Plan No.2122

土庄雄平Tonoshou Yuhei

日帰り

アートの島・佐久島へ！日帰り観光モデルコース

佐久島（愛知県）
予算：2,000円〜

・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。

更新日：2024/01/12

サイクリスト・山岳トラベルプランナー土庄雄平

ハイキングで佐久島アートを巡る

愛知県の三河湾に、アートの島があるのをご存じですか？佐久島はアートによる島おこしが盛んな島。今回は、そんな佐久島でハイキングしながらアート巡りを楽しみます。「おひるねハウス」や「佐久島のお庭」「カモメの駐車場」など、見どころが盛りだくさん。三河湾名物の大アサリも堪能します。

こんな旅気分の人におすすめ

START 星を想う場所佐久島の秘密基地／アポロ新谷（にいや）海岸ご飯屋海佐久島のお庭カモメの駐車場おひるねハウス

スタートはここ！

星を想う場所

佐久島の秘密基地／アポロ

新谷（にいや）海岸

ご飯屋海

佐久島のお庭

カモメの駐車場

おひるねハウス

Spot.1星を想う場所
Spot.2佐久島の秘密基地／アポロ
Spot.3新谷（にいや）海岸
Spot.4ご飯屋海
Spot.5佐久島のお庭
Spot.6カモメの駐車場
Spot.7おひるねハウス

佐久島東港

徒歩約25分

SPOT1

美しい海とアートが織りなす空間

星を想う場所

秘境らしさも漂う「高千谷海岸」

冒険心がくすぐられる遊歩道を進む

高千谷（たかちや）海岸に置かれた、ミクロな宇宙を表現するアート作品。佐久島の浜辺で広い集めたシーグラスや小石などを中心に、島民から譲り受けた小物も取り付けて制作された。

DATA

【住所】愛知県西尾市一色町佐久島秋葉山
【TEL】 0563-72-9607（佐久島振興課）
【営業時間】 24時間
【料金】無料

土庄雄平のおすすめポイント

★ カラフルなシーガラスが散りばめられ、バックミラーに映り込む海の風景が見事。色々なものが漂着する島の海岸が、なんだか宇宙のように感じられますよ
★ 作品の正面に立つと、まるで天体望遠鏡を覗き込んでいるような感覚に。そんな趣向が凝らされた作品です。どのようなものが見られるかは、訪れてからのお楽しみ！
★ 島のメインエリアとは風情が異なる高千谷海岸は、スケールの大きい海が広がります。陽光が水面を照らす風景がドラマチック。海岸にたどり着くまでの遊歩道は、冒険心をくすぐられて楽しいですよ

徒歩約35分

SPOT2

隠れ家的なインスタレーション

佐久島の秘密基地／アポロ

童心を思い出すような秘密基地

アポロ11号の月面着陸をイメージして制作されたアート。中には人ひとりが寝転がれるような空間が設けられ、窓の外には美しい三河湾のパノラマを眺められる。まさに佐久島の秘密基地のような作品。

DATA

【住所】愛知県西尾市一色町佐久島久保井
【TEL】 0563-72-9607（佐久島振興課）
【営業時間】 24時間
【料金】無料

土庄雄平のおすすめポイント

★ 風光明媚な離島風景の中に突如現れる、アポロ11号の月面着陸のようなワンシーン。隠れ家的な雰囲気で、なんだか秘密基地のよう。子どもの頃のワクワクした気持ちを思い起こさせます
★ そんな秘密基地の中からは、三河湾の風景を一望。波の音が心地よいBGMとなってくれ、いつまでもゆったりしていたくなる居心地の良さです
★ 佐久島のアート作品には、インスタレーション（展示空間を含めて作品とみなす手法）が多いのが特徴。アートと島の雰囲気と自然が、見事に調和しています

徒歩すぐ

SPOT3

ほんのり紫色を帯びる砂浜

新谷（にいや）海岸

半島のような海岸周辺を散策

佐久島南東部にある海岸。ふかふかの砂浜と海食崖地形が続き、海は鮮やかで美しい。ここが愛知県とは思えないほど、秘境感あふれる離島風景が広がっている。幾重にも重なる地層も、天然のアートのよう。

DATA

【住所】愛知県西尾市一色町佐久島新谷
【TEL】 0563-72-9607（佐久島振興課）
【営業時間】 24時間
【料金】無料

土庄雄平のおすすめポイント

★ 海岸にたどり着くと、そこにはふかふかの砂浜と、限りなく青い海。三河湾の篠島や日間賀島（ひまかじま）、渥美半島、そして伊勢志摩方面が一望できます。まるで瀬戸内海の多島美を思わせるロケーションです
★ 砂浜の色が少し変わっていることに気づくはず。実はこれ、ムール貝やウチムラサキ（大あさり）のカケラが砂に混じっているためなんです。全国的にも珍しい、ほんのりと紫色を帯びた浜はロマンチック
★ 干潮時には男子岩（おんぞいわ）まで歩いてみるのもおすすめ。潜水艦のような形をした、佐久島のパワースポットです

徒歩約10分

SPOT4

三河湾名物・大アサリを堪能！

ご飯屋海

ほっと一息つける空間に癒やされる

佐久島東港近くの古民家を活用した食事処。三河湾名物の大アサリをはじめ、愛知の海の幸に舌鼓を打つことができる。店内の温かい雰囲気から、離島らしい風情を感じられるのも魅力。

DATA

【住所】愛知県西尾市一色町佐久島東屋敷39
【TEL】 0563-79-1910
【営業時間】 11:00〜15:00
【定休日】不定休
【料金】 2,000円以内

土庄雄平のおすすめポイント

★ おすすめは「大アサリ丼定食」。大アサリのプリプリとした弾力と、ほのかな磯の風味がたまりません。トロトロの卵とじ&タレとの相性も絶妙ですよ
★ 「大アサリ丼定食」には数種類のお刺身も付いています。三河湾の海鮮を堪能できる内容が嬉しいですね。お刺身をメインで味わいたいなら、海鮮丼もおすすめ
★ 路地裏の隠れ家的な古民家で過ごす時間は、非日常。なんだかホッとする空間で美味しいご飯を味わい、心もお腹も満たされます

徒歩約10分

SPOT5

ミステリアスな雰囲気が漂う

佐久島のお庭

フォトジェニックな「陶片の小道」

光に照らされる水仙を鑑賞

佐久島と堤防でつながる大島に制作され、島の自然と信仰が織りなすアートスポット。制作から17年目を迎えた現在では、島民や観光客にとって欠かせない憩いの場所となっている。

DATA

【住所】愛知県西尾市一色町佐久島大島
【TEL】 0563-72-9607（佐久島振興課）
【営業時間】 24時間
【料金】無料

土庄雄平のおすすめポイント

★ お庭の中心には、佐久島に存在する4つの山（大山、遠田山、秋葉山、富士山）が築かれており、タイルの飛び石は本土に続く海の道を表現しているそう。佐久島をとりまく環境の縮図です。辺りには“ミニ佐久島”とも呼ぶべき空間が展開。海の守り神としての「海神さま」も見守り、どこかミステリアスな雰囲気を醸し出しています
★ 海神さまへと続くのは「陶片の小道」。島民が使っていたお皿を埋めており、自然と人との暮らしが織りなす佐久島の世界観を物語っています。
★ 「佐久島のお庭」は、梅林公園の中にあります。シーズンになると梅が美しく咲き誇り、その時期に訪れるのもおすすめです
★ 最初の制作から17年目を迎える2023年には、5期制作として全体の修復が行われ、ベンチ「大波」「小波」が新たに加わりました。ぜひ「佐久島の庭」の“今”を見に訪れてみてください

徒歩約15分

SPOT6

いつ訪れてもカモメに出合える場所

カモメの駐車場

遠目から見たカモメの姿は、実はアート

大浦海水浴場の堤防の上に設置されたアート作品。風の向きに合わせ、60羽のカモメが整列する。思わず写真に撮りたくなる映えスポットで、穏やかな島の情緒を満喫できるのが魅力。

DATA

【住所】愛知県西尾市一色町佐久島古々畑17
【TEL】 0563-72-9607（佐久島振興課）
【営業時間】 24時間
【料金】無料

土庄雄平のおすすめポイント

★ 優しい海の風を受けて、くるっと方向を変えるカモメの風向計はフォトジェニック！堤防の上を歩きながら写真撮影を楽しんでみては？
★ 「この風景、どこかで見たことあるかも？」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか？実は、瀬戸内海の女木島（めぎじま）にも、こちらと同じタイトルのアート「カモメの駐車場」が存在します。300羽のカモメが並ぶその作品は、瀬戸内国際芸術祭の一環として制作されたもの。作者は同じ木村崇人氏です
★ ここから眺める佐久島南部の海の風景も素晴らしいです。穏やかで美しい島の雰囲気に癒やされながら、西へと歩いていきましょう

徒歩約20分

SPOT7

海を眺めて島の雰囲気に浸る