



茨城県神栖市は、ドラマや映画のロケ地としても
お馴染みのフォトジェニックなまち。
鹿島灘と利根川に挟まれた自然豊かなロケーションが魅力です。
穏やかな川沿いに風車がそびえる海岸線、のどかな漁港……
ここでしか見られない景色との出会いが待っています。
美景とおいしいものを求めて、松本穂香さんと春の旅へ出かけました。
写真/佐野円香 スタイリング/道端亜未
ヘアメイク/尾曲いずみ 文/若宮早希
車 約15分

旅の始まりは、土地の神様にご挨拶することから。息栖神社は鹿島神宮、香取神宮と並んで東国三社のひとつに数えられています。東国三社は「関東最強のパワースポット」とも呼ばれ、江戸時代にはこの三社を巡ることが、お伊勢(伊勢神宮)参りに次いで広く親しまれていたそう。常陸利根川のほとりに立つ一の鳥居の両脇には、忍潮井(おしおい)と呼ばれる井戸があり、1000年以上前から清水が湧き出しているという言い伝えがあります。
住所/茨城県神栖市息栖2882
電話/0299-92-2300
時間/参拝自由(授与所は8:30~16:00、御朱印受付は9:00~16:00)
定休日/無休
拝観料/無料





車 約10分



ランチは、地元の人も太鼓判を押す食事処へ。「神栖 砂場」は地粉の常陸秋そばを石臼で挽いた、香り高くコシのあるそばが味わえると評判のお店です。名物はお皿からはみ出すほどの大きなエビの天ぷら。サクサクの天ぷらとそばがセットになった天せいろや、ひと手間もふた手間もかけたこだわりの鴨せいろなどが人気メニューです。食後には、そば茶ぷりんやそばの実アイスなど、そばを使ったデザートをどうぞ。
住所/茨城県神栖市知手176-6
電話/0299-96-5615
時間/11:00~15:00、17:00~LO 20:30、日曜日は~LO20:00、月曜日は11:00~15:00
定休日/火曜日、第3月曜日

車 約10分

1000人画廊は、全長約6kmの護岸をキャンバスに見立て、思い思いの作品が描かれたアートスポット。プロのアーティストによるものから子どもたちの作品まで、個性豊かな壁画が並んでいます。護岸の向こうには、真っ白にそびえる風車が。青空の下、フォトジェニックな壁画を眺めながら歩いた松本さん。「潮風が心地いいですね」と爽やかな海沿いの空気を満喫しました。
住所/茨城県神栖市南海浜護岸
電話/0299-90-1217(神栖市観光振興課)

車 約15分



午後のひと休みに松本さんが訪れたのは、最中が評判のカフェです。パリパリの最中の皮でサンドするのは、定番のあんこだけでなく、チョコレートクリームやホイップクリームなど洋の素材。まるでケーキのように洋風にアレンジされた、見た目もかわいい和スイーツです。一番人気は、サクサクのはちみつあめを練り込んだマーガリンとあんこの最中。「組み合わせが新鮮ですね!」と感激の松本さんでした。
住所/茨城県神栖市居切1547-1 人見店舗B号
電話/0299-87-4762
時間/10:00~19:00
定休日/水曜日

利根川に架かるかもめ大橋の近くにある、煙突が目印の一軒家カフェ。おすすめメニューは焙煎から2週間以内の豆を使った挽きたて&淹れたての“生コーヒー”。コクがありつつ、クリアな味わいのブレンドコーヒーです。コーヒーのお供には、手作りシフォンケーキを。定番の黒蜜きなこのほか、日替わりでフルーツのシフォンケーキも登場します。ピザやパスタをはじめ、ポークグリルやカレーなど週替わりのランチメニューも評判です。
住所/茨城県神栖市矢田部7162-1
電話/0479-21-6626
時間/11:00~17:00
定休日/月・火曜日



車 約20分


1日の終わりは、オレンジ色に染まる海や砂浜が美しい絶景スポットへ足をのばしましょう。日川浜海水浴場は、白い砂浜が続く爽快な海。釣りやサーフィン、春には潮干狩りなどが楽しめるレジャースポットとしても人気です。海岸からは風力発電の風車を望むことができ、太陽が昇る日の出の名所としても知られています。例年7月中旬~8月中旬頃は、海水浴場として賑わいます。
住所/茨城県神栖市日川字海岸砂間地先
電話/0299-90-1217(神栖市観光振興課)