雄大な自然を守るとともに、古くからの伝統文化や技術を継承している奥会津。「大好きな地元のことをもっともっと知りたい」という大竹さんが、この地に伝わる料理や工芸品作りなど、奥会津だからこそできる体験を楽しみました。
雄大な自然を守るとともに、古くからの伝統文化や技術を継承している奥会津。「大好きな地元のことをもっともっと知りたい」という大竹さんが、この地に伝わる料理や工芸品作りなど、奥会津だからこそできる体験を楽しみました。
1834(天保5)年に創業された「満田屋」は、味噌を中心とした販売店。味噌蔵を改装した店内の奥のスペースで、会津の郷土料理である「みそ田楽」が味わえます。こんにゃく、満田屋製なたね油で揚げた豆腐生揚げ、つきたてのまる餅、ご飯の半つぶし“しんごろう餅”、ソフトな食感の身欠きにしん、里芋などに、柚子・じゅうねん(エゴマ)・山椒などで作った秘伝の味噌だれを使い分けてぬり、囲炉裏の炭火でお客さんの目の前で一本ずつ焼きあげる「みそ田楽コース」が人気。木の温もりを感じる店内で、会津産素材の味を満喫できます。
[DATA]
住所/福島県会津若松市大町1-1-25
電話/0242-27-1345、フリーダイヤル0120-30-8803
時間/10:00〜17:00[店舗]、10:30〜16:30[みそ田楽]
定休日/水曜日 ※祝日の場合はその翌日
旧社屋をリノベーションし2022年11月にオープンした、上質な生活の道具を提案するライフスタイルショップ。陸奥国会津郡(現在の福島県西部)に伝わる木綿平織りの伝統工芸品「会津木綿」の人気デザイナーが手がける衣服や雑貨、「漆のある暮らし・遊び」をコンセプトにしたオリジナルの漆器、北欧各地の食器やアウトドアアイテムなどのショップに、買い物途中にホッとひと休みできるカフェ、ベーカリーを併設。昔ながらの伝統技術に、現代的な美意識やデザインセンスが込められた、ちょっと贅沢なお土産やお気に入りアイテムが見つけられます。
[DATA]
住所/福島県会津若松市天寧寺町7-38
電話/0242-27-3200
時間/10:00〜18:00
定休日/水曜日
「赤べこ伝説」発祥の地であり、奥会津の玄関口「柳津町」に立地する「道の駅会津柳津 観光物産館 清柳苑」では隣接する「憩の館ほっとinやないづ」で、会津の民芸道具の「赤べこ」の絵付け体験が可能。自室にはもうすでに1体の赤べこがあるという大竹さんもトライ。「2体並べて飾ります!」と丁寧に色を塗っていきます。売店では赤べこグッズをはじめ、会津の地酒、地元産の野菜などが奥会津地方の特産品を展示・即売。食事処では名物の会津柳津ソースカツ丼や柳津名物あわをトッピングしたあわソフトクリームが食べられます。
[DATA]
住所/福島県柳津町柳津字下平乙151-1
電話/0242-41-1077(憩の館ほっとinやないづ)
時間/9:00〜17:00(月~金曜日、12月~3月の土・日・祝日)、9:00~18:00(4月〜11月の土・日・祝日)
定休日/第2・4木曜日
奥会津地方の山間部で採取される山ブドウ、ヒロロ、マタタビなどの植物を素材とする工芸品「編み組細工」や木工品などを、見て、作る体験ができる施設が「三島町生活工芸館」。ここで一番人気のものづくり体験、「山ブドウストラップづくり」に大竹さんがチャレンジ。固い山ブドウのつるを水につけてなめしながら、丁寧に重ねて六角形になるように編み、好みのビーズを組み込んで作ります。館内では三島町のみならず、県内外のアーティストや作り手が制作したバッグや財布、ざるなどを購入することもできます。
[DATA]
住所/福島県三島町大字名入字諏訪ノ上395
電話/0241-48-5502
時間/9:00〜17:00
定休日/月曜日 ※祝日の場合その翌日