群馬県川場村は、癒しの里山。道の駅「川場田園プラザ」が全国的に知られ、都心からは車で約2時間。公共交通機関を使ったアクセスも良く、日帰りで村を訪れる人も多くいます。でも、1泊2日で行くからこそ見えてくる村の魅力もたくさん。360度広がる田園風景や隠れ家的お宿、美しい花寺、地元に愛される食堂……。旅好きな堀田茜さんと、風光明媚な里山リゾートを巡りました。
写真/佐野円香 スタイリング/ゴトウ カナエ ヘアメイク/神戸春美 文/鈴木かおり
群馬県川場村は、癒しの里山。道の駅「川場田園プラザ」が全国的に知られ、都心からは車で約2時間。公共交通機関を使ったアクセスも良く、日帰りで村を訪れる人も多くいます。でも、1泊2日で行くからこそ見えてくる村の魅力もたくさん。360度広がる田園風景や隠れ家的お宿、美しい花寺、地元に愛される食堂……。旅好きな堀田茜さんと、風光明媚な里山リゾートを巡りました。
写真/佐野円香 スタイリング/ゴトウ カナエ ヘアメイク/神戸春美 文/鈴木かおり

道の駅のそばにあり、地元の人から長く愛されている「中村屋」は、村唯一の食堂を兼ねた民宿。畳敷きの広間でくつろぎながらランチをいただきました。人気の「もつ煮定食」はピリ辛のもつ煮にご飯が進みます。「チャーハン」は大きめにカットした玉ねぎの甘みと焼き豚がおいしさの秘密。「かつ丼」はしっかり味の豚カツと地元産こしひかりの組み合わせを楽しめます。どれもボリュームたっぷりでリーズナブル! ご主人が腕を振るう料理と、女将さんの気さくなお人柄が、お腹も心も満たしてくれますよ。
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住所/群馬県利根郡川場村谷地2467-9
電話/0278-52-2255
営業時間/11:00~18:00
定休日/日曜日・祝日

360度広がるのどかな田園風景に誘われ、ぶらぶらとお散歩。緑鮮やかな稲のはるか向こうに、複数の峰々からなる群馬県の名山・赤城山が見えました。そんな田園地帯にひょっこり現れたような愛宕山は、その昔、武尊山から降りて来た鬼が、金棒で地面を突いた時に金棒の泥が落ちてできた山という伝説があります。愛宕社の鳥居からは160段の階段と朱塗りの手すりが一直線に伸び、山頂からは田園風景が一望できます。聞こえるのは鳥の鳴き声だけ。神社仏閣巡りが好きな堀田さんも「静かで素敵なところですね」と感激していました。
[DATA]
住所/群馬県利根郡川場村谷地353

「青龍山 吉祥寺」は、鎌倉建長寺を本山とする臨済宗の禅寺。南北朝時代に創建された名刹で、四季を通じ100種以上の花が咲く“花寺”としても知られています。訪ねた初夏は色とりどりのアジサイやクリンソウ、クガイソウ、ギボウシなど多彩な山野草に出会えました。本堂では、庭や滝を眺めながらお抹茶と季節の和菓子をいただくこともでき、鐘の音が響くなか、穏やかなひとときを楽しめます。魔除けや厄除けの意味を持つ猪目窓(いのめまど)は絶好のフォトスポットです。
[DATA]
住所/群馬県利根郡川場村門前860
電話/0278-52-2434
営業時間/9:00~17:00(最終受付16:30)※拝観場所や季節・天候により変更有
料金/大人800円・小中高生350円。抹茶セット800円。

“恋人の聖地”とは、全国の観光地のなかから、ロマンチックな魅力を持つ場所として選定されたスポットのこと。吉祥寺は2021年に認定され、ハート形に見える「猪目窓(いのめまど)」から望む四季折々の景色が人気を集めています。花寺ならではの風情を感じながら、ゆったりとした時間を過ごしてみては。

1886年(明治19年)創業。140年の歴史を誇る老舗酒蔵です。仕込み水には武尊山などの山々の雪解け水を源とする、初代が惚れ込んだ名水を使用。やわらかくほのかな甘みを感じるその水が、「水芭蕉」や「谷川岳」といった代表銘柄の繊細な味わいを支えています。酒蔵に併設された直売所・古新館では、常時6種類の有料試飲を楽しめるほか、仕込み水をチェイサーとして味わえるのも魅力。川場村産ブランド米「雪ほたか」を使った純米大吟醸など、ここでしか購入できない限定酒も揃っています。名水と良質な米、そして川場の豊かな自然が育んだ一杯を、ぜひ味わってみてください。
[DATA]
住所/群馬県利根郡川場村門前713
電話/0278-52-2313
営業時間/9:00~17:00
定休日/火曜

薄根川を見下ろす山間に佇む「錦綉山荘」は、まさに“隠れ宿”。手入れの行き届いたアプローチを進むと、趣ある平屋の木造建築が現れます。最上質のおもてなしにこだわり、客室はわずか7つ。洗練された和モダンの室内は開放感たっぷりの大きな窓が特徴で、庭のモミジや山の緑に癒されます。自慢は、各部屋に設えられた半露天風呂の「武尊の湯」と、上州牛や山菜など地元食材を中心にした会席料理。支配人によると「お部屋で一日ゆったりと過ごすお客様も多いですよ」とのことです。
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住所/群馬県利根郡川場村川場湯原2011
電話/0278-25-3741


薄根川沿いに広がる、夏の川場村を代表する川遊びスポットです。武尊山などの山々から流れる清流は、思わず見入ってしまうほどの透明感。浅瀬や小さな子ども向けの「せせらぎ水路」も整備されているので、家族みんなで安心して水遊びを楽しめます。川魚や昆虫など自然とのふれあいも楽しめることから、夏休みには多くの家族連れでにぎわいます。ひんやりと気持ちのいい清流で、川場ならではの夏を満喫してみましょう。
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住所/群馬県利根郡川場村門前259

ブルーベリーは川場村の夏を代表する農作物。村内の各観光農園でブルーベリー狩りが楽しめます。道の駅「川場田園プラザ」にあるブルーベリー公園では、無料摘み取り体験が可能。撮影で訪れた時はまだ色づき始めでしたが、実が熟す7月上旬から8月上旬に訪れると、摘み取ったブルーベリーをその場で食べられます。色が濃い方が甘くておいしいと、スタッフの方に教えてもらいました。人気なので、もしも実が残っていなかったら「川場田園プラザ」のファーマーズマーケットで購入してみてください。
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住所/群馬県利根郡川場村萩室385(「田園プラザ」内ブルーベリー公園)
電話/0278-52-3711(代)
営業期間/7月上旬~8月上旬

ブルーベリー摘みのほかにも、川場村では四季折々の体験ができます。秋はりんご狩りが人気で、「ぐんま名月」「あかぎ」「ふじ」などの品種を味わえます。冬から春(12月~4月初旬)はスキーシーズン。川場スキー場は関東屈指のパウダースノーが好評です。「川場田園プラザ」では、大人も子どもも1年を通して陶芸体験が楽しめるので、気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

川場村の豊かな自然が育んだ食材を楽しめる人気レストランです。やわらかく臭みの少ないブランド豚「和豚もちぶた」を使った「特選ロースかつ御膳」は、サクッと揚がった衣とジューシーな肉の旨みが楽しめる看板メニュー。「武尊サーモン御膳」では、ブランド魚「武尊サーモン」の身が締まったほどよい歯ごたえと上品な旨みを存分に堪能できます。料理とともに楽しみたいのが、併設するブルワリーで醸造されたクラフトビール。定番から季節限定まで個性豊かな味わいが揃い、料理のおいしさを一層引き立ててくれます。食事もビールも、川場ならではのおいしさを満喫してみてください。
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住所/群馬県利根郡川場村萩室385 川場田園プラザ内
電話/0278-52-3715
営業時間/11:00~20:30(L.O.20:00)
定休日/無休
※営業時間・定休日は変更になる場合があります

2025年度は約300万人が訪れ、全国屈指の人気を誇る道の駅・川場田園プラザ。水辺や芝生広場を中心に自然と建物が美しく調和し、小さな村を散策しているような心地よさがあります。その中心的存在が、観光客にも地元の人にも親しまれているファーマーズマーケット。地元産こしひかり「雪ほたか」をはじめ、村内で収穫された新鮮な野菜や果物が所狭しと並びます。季節ごとに売り場の表情が変わるため、何度訪れても新しい発見がありそうです。堀田さんもヨーグルトやお米、卵などを購入されていました。
[DATA]
住所/群馬県利根郡川場村萩室385
電話/0278-52-3711(代)
営業時間/平日9:00~18:00(繁忙期のみ土日祝8:30~)
定休日/無休
※ファーマーズマーケット以外の店舗は営業時間や定休日が異なります。

おやつに手作りジェラートはいかが? 川田牧場が経営する「かわばジェラート」は、搾りたて生乳100%を使用し、フレッシュな風味と滑らかな舌触りが特徴。お店のイチ押しは、ずばりミルクだそうです。川場産フルーツを使ったジェラートやチョコチップクッキーなど、20種類のフレーバーがあり、常時6種類がケースに並んでいます。堀田さんが選んだのは、ベリーベリーミルクとミルクの「ジェラートダブル」(650円)。手にした瞬間「わぁ、いい香り!」と驚き、ひと口食べて「おいし~」と幸せそうな笑顔になっていました。
[DATA]
住所/群馬県利根郡川場村萩室10-2
電話/0278-50-1138
営業時間/10:00~17:00
定休日/火曜日
