



―― 和泉市は初めてでしょうか。訪れてみて印象はいかがですか?
和泉市は、以前番組で立ち寄ったことはありましたが、こうしてゆっくり巡るのは今回が初めてです。大阪にはお仕事でも何度も来ていて、繁華街で食事をしたり、大阪城を訪れたりしたこともあります。にぎやかな街というイメージが強かったのですが、和泉市には、緑に囲まれたカフェや、自然を感じられる神社があって、私が知っていた大阪とは違う風景がたくさんありました。穏やかに過ごせることはもちろん、見どころも多くて、いろんな楽しみ方ができる街ですよね。今回は誕生日を迎えて初めての旅でもあり、10月には大阪でデビュー15周年イベントも控えています。この2日間で、今まで知らずにいた大阪の魅力にもたくさん出会えたので、より身近に感じながら記念のイベントを迎えられそうです。
―― 秋元さんは食への探究心が旺盛で、今回も食のスポットを楽しみにされていましたね。
はい! 日々のモチベーションがおいしいものを食べる、おいしいお酒を飲むことなので。旅でも同じです。「道の駅 いずみ山愛の里」では、野菜も果物も和泉市産と聞いて、こんなにたくさんの農産物がつくられているんだと驚きました。和泉みかんを使った商品も豊富。和泉みかんのシュークリームは、見た目もかわいくて、クリームたっぷりなのにさっぱり。2、3個食べられちゃいそうでした。これから買い物するときは食材の産地を確かめて、和泉市産を見つけたら、この旅を思い出しながら味わいたいです。


「辻󠄀本珈琲」では、いろんな豆の香りを嗅ぎ比べさせていただいて、違いを説明していただきました。違いを分かったうえで味わうと、より楽しいんだなって発見がありましたね。ちょっと苦手意識のあった酸味のあるコーヒーを試飲してみたら、フルーティーでおいしくて。食事にも合うのかも、という新たな気づきもありました。コロンビアの豆も購入できたので、家で飲むのが楽しみです。


―― とくに印象に残った場所はありますか。
実は、私、キャンプも好きなんです。大自然の中にテントを張って、おいしいものをつくって食べて、お酒もいただいて、寝袋で寝るのも楽しくて。なので、「GREEN ROOM」がとくに印象的でした。2階のテント席にはびっくり。ハンモック席はゆったり包み込まれるようで、緑を眺めながらずっとゆらゆらしていたかったなあ。旅館だった建物をリノベーションしたカフェという点も、昔の建築物を活かしたお店を巡るのが好きな私には、すごく魅力的でした。私の母も自然の中で過ごすことや、昔の建物を再利用したお店が好きなので、今度は一緒に訪れたいです。



―― 食、自然、アートと、和泉市は秋元さんの旅や感性にマッチしていたのではないですか。
そうなんです。和泉市には私に響くものが本当にたくさん詰まっていました。細かい作業が好きなので、「佐竹ガラス 流工房」でのガラス玉作りは、時間を忘れるくらい夢中になって。スマホを置いて一つのことに集中する時間っていいなと改めて感じました。こういう体験ができるのも、旅ならではですよね。

「和泉市久保惣記念美術館」では、作品の配色を見たり、アーティストがどんな気持ちで描いたのかを想像したりしながら見ていました。美術に詳しいわけではないんですけど、作品を眺めていると心も落ち着くし、旅の行程に美術館を入れて非日常に浸るって、大人の旅という感じでカッコいいなって思いましたね。

―― 旅の必需品を教えてください。
旅にはいつもカメラを持っていきます。フィルムカメラを使うことが多いんですけど、中学生の頃から使っている古いデジタルカメラと、少し新しいデジタルカメラがあって、旅のプランやその日の気分で使い分けています。スマホのようにクリアな写真じゃない分、現像してみるとかえっていい雰囲気になったりするんですよね。撮影するのは景色だけでなく、訪れたカフェのメニューとかインテリア、絵とか。とくに椅子はデザインがいろいろあっておもしろいので、よく撮りますね。フィルムカメラもデジタルカメラも、現像に出したり、一枚一枚整理したり、手間がかかるんですけど、それも楽しみになっています。

―― 秋元さんにとって、旅とはどんな時間、どんな存在ですか?
私にとって旅は、限られた時間の中で、その土地で過ごす時間を全力で楽しむためのもの。一泊二日ぐらいがちょうどよくて、行きたい場所をできるだけ詰め込んじゃいます。SNSなどで見つけた場所は、都道府県や国ごとの「行きたいところリスト」に入れていて、旅先を決めるときに活用しています。
これまでは、その土地の名前を聞いたらすぐに思い浮かぶ「王道」の場所に行くことが多かったんです。でもこれからは、今回の和泉市みたいに、まだ知らなかった素敵な場所を自分で発掘するような旅をしていきたいなと思っていて。「本当は自分だけの秘密として心に秘めておきたい場所」を見つけていくと、旅全体の深みや価値が大きく変わるんじゃないかと感じています。私にとって和泉市は、本当は教えたくないけど、思わず誰かに教えたくなってしまうような大切な場所になりました。「大阪のおすすめの旅先は?」と聞かれたときに、自信を持って和泉市の魅力を伝えようと思います。

1993年生まれ、埼玉県出身。2011年乃木坂46の1期生として合格。全シングルで選抜入りし、2019年2代目キャプテンに就任。歴代最長となる約11年6カ月在籍し、2023年卒業。テレビ東京『ナゼそこ?』のMC、TBS『よるのブランチ』や日本テレビ『ヒルナンデス!』、フジテレビ『超調査チューズデイ~気になる答え今夜出します~』のレギュラー、ドラマ『産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ』など多方面に活動中。2026年にはデビュー15周年を迎え、10月31日(土)に記念イベント『Manatsu Akimoto 15th Anniversary&Birthday Party 2026』の大阪公演を開催予定(@松下IMPホール)。
衣装協力
・1日目/サスペンダーパンツ27,500円(D.M.G/SUSU PRESS)、その他スタイリスト私物
・2日目/バッグ9,900円(ne Quittez pas/パサンド バイ ヌキテパ)、その他スタイリスト私物
撮影・取材協力
大阪府和泉市
編集長
播磨雄介
編集
福田桃子
アドバタイジング
中川雅支
デザイナー
ますいかおる(tsukurus)
尾崎淳子、中村 綾(ヒストリアル)
HTMLコーダー
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発行人
井上秀嗣
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