「特別なおもてなしがしたい」「オシャレに食事を楽しみたい」という方は、生演奏のあるレストランはいかが? 広々とした空間でミュージシャンが紡ぎ出す音楽は、大切な人との会話を素敵に演出してくれるはず。旬の食材を使った料理に、よく冷えたシャンパン、仕上げに心地よいリズムを合わせて、極上のディナータイムを。

生演奏
生演奏のあるお店って?
ジャズやクラシック、ロック、アコースティックといった幅広い音楽ジャンルが食事をしながら楽しめる飲食店のこと。その日の演奏は、その日にしか聞くことができないというのが生演奏の真骨頂。BGMでは味わえないアドリブやコール・アンド・レスポンスで生まれる雰囲気を楽しみましょう。

粋な大人は知っている生演奏で何を楽しむ?

ドレスアップ
ドレスアップ

「可愛いワンピースを見つけたけど、結婚式に参列するには目立ちすぎる」や「素敵なアクセサリーをもらったけど、着ける機会がない」…そんな経験、ありませんか? 普段遠慮してしまうような服装でも、生演奏のあるお店ならベストマッチ! ドレスアップするだけでロマンチックな気分への近道に。一緒に食事するお相手も、あなたの魅力に目を奪われてしまうかも。服装の厳しい規定はありませんが、ジャズクラブならハーフパンツやスニーカーの着用は避けたほうがベター。あくまでもTPOに合わせたオシャレを楽しんで。

客席の位置
客席の位置

演奏する側と聞く側が作り上げるステージには、あなたの座る位置がとても大切。臨場感を味わうなら、最前列がベスト。より集中して音楽を聞きたい人におすすめです。食事や会話も楽しむなら、後ろの席がピッタリ。ライブ全体が見渡せるので、客席の盛り上がりにも混ざりやすいですよ。リーズナブルに過ごすなら、二階席をどうぞ。ステージ上の死角がなく、後ろに座る人がいないため立ち上がって踊ってもOK。ただし、どの位置に座っても大声でのおしゃべりは避けて。マナーを守るのがスマートな大人の立ち居振る舞いです。

イタリアンやフレンチをベースにした料理
提供される料理

ジャズやクラシックの生演奏が行われるお店で多いのが、イタリアンやフレンチをベースにした料理。まずはシャンパンで乾杯したら、アラカルトやコースを注文して。ローストビーフやレバーパテ、テリーヌといったお肉のメニューが並んでいれば、演奏前に食べ終わらず冷えてしまっても、柔らかいままおいしく食べられるものが揃っていることの証拠。また、ピッツァやフレンチフライ、オリーブマリネといったフィンガーフードが充実していれば、演奏に夢中でよそ見しながらでも口に運びやすいものが用意されているということ。

カクテル
曲名がついたカクテル
♪ミスティ 1954年に発表されたジャズの同名曲のヒットによって名付けられたもの。ドライベルモットの辛さを、蜂蜜を使った甘いリキュールが引き立てるドライで大人な味わい。
♪ビトウィーン・ザ・シーツ アイズレー・ブラザーズが1983年に発表したR&Bの名盤。アルコール度数が高めで口当たりが良く、柑橘系の風味が効いている。“ナイトキャップ(寝酒)”に適した一品。
♪テキーラ・サンライズ イーグルスが1973年に発表したアルバムに収録された名曲。テキーラの風味とオレンジジュースの果汁がマッチしたフルーティな甘さと、朝焼けを表した色合いが特徴。

「さぁ、生演奏に酔いしれよう」
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