茨城県南部に位置するかすみがうら市は、日本で2番目に大きい湖・霞ヶ浦がシンボル。筑波山系の山々と霞ヶ浦に囲まれ、どこにいても豊かな自然を感じることができます。そんな美しき湖山のまち、かすみがうらを旅したのは、筧 美和子さん。湖のほとりを自転車で巡り、身も心もリフレッシュする旅へ。
写真/佐野円香 スタイリング/田中香菜 ヘアメイク/鈴木かれん 文/若宮早希
ブルーベリーやすだは、農薬を使用せず、ピートモス・菜種油粕などの有機肥料を使用するブルーベリー農園です。農園を訪れた筧さんは、「海外のワイナリーみたい!」と美しい景色に感動。園内を散策し、ブルーベリー狩りを楽しみました。「フルーツ狩り、憧れだったんですよね」とにっこり。もぎたての完熟ブルーベリーは、爽やかな甘さです。ブルーベリーの収穫体験&食べ放題は6月上旬~8月下旬頃まで。約10種を栽培しており、味の違いも楽しめます。事前に電話での予約が必要です。
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住所/茨城県かすみがうら市下佐谷844
電話/0299-59-3528、090-1032-8149
時間/9:00~17:00
定休日/火曜日(祝日の場合翌日)
料金/ブルーベリー狩り30分食べ放題500円

かすみがうら市のブランド肉、霞浦牛(かほぎゅう)を味わえるレストラン。全国品評会で日本一に輝いたこともある、霞浦牛を使用した多彩なメニューが揃います。おすすめのローストビーフ丼は、柔らかく肉の旨みが感じられる逸品。人気メニューのハンバーグは牛肉100%で、驚くほど柔らかい食感が特徴です。サイコロステーキはわさび醤油と塩コショウ、オリジナルの焼き肉のタレで。霞浦牛は甘みがありつつも、脂がくどくなく、最後までおいしく味わえます。
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住所/茨城県かすみがうら市深谷61-84
電話/029-846-5272
時間/11:30~LO13:30
定休日/日曜日

霞ヶ浦のほとりに建つ畔の駅 コハンは、地域産業の振興を図る拠点施設。1階のかすみマルシェでは、ブルーベリーやさつまいもを使ったお菓子、地元ブランドのクラフトビールなど、かすみがうら市のお土産を扱っています。建物はサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」沿いにあり、サイクリングの拠点としても便利です。自転車をレンタルして湖畔に出かけた筧さん。霞ヶ浦の景色を楽しみながら、「自転車で道の駅に行きたい!」とウキウキの様子です。電動アシスト自転車は3,300円でレンタルできます。
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住所/茨城県かすみがうら市坂4784番地先
電話/029-840-9010
時間/10:00~17:00
定休日/無休

霞ヶ浦の湖畔には、至るところに夕日のビューポイントがあります。なかでもおすすめなのは、霞ヶ浦のほど近くにある富士見塚古墳公園。6世紀初めの築造と推定される、前方後円墳のある公園です。全長は約78m、高さ約11.5mで県内有数の規模を誇ります。古墳には階段で登ることができ、墳丘からは遠くに筑波山、眼下に霞ヶ浦を望めます。霞ヶ浦の向こうに太陽が沈む夕暮れどきは絶景。周囲には2つの小さな円墳もあり、自然豊かな公園内の散策を楽しめます。
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住所/茨城県かすみがうら市柏崎1553-3
電話/029-896-0017(かすみがうら市歴史博物館)
時間・定休日/見学自由

霞ヶ浦の景色を満喫したら、JR神立(かんだつ)駅の近くにある、ふぐ・あんこう 喜作でお待ちかねのディナー。喜作は、昼間は和カフェ、夜は和食・割烹店として営業する人気店です。県内の市場から直接仕入れる新鮮な地魚を中心とした、多彩な献立が魅力。冬はふぐやあんこう、夏はハモやスッポンなど、季節の食材が楽しめます。常陸牛や秀麗豚など、茨城県のブランド肉も評判。唎酒師の女将が選んだ地酒とともに味わいましょう。デザートには新定番メニューのバスクチーズケーキがおすすめです。
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住所/茨城県かすみがうら市稲吉2-18-1
電話/029-831-7472
時間/11:30~LO13:00、17:00~LO22:00
定休日/日曜日、水曜日のランチ(月曜日が祝日の場合日曜日営業、月曜日休み)

水郷園があるのは、霞ヶ浦のほとりの水郷筑波国定公園の中。森に囲まれた2階建ての建物は、築約50年の旧家を地域の名工の手で再生したものです。壁や床、天井まで杉の木がふんだんに使われており、「木のいい香りがしますね」と筧さん。2つのベッドルームに広いリビング、バスルーム、霞ヶ浦を望むテラスなどがあり、まるで別荘に滞在しているかのような贅沢な気分に浸れます。宿からかすみがうら市内のゴルフ場に送迎してくれる、2泊3日のゴルフプランもあり、多彩な使い方ができます。
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住所/茨城県かすみがうら市坂905-6
電話/090-4459-3600
料金/1泊朝食付き5万5,000円~(2〜6名まで宿泊可能)

朝一番で出かけたのは、霞ヶ浦随一と謳われる展望スポット。県指定文化財の名勝である歩崎にある展望台からは、霞ヶ浦はもちろん、左に天王崎、正面に三又沖、右手に浮島・大山と、湖畔の名所を一望できます。穏やかな朝の霞ヶ浦に癒されましょう。一帯は歩崎公園として整備されていて、展望台のほかに湖面風景が鑑賞できる展望デッキ、歴史博物館や水族館、森林公園、民家園、休憩所などがあり、散策におすすめ。どこにいても霞ヶ浦の自然を感じることができます。
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住所/茨城県かすみがうら市坂921
電話/029-897-1111 (かすみがうら市商工観光課)
時間・定休日/見学自由



歩崎公園の散策中に立ち寄ったのは、前日に自転車をレンタルした畔の駅 コハンです。2階にはカジュアルなレストランがあり、ランチスポットにぴったり。かすみがうら市の食材を中心に使った、栄養満点の料理を提供しています。筧さんも「付け合わせの野菜もすごくおいしい!」と感動していました。店内では、机やイスなど廃校になった小学校の備品が一部活用されていて、昔懐かしい気分に浸れること間違いなし。霞ヶ浦を一望できるテラス席もあり、食後にのんびりと景色を眺める、贅沢なひと時も過ごせます。
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住所/茨城県かすみがうら市坂4784番地先 畔の駅 コハン2F
電話/029-896-1227
時間/ランチ11:00~14:00、カフェ14:00~17:00
定休日/月・火曜日(祝日の場合翌日)

ランチのあとは、畔の駅 コハンのすぐそばにあるかすみがうら市水族館へ寄り道です。館内には、霞ヶ浦に生息する生き物を中心に約100種を展示。漁協関係者や一般の方から寄贈された希少生物がたくさんいるので、こぢんまりした空間ながら見応えは抜群で、ウーパールーパーなど珍しい生き物にも出会えます。「日本で2番目に小さい水族館」と言われ、地元の人たちにも親しまれています。土・日曜日には餌やり体験やふれあいコーナーも。30分程度で館内を見学できるので、霞ヶ浦の湖畔散策の途中で立ち寄るのがおすすめです。
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住所/茨城県かすみがうら市坂910-1
電話/029-896-0722
時間/9:00~17:00(最終入館~16:30)
定休日/月曜日(祝日の場合翌日)
料金/330円(歴史博物館との共通入館券は430円)

紅はるかをはじめとする、茨城県産のさつまいもを使ったお菓子のお店です。定番の焼きいもや干しいものほか、スイートポテトやプリン、チップスなど、商品はさつまいも尽くし。店舗併設のキッチンで毎日手作りしています。なかでも熟成焼きいも「紅和み(べになごみ)」は、さつまいもを3カ月以上熟成し、甘みを最大限に引き出した看板商品です。紅和みを試食してみた筧さん、ひと口食べて「食感はねっとりとしていて、すごく甘みがあります!」と驚きの表情。ぜひ一度は食べてほしい逸品です。
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住所/茨城県かすみがうら市深谷61-24
電話/029-833-5633
時間/10:00〜18:00
定休日/火曜日(祝日の場合営業)

大正8(1919)年に創業した四万騎農園は、栗専門の農園です。およそ15haの敷地では、10種類以上の品種の栗を栽培しています。栗の収穫時期は秋ですが、農園併設のショップでは生栗や自家製の渋皮煮、マロンジャムなどのさまざまな商品を一年を通して販売しています。栗のソフトクリームを食べた筧さん、「おいしすぎて止まりません…!」と夢中に。初めて食べた生栗は「食感がいいですね、これで浅漬けを作ってみたい!」と料理好きならではの感想でした。
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住所/茨城県かすみがうら市上土田1020-24
電話/0299-59-2038
時間/9:00~17:00
定休日/木曜日
