添加やそのほかの副原料を使わず、新潟県産のお米と菅名岳の天然水だけで仕込む全量純米仕込み。手間暇を惜しまず造っています。見学では、酒造り用のお米が積んであるところや、お酒を発酵させているタンクなど、実際の酒造りの現場を見せてもらいました。歴代の酒瓶や、仕込みのための巨大な桶など見どころも多く、最後には試飲もさせてもらい、気に入ったお酒があれば売店で購入することもできました。
◆今代司酒造
住所:新潟市中央区鏡が岡1番1号
電話:025-245-0325
営業時間:9:00~17:00
定休日:12月31日~1月3日
"泊まれるワイナリー"「カーブドッチ」で過ごす贅沢な一夜
日本酒の蔵見学を終えたら、新潟駅から1時間ほどのワイナリー「カーブドッチ」へ。"泊まれるワイナリー"として知られるここで、1泊。ワインと共に味わうディナーも心待ちにしていました。
有料のワイナリーツアーでは、葡萄畑や仕込みの様子、ワイン樽を貯蔵する蔵、瓶詰め後の大量のワインボトルなどを見せてもらいました。19種類ものブドウを栽培する広大な葡萄畑は、日本離れした美しい風景。土壌が砂地で、ワイン用ブドウの栽培に適しているのだとか。畑にはもぐらの穴がいくつもあり、都会とは違う生態系をここに感じました。最後には赤・白ワインの試飲もあり、この土地で育まれた一杯を、この場所で味わえるありがたみを感じました。
ディナーは、ワイナリーの敷地内に佇む食堂で味わうフレンチのコース料理。料理に合わせてくれるワインは、すべてこのワイナリーで造られたものです。料理は、ぶどうの枝葉やワインを巧みに使った品々。まさにワイナリーだからこそのフランス料理で、ワインとの相性も抜群、ここでしか味わえない体験に満足しました。
◆カーブドッチ
住所:新潟市西蒲区角田浜1661
電話:0256-77-2288
定休日:無休
おわりに
出張がきっかけで訪れた新潟でしたが、酒蔵やワイナリーを巡り、世界遺産に登録されたばかりの金山も見て回れて、実りの多い旅に。日本海の海鮮に、米どころならではのお米と日本酒、そしてワインまで。食も酒も充実した新潟の魅力を、あらためて実感しました。また新潟の味を求めて、再訪したいと思います。
◆この記事を書いたメンバー
タナーさん
オトク旅を追い求め、マイルやクーポン、ホテルポイントを駆使して毎年海外・国内旅行に複数回行っています。 お酒・美食・温泉が好き! オーベルジュに1人で泊まったりも。ひとり旅と夫婦旅が多いです。 アラフォー会社員。東京都在住、夫と二人暮らし。









