相模川の清流、肥沃な土地にくわえ、東名高速道路厚木ICができて以降、多くの企業の工場や研究所が立ち並ぶようになった神奈川県厚木市。その結果、農作物や畜産物はもちろん、意外なMade in 厚木製品を手に取る機会が増えているのでは。そこで、厚木市が誇る名品を厳選して5品紹介。どれもふるさと納税の返礼品としても注目されています。
相模川の清流、肥沃な土地にくわえ、東名高速道路厚木ICができて以降、多くの企業の工場や研究所が立ち並ぶようになった神奈川県厚木市。その結果、農作物や畜産物はもちろん、意外なMade in 厚木製品を手に取る機会が増えているのでは。そこで、厚木市が誇る名品を厳選して5品紹介。どれもふるさと納税の返礼品としても注目されています。
古くから相模川では鮎漁、鮎釣りが盛んです。江戸時代には大山街道(今の国道246号)を経て、鮎が江戸へ運ばれていたそう。今日でも多くの釣り人たちが鮎釣りを楽しみ、市内の飲食店や宿で提供されています。香魚と呼ばれる鮎には独特な香りがあり、川魚でありながら臭みがないのが特徴。清流にしか生息できないため、厚木市の自然の豊かさを証明する存在といえます。ちなみに「相模の鮎」はかながわブランドに認定されています。
市内には3つの養豚場があり、生産者が愛情を込めて育てています。厚木産の豚肉は甘みやコクが濃厚で、豚肉本来のおいしさを楽しめると評判です。おすすめは「とん漬」と「シロホルモン」。「厚木のとん漬」は文化庁が取り組む、世代を超えて受け継がれてきた地域の食文化「100年フード」として認定されています。「シロホルモン」はホルモン焼きの一種で、B級グルメの大会で優勝経験も。どちらもいろいろな店で食べ比べをするのも楽しそう。
1818年に七沢で創業した黄金井酒造。越後杜氏と言われる酒づくりの本場の職人から技術を習得し、自社スタッフのみで手がける大吟醸「盛升」は、全国新酒鑑評会で3年連続金賞を受賞するなど高く評価されています。料理を引き立てる食中酒で、口当たりがよくスッキリとした後味が特徴です。酒蔵でありながらクラフトビールやクラフトジン、焼酎なども製造していて、それらと清酒がセットになったちょっと贅沢な返礼品も人気とか。
厚木市内では、「サンクトガーレン」「黄金井酒造」「厚木ビール」の3箇所でクラフトビールが醸造されています。サンフランシスコで地ビールづくりをスタートさせた「サンクトガーレン」では、常時20種類ものビールを用意。「黄金井酒造」の「さがみビール」は、麦100%の酵母を活かしたビールです。「厚木ビール」はベルギービールを中心に醸造する地ビールメーカー。おすすめは、丹沢の伏流水で仕込む「丹沢のしずく WHITE ALE」です。
交通の要衝として発展してきた厚木市にはさまざまな企業の工場や研究所があり、ものづくりが行われています。例えば、50年以上続く老舗のソファメーカーでは、カラフルな生地が目を引く座椅子やソファ、ペット用の階段など日常生活に欠かせないインテリアを製造。そのほか、スーツケース、休養時専用ウエアのアームカバーやふくらはぎ、足首をケアするアイテムなど、意外で身近なアイテムが厚木市で製造されているのです。