
2026.04.16
甲府温泉とは?街中に湧く全国でもめずらしい温泉の特徴と楽しみ方
山梨県甲府市の中心部に湧き出る甲府温泉は、全国でも珍しい県庁所在地の天然温泉。市街地にあるため、観光やビジネスの拠点として非常にアクセスが良いのが魅力です。気候が穏やかで観光がしやすい、春と秋がベストシーズン。今回は、そんな甲府温泉の魅力や周辺のおすすめスポットをご紹介します。なお、この記事は2026年4月時点のものです。実際に訪れる際は、施設の公式HPなどで最新情報を確認してください。
この記事の目次
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甲府温泉とは?街中に湧く温泉の基本情報

※画像はイメージです
山梨県の県庁所在地である甲府市の中心部に湧く甲府温泉は、全国的にも珍しい都市型天然温泉。県庁所在地に湧く温泉は、甲府市と鳥取市のみといわれています。甲府駅から徒歩圏内にありアクセス抜群で、駅周辺のホテルや宿で手軽に温泉が楽しめます。まずは場所や歴史など、甲府温泉の基本情報をチェックしましょう。
甲府温泉の場所と市街地に点在する特徴
山梨県甲府市の甲府駅周辺にある、市街地の温泉地「甲府温泉」。甲府駅はJR東日本とJR東海の接続駅で、県内最大のターミナル駅です。周辺には観光名所やショッピング施設が充実しており、観光やビジネスの拠点として非常に便利。駅周辺から住宅街にかけて個性的な温泉銭湯やホテルが点在しており、宿泊はもちろん、気軽に日帰り入浴も楽しめます。武田信玄ゆかりの「湯村温泉郷」にも、アクセスしやすいです。
歴史と成り立ちから見る甲府温泉の魅力
甲府温泉は、明治12年(1879)に自由民権運動家・小田切謙明が甲府城近くで開湯した「海州温泉」が起源。全国でも珍しい県庁所在地の市街地中心部に湧く天然温泉として発展し、昭和初期には旅館街が形成されました。昭和20年(1945)の甲府空襲で建物の大半が焼失しましたが、温泉は湧き続け、戦後は焼け跡に無料の「青天井(あおてんじょう)温泉」として市民に愛されました。源泉の場所は現在も中心部である「ホテル談露館」の敷地内にあり、そこから周辺の宿へ分湯されています。
甲府温泉の泉質の特徴

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泉質とは温泉に含まれる化学成分、ガス成分、pH値などの特徴を基に分類された「温泉の質」のこと。泉質により効能や肌への影響が異なるので、しっかり確認しておくのがおすすめです。無色透明の甲府温泉は、子どもから年配の方まで安心して入浴できる湯です。ここでは、甲府温泉の泉質を詳しくご紹介します。
どんな泉質?肌ざわりや湯の印象
甲府温泉は、主に弱アルカリ性の塩化物泉や単純温泉で、無色透明の柔らかな湯が特徴。保温・保湿効果が高く「あたたまりの湯」として知られており、体の芯からぽかぽか温まります。単純温泉は肌への刺激が少ないので、老若男女問わず、特に肌がデリケートな方や美肌を求める方に向いています。塩化物泉は、冷え性や乾燥肌、疲労回復したい方に最適です。宿や施設によって泉質が異なるので、ぜひ確認してみてください。
市街地温泉としてめずらしいポイントとは
甲府温泉の市街地温泉としての最大の特徴は、県庁所在地中心部の利便性の高いエリアに、良質な源泉が豊富に湧出していること。源泉の温度は平均約40.8度~46度で、加水・加温を必要としない「源泉かけ流し」が多く、温泉の質が高いのが特徴。中心部の旅館や温泉付きビジネスホテルで、仕事や観光のついでに気軽に温泉を楽しめるのが魅力です。武田信玄ゆかりの「信玄の湯 湯村温泉」など、古くから親しまれている温泉地も市街地に隣接しています。
甲府温泉へのアクセスと行き方

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山梨県甲府市の中心部に位置する甲府温泉は、甲府駅から徒歩圏内にあるアクセス抜群の温泉地。甲府駅周辺には、甲府城跡をはじめとする歴史スポットや飲食店、ホテル、商業ビルが立ち並んでおり、利便性も良いです。ここでは、最寄り駅からのアクセス方法や駐車場情報をご紹介します。
最寄り駅からのアクセス方法
甲府温泉の最寄り駅は、JR甲府駅です。街の中心部にある温泉へは、タクシーや徒歩で約10~20分でアクセスできます。湯村温泉郷を訪れる場合は、甲府駅南口「4番のりば」から「敷島営業所」行きなどのバスに乗り、「湯村温泉」で下車してください。
車で行く場合の駐車場情報と注意点
甲府温泉周辺の施設は無料駐車場を完備していることが多く、車でのアクセスも可能です。都温泉(6台)、喜久乃湯温泉(16台)、ホテル湯王温泉(60台)などが無料駐車場を提供しています。また、有料や予約制のコインパーキングも充実しています。観光シーズンや週末は駐車場が混雑するため、余裕を持った行動が必要です。マナーを守り、路上駐車は絶対に避けてください。
甲府温泉を楽しむ際の注意点と持ち物

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甲府温泉は、土日祝日、GW、お盆、年末年始、3月下旬~4月中旬(桜・桃の花)の週末が特に混雑します。渋滞に巻き込まれる場合も多いので、余裕を持って楽しみたい方は平日に訪れるのがおすすめです。甲府温泉をゆっくり堪能できるよう、混雑を回避するコツやマナーを事前にチェックしておきましょう。
混雑しやすい時間帯と回避のコツ
甲府温泉の混雑ピークは、土日祝日や長期休暇の14~20時。日帰り施設では夕方、宿泊施設ではチェックイン後の17時以降や朝食後の8~10時に混雑が集中します。日帰り入浴の場合、平日の昼間は比較的ゆったり利用できます。宿泊の場合、観光客がチェックアウトする9~11時や、夜遅い時間が狙い目です。
持ち物や入浴マナーの基本
甲府温泉の持ち物は、タオル類、スキンケア用品が基本です。宿や施設によってはタオルと石鹸が有料の場合が多いため、持参が推奨されます。また、昔ながらの銭湯は現金のみのところが多いので小銭を準備しておきましょう。備え付けのシャンプー・リンス・ボディソープが無いことも多いです。体を洗ってから入浴する、タオルを湯船に入れない、髪をまとめるなどの基本ルールを守り、施設ごとのルールも確認してください。
季節ごとの甲府温泉の楽しみ方

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甲府温泉は、温泉はもちろん、四季折々の自然や美味しいグルメも満載です。春は桜、夏は夏祭りや花火大会、秋は紅葉、冬は夜景など、その時期ごとのさまざまな楽しみ方があるので、ぜひいろいろな季節に足を運んでみてください。ここでは、甲府温泉のベストシーズンや季節ごとの魅力をご紹介します。
ベストシーズンと気候の特徴
甲府温泉のベストシーズンは、観光と温泉を両方楽しめる春と秋。春は3月下旬から桜が咲き始め、4月は日中20度を超える日もある暖かい気候となります。10~12月の秋は、快適な陽気から徐々に冷え込み、紅葉と温泉を楽しめるシーズンです。果物狩りやワイナリー巡りを楽しむにも最適。春・秋ともに日中は快適ですが、盆地特有の朝晩の寒暖差が大きいため、脱ぎ着しやすい羽織りが必要です。
季節ごとのおすすめの過ごし方
春の甲府温泉は、舞鶴城公園や武田神社の桜、昇仙峡の絶景ハイキングがおすすめ。4月上旬の「信玄公祭り」など歴史イベントも満載で、新鮮ないちごを堪能できるいちご狩りも楽しめます。夏は30度を超える真夏日が多いため、昇仙峡の渓流散策や美術館巡りなど、涼を感じるスポットで観光を満喫しましょう。秋は11月上旬に見頃を迎える昇仙峡の紅葉狩りと、ワイナリー巡りを楽しめる実りの季節。冬は温泉で心身を温め、名物「ほうとう」や甲州ワインを堪能するのがおすすめです。
温泉と一緒に巡りたい観光スポット

※画像はイメージです
名所である武田神社、昇仙峡、甲府城跡、山梨県立美術館などが近隣にある甲府温泉は、歴史・自然・アートを温泉とともに楽しめるスポット。甲府駅周辺には「ほうとう」や「鳥もつ煮」といった、地元グルメを味わえる飲食店も充実しています。ここでは、温泉と一緒に巡りたいおすすめの観光スポットを厳選してご紹介します。
【レジャー】双葉サービスエリア 下り線
甲府盆地の高台に位置するサービスエリア
2025年にショッピングコーナー・テイクアウトコーナー・ベーカリーコーナーをリニューアルした「双葉サービスエリア 下り線」は、甲斐市の中央自動車道にある「山梨交通」が運営するサービスエリア。展望台からは、甲府盆地越しに雪化粧した富士山や八ヶ岳、南アルプス連峰を一望できます。新しくなったフードコートは、ペット同伴OKのテラス席も備えており、海鮮料理やインドカレー、ラーメンといった多彩なジャンルのグルメを楽しめます。
双葉サービスエリア 下り線
- 住所
- 山梨県甲斐市龍地2630
- アクセス
- 車:中央自動車道甲府昭和ICより約4分
電車:JR中央本線竜王駅より徒歩約28分、車で約6分 - 公式HP
- https://ykbus.jp/futaba
- TEL
- 0551-28-4035
- 営業時間
- 0:00~24:00※24時間営業
- 定休日
- 無休
- 料金
- 詳細はHP参照
- 駐車場
- 204台※大型車18台駐車可
【レジャー】竜王ラドン温泉
“治療にいい湯”と評判の“吸う温泉”
血液をきれいにする効果があるというラドンを専用装置で発生させた“吸う温泉”「竜王ラドン温泉」。ラドンは直接血液に吸収されると中性脂肪、コレステロールなどをきれいにする効果があるとされ、凝りや痛みの原因となる老廃物の軽減を促進させるデトックスの力が魅力といわれています。「温泉総選挙」の上位に毎年ランク入りするこちらの温泉は、旅館宿泊を併設しており、食事や宴会などでも利用できます。
竜王ラドン温泉
- 住所
- 山梨県甲斐市富竹新田1300-5
- アクセス
- 車:中央自動車道甲府昭和ICより約2分
電車:JR中央本線竜王駅より徒歩約12分 - 公式HP
- https://u-u.co.jp/
- TEL
- 055-276-9111
- FAX
- 055-276-9999
- 営業時間
- 10:00~23:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 入浴料:880円(タオル等別)、1,320円(タオルセット付)
- 駐車場
- 普通車100台、大型バス2台
【レジャー】craft jewelry karen
オリジナル結婚指輪を手作りしよう
世界でひとつだけのオリジナル結婚指輪を手作りできる「craft jewelry karen」は、甲府市の郊外に立つ小さな工房。一流ブランドのジュエリーを作っている職人の丁寧なサポートを受け、約3時間で自分だけの指輪を作ることができます(予約制)。素材は「プラチナ900」「K18 イエローゴールド」など4種類からセレクト可能で、デザインは「甲丸ストレート」「槌目ストレート」など幅広い好みに対応してくれます。
craft jewelry karen
- 住所
- 山梨県甲府市上石田2丁目16-1
- アクセス
- 車:中央自動車道甲府昭和ICより約10分
- 公式HP
- https://karen-bridal.com/
- TEL
- 055-234-5924
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 不定休
- 料金
- 公式ホームページ参照
- 駐車場
- 2台
【グルメ】そば旬菜 奥京甲府駅前店
「甲府鳥もつ煮」が名物の老舗そば屋
明治43年創業の「そば旬菜 奥京甲府駅前店」は、落ち着いた空間でこだわりのそばを楽しめる老舗店。長野県安曇野産最高級そば粉を使用した種類豊富なそばをはじめ、素材・季節感にこだわった創作料理を提供しています。名物の「甲府鳥もつ煮」は、創業以来受け継がれた秘伝のタレが決め手で、甘すぎず辛すぎずのちょうど良い味。隠れ家的な掘りごたつの個室も備えており、宴会にもおすすめです。
そば旬菜 奥京甲府駅前店
- 住所
- 山梨県甲府市丸の内2-15-7
- アクセス
- 電車:JR中央本線・身延線甲府駅より徒歩約5分、車:中央自動車道甲府昭和ICより約15分
- 公式HP
- http://www.okukyo.com/
- TEL
- 055-228-8250
- 営業時間
- 11:00~21:30(LO21:00)
- 定休日
- 日・祝日
- 駐車場
- 10台
【グルメ】カフェ杢糸
体に優しい栄養満点のランチが自慢
体に良いランチをゆったりと楽しめる「カフェ杢糸」では、国産の雑穀玄米、添加物不使用の生パスタなどを使ったメニューが揃っています。週替わりの「玄米プレートランチ」は、全粒穀物と大麦をブレンドした栄養と食物繊維が豊富の雑穀玄米を使用。「生パスタプレートランチ」は、生パスタならではのもちもちとした食感が好評。旬の素材を使用した季節のデザートや自家製シフォンケーキもおすすめです。
カフェ杢糸
- 住所
- 山梨県甲府市中央2丁目5-27 サンパーラ中央
- アクセス
- 電車:JR身延線・中央本線甲府駅より徒歩約8分、車:中央自動車道甲府昭和ICより約18分
- 公式HP
- https://cafe-mokuito.com/
- TEL
- 055-288-9515
- FAX
- 055-254-4534
- 営業時間
- 11:00~16:00
- 定休日
- 日・月曜日
- 駐車場
- 3台
【グルメ】てっぱん秀S
ラグジュアリーな空間でこだわりの鉄板料理を
甲州牛をメインに地産地消の食材をふんだんに使用した鉄板焼き店「てっぱん秀S」では、ラグジュアリーな空間で特別な食事を楽しめます。おすすめの「黒毛和牛100%レアハンバーグ」は、ジューシーなハンバーグをレアで味わえ、アメーラトマトのデミグラス、ネギたっぷりのニンニク醤油、みぞれ柚子ポン酢からお好きなソースを選べます。山梨県産甲州ワインやウイスキー「白州」など、肉料理と相性の良いお酒も目白押し。
てっぱん秀S
- 住所
- 山梨県甲府市中央1丁目2-1 サニービル2F
- アクセス
- 電車:JR各線甲府駅より徒歩約14分、車:中央自動車道甲府昭和ICより約15分
- 公式HP
- https://teppan-shu.com/
- TEL
- 055-226-5001
- FAX
- 055-226-5001
- 営業時間
- 18:00~24:00(LO23:00)
- 定休日
- 日曜日
- 駐車場
- 無※近隣にコインパーキング有り
甲府温泉の魅力を知って温泉旅行を充実させよう

※画像はイメージです
都心から約1時間30分でアクセスできる甲府温泉は、「県庁所在地の中心部」に湧く全国的にも珍しい天然温泉です。歴史、文化、グルメの全てが徒歩やバス圏内にまとまっているため、日帰りや1泊2日の旅行に最適です。温泉や観光とあわせて、地元のワイナリーやほうとうの名店でグルメを堪能するのもおすすめ。ぜひ足を運んで、甲府温泉の旅を充実させましょう。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:erierieri1
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