体験レポート

2026/09/07
駿河湾の絶景と深海魚グルメを満喫! 女将の温かさにただいまと言いたくなる「西伊豆今宵」
駿河湾を望む沼津市戸田の宿「西伊豆今宵」へ。ロビーや客室から眺める海景色、女将さんの温かなもてなし、“深海魚の聖地”と呼ばれる戸田ならではの深海魚グルメに触れる1泊2日です。秋は「戸田さんさんまつり」など地域の行事もあり、海辺の散歩とあわせて戸田らしさを味わう旅にもおすすめ。思わず「ただいま」と言いたくなる、心ほどける滞在を紹介します。
この記事の目次
- オーシャンビューのフロント&ラウンジ
- 大人も子どもも楽しめるサービスと催し
- 駿河湾の絶景を眺められる和室で寛ぐ
- 夕食は駿河湾スペシャル! レアな深海魚も実食
- 美肌の湯・戸田温泉で旅の疲れを癒す
- 朝食も海の幸! そして深海魚グルメも再び
- 朝食後は御浜岬を散歩
- 景色や食事だけでなく、人の温かさに触れる滞在
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オーシャンビューのフロント&ラウンジ
車を停め、入口が開くと巨大なタカアシガニがいて、海の近くならではのお出迎えをしてくれてます。ロビーラウンジには、雄大な駿河湾を眺める為に椅子が配置され、中心のテーブルもさり気なく海を眺められるように配慮されていました。チェックイン後にふかふかの椅子に腰かけてみると、「アロマティカス」のさわやかなハーブが香ってきます。さわやかで清々しい香りのなか、海を眺めてぼーっとできる癒しの空間です。
棚にはビッシリと浴衣が並べられています
館内着の浴衣はチェックイン後にロビーラウンジで選びます。よく見ると同じ種類の浴衣でもそれぞれ模様が少しずつ異なり、種類の多さに驚きました。身長ごとに並べられた棚の前で、普段は浴衣のデザインに無頓着な私も、夢中になってじっくり選んでいました。
大人も子どもも楽しめるサービスと催し
サービスも豊富で、ラウンジにはコーヒーや紅茶、水が自由に飲めるほか、アイスキャンディー類も全て食べ放題。なかでも特に素晴らしいと思ったのは夕日をイメージした「夕日のワイン」。16時半から18時までの間、ロビーラウンジでワイン1杯を無料で飲む事ができるサービスです。西伊豆の駿河湾に沈む美しい夕日は「日本の夕陽百選」に選ばれています。深海をイメージしたノンアルコールドリンクもあります。
夏は海水浴にくるファミリー層も多く、子どもも楽しめるように館内では、「夏のわくわく運試し ラッキーガチャ」というイベントが行われていました。チェックインの際に配られる用紙をもって、ヒントを頼りに館内に設置されたスタンプを3つ集めるイベントです。コンプリートすると深海魚のキーホルダーやお菓子などの景品から選ぶことができます。スタンプラリーは年中やっていて、季節ごとに景品が変わるのだとか。
ほかにも、ホテル内を見渡すと至る所にハートスポットがあります。まるで隠れミッキーを探せ! みたいに楽しめる仕掛けもありました。一緒に行く人にあわせてそれぞれの宿泊時間を過ごすことができます。
駿河湾の絶景を眺められる和室で寛ぐ
西伊豆今宵には、本館と別館があり、今回は本館側の部屋に泊りました。部屋は和室ながらベッドが置かれたり、壁やふすまは花柄になっていたりと、和洋折衷のお部屋でした。なかでも注目していただきたいのが窓際です。窓際の席は海を眺められるよう配置され、雄大な駿河湾を一望できます。「海の景色を楽しんでほしい」という宿の方の思いが伝わりました。
部屋には、専用の陶器風呂が備わっていました。一人でゆっくり絶景を独り占めできるなんて、贅沢な時間です。洗面所にはアメニティも充実しているのもうれしいところ。
夕食は駿河湾スペシャル! レアな深海魚も実食
夕食会場は、「ダイニング今宵」。こちらでは、地元出身の料理長が腕を振るった会席料理を楽しみます。席に着くと前菜、お造り、焼物、揚物が綺麗に並べられ、海が近い伊豆ならではの魚介類が中心のメニューにおなかもグーっとなりました。
驚いたのは2種類の深海魚が使われていること。1種類目はトロボッチです。前菜と唐揚げに使われていて、見た目はワカサギに近いですが、よく見ると目が大きく深海魚特有の顔をしています。唐揚げで食べるトロボッチは、小さいながら身がぎっしりと詰まっていて骨も柔らかくおいしい。もうひとつは、揚物に使われるドンコ。カニのあんかけソースがかけられていました。白身魚のようなタラの味に近く、とろーっとしたあんかけによく合っていました。
ほかにも鮑の陶板焼きや静岡県産のポークしゃぶ、口の中でとろけたカンパチとタイのお造りなど大満足の夕食時間でした。
訪れた7月は文月のお品書きで、季節ごとに魚の種類も変わってきます。戸田の魚以外の時もありますが、どれも新鮮な海の幸を食べる事ができます。訪れる時々に、どんな魚が食べられるのか次に訪れることを想像してしまいました。
美肌の湯・戸田温泉で旅の疲れを癒す
内風呂
夕食後は温泉へ。宿が位置する戸田温泉は、西伊豆エリアの戸田港周辺で1986(昭和61)年に湧き出した伊豆半島では比較的新しい温泉地です。美肌の湯として知られていて、海沿いの温泉なので塩気を感じられると思いきや、意外にも無色透明の無臭でお湯はなめらかでした。
檜の露天風呂は最高! 微かに檜の香りもしました
大浴場は別館の2階にあり、内風呂と露天風呂の2種類を楽しむ事ができます。露天風呂の浴槽は檜で作られた丸い形になっていて、海の景色は見えませんが、時折なびく海風が心地よく、湯に浸かりながら1日の旅の疲れを癒す最高の温泉でした。
朝食も海の幸! そして深海魚グルメも再び
朝食会場も「ダイニング今宵」。朝食の深海魚グルメは、2種類のエビが入ったみそ汁です。バルタン星人のような巨大なハサミが特徴のガシャエビは、身はコンパクトですが、味が物凄く濃厚。カニの味に少し近いです。大きなお椀に盛られたガシャエビは特にインパクトがあり、本エビもぷりぷりで甘くおいしかったです。みそ汁はお代わり自由なだけでもうれしいのに、この日は女将さんが大盛で盛り付けてくれて、ほかのアジの干物などのおかずと一緒にごはんがとてもよく進みました。
朝食後は御浜岬を散歩
朝食後、チェックアウトまで時間があったので、旅館からすぐ近くの御浜岬を散歩しました。自然豊かな御浜岬(みはまみさき)は、鳥のくちばしのように細長く伸びる地形で、戸田温泉の観光スポットになっています。海水浴場やパワースポットの諸口(もろくち)神社があり、特に鳥居とエメラルドグリーンの海、更にその背後に聳える富士山の景観は、美しいロケーションとして知られています。ホテルから徒歩10分程度で入口に到着し、散歩にはちょうどいいコースでした。また、戸田塩を作っている作業所があり、伝統的な塩の調達方法を間近にみる事ができます。旅館のお土産コーナーで圧倒的に人気を誇る一品だそう。私も記念に戸田塩を購入しました。
景色や食事だけでなく、人の温かさに触れる滞在
10時にチェックアウトを済ませ、女将さんたちに丁寧なお見送りまでしてもらいました。滞在の満足度が高かったのは、この女将さんの存在が大きいと思います。女将さんといえば少し堅苦しいイメージがありますが、この旅館の女将さんは宿泊客との触れ合いが多く、旅館内では子どもから大人まで多くの方と会話をされている様子を何度も見かけました。特に会話されている女将さんの笑顔が素晴らしく、まるで家族の一員のように接してくれることが、アットホーム空間と居心地の良さを作り出しているのだと思います。西伊豆今宵は女将さんを筆頭に温かな雰囲気の溢れる居心地のよい旅館でした。
玄関のハートはチェックアウトの際に記念撮影するための場所だそう
西伊豆今宵では、駿河湾を眺められるオーシャンビューと、西伊豆ならではの美しい夕日を随所で堪能できます。また珍しい深海魚を食べられる貴重な経験もここならではです。ぜひ訪れてみてください。
西伊豆今宵
- 住所
- 静岡県沼津市戸田3878-86
- アクセス
- 電車:伊豆箱根鉄道駿豆線 修善寺駅からバスで約50分「戸田」バス停下車、車で約5分※「戸田」バス停まで送迎あり
車:中伊豆バイパス 修善寺ICから約40分 - 公式HP
- https://www.nishiizukoyoi.com/
- TEL
- 0558-94-5656
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修: 旅色編集部
ライター:あおすけ
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