高知の名物・ご当地グルメ完全ガイド|旬の味覚とおすすめ飲食店を紹介

高知の名物・ご当地グルメ完全ガイド|旬の味覚とおすすめ飲食店を紹介

更新日:2026/07/24

高知県は、愛媛県と徳島県に隣接し、北は四国山地、南は太平洋に面している県です。黒潮の影響を受けて温暖な気候であり、風土を活かして一本釣りで水揚げされるカツオのほか、希少なブランド牛やユズなど、数多くの名物を揃えています。そんな高知では、名物を使った皿鉢料理やカツオの藁焼きだけでなく、須崎の鍋焼きラーメンや屋台餃子などのB級グルメが点在。本記事では、高知を代表する名物とご当地グルメについて、旬の味覚とおすすめ飲食店をあわせてご紹介します。海と山、両方の恵みが詰まった高知の味を求めて、ぜひ現地へ足を運んでみてください。

素材の味を楽しむ!高知の代表的な「名物」

豊かな自然に囲まれた高知県は、一本釣りで水揚げされるカツオやサバなどの海鮮物から、清流や山間部が育む希少な和牛や柑橘まで、さまざまな名物が揃っています。高知県は広いため、車を使って県内の名物を求めに巡りましょう。

土佐のカツオ|一本釣りで釣り上げられる、高知の代名詞たる至高の魚

画像はイメージです(Photo by PIXTA)

土佐のカツオは、黒潮に乗って土佐湾を回遊するカツオを一本釣りで水揚げしたもので、高知を代表する魚です。魚体を傷つけない漁法ならではの鮮度の良さが特徴で、春はさっぱりとした味の「初ガツオ」、秋は脂の乗った「戻りガツオ」を楽しめます。季節によって異なる味覚を味わえるのも、土佐のカツオならではの魅力。

土佐あかうし|年間数百頭しか出荷されない、幻の超希少ブランド和牛

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土佐あかうしは、高知県内でのみ改良が続けられてきた褐毛和種のブランド牛です。年間の出荷量は500頭前後にとどまり、流通量の少なさから「幻の和牛」とも称されています。肉質は、入りすぎないサシと旨味を蓄えた赤身のバランスが良いのが特徴。お肉は和食のほか、フレンチやイタリアンでも重宝されています。

四万十川の鮎・青のり|日本最後の清流が育む、高貴な香りと深い味わい

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四万十川の鮎・青のりは、「日本最後の清流」といわれている四万十川が育んできた恵みです。澄んだ水で育つ天然の鮎は、清らかな水で育つ藻をエサにしているため、香りが高く、濃厚な味わいを堪能できます。青のりはやわらかく、香りが高い特徴を有し、天ぷらや汁物に入れていただくと絶品。

清水サバ|土佐清水市で一本釣りされる、驚異の歯ごたえを誇るブランドゴマサバ

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清水サバは、足摺岬沖で一本釣りされる脂乗りと鮮度が良いゴマサバのブランド名です。足摺岬沖は、潮の流れが速く、餌が豊富な点から身の締まったサバが育ちます。なかでも、秋から冬にかけて漁獲される清水サバは、トロのような脂が乗り絶品。刺身でいただくと、しっかりとした歯ごたえを感じられます。

土佐文旦(ぶんたん)|爽やかな香りと、プリッとした果肉の甘酸っぱさが魅力の冬の王様

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土佐文旦は、全国生産量の9割以上を高知県が占め、高知を象徴する柑橘です。文旦特有のほろ苦さに加え、酸味と甘味のバランスが良く、口いっぱいに広がるジューシーな果汁を味わえます。土佐文旦は、冬から春にかけて旬を迎え、果肉はそのままいただき、皮はマーマレードにするのがおすすめ。

高知のユズ|生産量日本一!馬路村や北川村などを中心に育つ芳醇な香り

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馬路村をはじめとする山間部で育つ高知のユズは、全国生産量の5割以上を占め、国内有数の産地です。なかでも、馬路村や北川村で育ったユズは、香りと酸味が強く、ポン酢やドリンクなどの加工品としてブランド化されています。さわやかな香りは、調味料のほかコスメにも使われ、リラックスできる香りとしても人気。

絶対食べたい!高知の「ご当地グルメ」

高知を旅するなら、観光だけでなくご当地グルメも楽しむことで、旅の思い出がより深まります。豪快なカツオの藁焼きタタキや、大皿に海山の幸を盛り付ける皿鉢料理まで、高知ならではのご当地グルメを5つご紹介します。

カツオの藁焼きタタキ|豪快な炎で一気に炙り、素材の旨味と燻香を閉じ込める極上料理

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カツオの藁焼きタタキは、新鮮なカツオの表面を藁の強火で炙り、香ばしさを引き出した郷土料理です。藁焼きすることで、カツオの臭みが消え、香ばしくいぶされた皮と旨味を味わえます。高知では、ポン酢ではなく塩に付けていただくのが特徴。ニンニクやショウガなどの薬味を添えても絶品です。

皿鉢(さわち)料理|大皿に海の幸・山の幸・寿司を豪快に盛り付ける伝統の宴席文化

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皿鉢料理は、大皿にカツオのタタキや刺身、寿司など多彩な料理を盛り付けた高知の宴席料理です。取り分けの手間がかからず来客をもてなせることから、冠婚葬祭や宴会のシーンで提供されています。皿鉢の中から食べたい物を小皿に取っていただくのが、高知の文化です。

須崎鍋焼きラーメン|土鍋でグツグツと提供される、親鳥の醤油スープが絶品の細麺

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須崎鍋焼きラーメンは、鶏ガラベースの醤油ラーメンを土鍋でいただくご当地グルメです。スープは沸騰した状態で提供されるため、飲み干すまで熱い状態でいただけます。具材は、少し固めの細麺や生卵、ちくわなどをのせたシンプルさが特徴。生卵は崩したり、半熟にしたりして、お気に入りの食べ方を見つけましょう。

ウツボ料理|見た目からは想像できない、濃厚なコラーゲンと上品な白身の美味

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ウツボ料理は、高知の沿岸部で長く親しまれてきた郷土料理です。ウツボの身は、淡白な味わいでやわらかく、皮の下にあるゼラチン質にはコラーゲンが含まれています。料理は、刺身やすき焼き、唐揚げなど幅広い調理法で提供。「目が見づらくなったらウツボが良い」といわれており、スタミナ料理としても重宝されています。

高知の屋台餃子|飲んだ後のシメの定番!薄皮を揚げ焼きにしたサクサク餃子

画像はイメージです(Photo by PIXTA)

高知の屋台餃子は、薄皮で包んだ餃子を揚げ焼きしたような製法で提供するご当地グルメです。餡は豚肉よりもキャベツやニンニク、ショウガなど野菜の割合が高く、軽い食感に仕上げています。餃子は小ぶりのため、女性も食べやすいと人気。高知観光の際は、締めにラーメンではなく屋台餃子をいただきましょう。

いつが一番美味しい?高知の「旬カレンダー」

: 初カツオ(土佐湾沿岸)、土佐文旦(土佐市など)、どろめ(生シラス)(香南市・安芸市など)
: 四万十川の天然鮎(四万十市)、キビナゴ(宿毛市)、土佐のハウスすいか(香南市夜須)
: 戻りカツオ(土佐湾沿岸)、新高梨(高知市針木)、メジカの新子(マルソウダガオの幼魚)(須崎市・中土佐町)
: 室戸の金目鯛(室戸市)、清水サバ(土佐清水市)、ウツボ(須崎市・高知市など)

現地で行きたい!高知グルメを堪能できる名店・おすすめ飲食店

  • 市場レストラン 西村商店

    高知県|高知市

    豊富に取り扱う定食で満喫する高知県の特産品

    高知県の地場産品を使った和洋の幅広い料理が味わえるレストラン。旬の素材にこだわり、期間限定の定食などメニューが豊富で居酒屋メニューもあるため、幅広いシーンで利用できる。独自ルートで仕入れる新鮮な魚と手頃な価格は特に定評があり、県外からのリピーターも多い。店内では産地直送野菜や特産品の販売も行っており、カップルや家族連れなどでにぎわっている。

    住所:高知県高知市葛島2丁目7-20

    営業時間:昼:11:00~15:00(LO14:30)、夜:17:30~20:30(LO20:00)※土曜日の夜は17:30~21:00(LO20:30)

    定休日:火曜日の夜

  • 料亭 濱長

    高知県|高知市

    職人の技術を活かした五感で味わう土佐料理

    食の恵みが豊かな土佐の国で生まれた食材を、ダシや調味料、薬味で味付けし、季節を感じる盛り付けで仕上げた日本料理がいただける「料亭 濱長」。見た目の美しさ、心躍る香り、味を予感させる食感、歯応えから聞こえてくる音など、五感を刺激する美食が堪能できる。芸妓や地方(じかた)、仲居と交流する、土佐の酒席に欠かせないお座敷遊びも魅力のひとつ。可盃(べくはい)や箸拳(はしけん)から、歌に合わせて舞うしばてん踊りまで、笑いに花が咲く遊びを用意している。極上の料理と芸妓との遊びで、時を忘れる“土佐時間”を楽しもう。

    住所:高知県高知市唐人町6-6

    営業時間:昼:11:30~14:00(LO13:30)、夜:17:00~23:00(LO22:00)

    定休日:月曜日、1月1日~5日

  • 土佐熟成あかうし専門店 TOSA WAGYU あか

    高知県|高知市

    「土佐熟成あかうし」専門のアンテナショップ

    和牛出荷量全体の0.1%程度の幻の和牛「土佐あかうし」を使用し、ステーキやローストビーフ、「藁焼きたたき」など多彩な料理を提供。「土佐あかうし」は、濃厚な旨みを蓄えた芳醇な香りの赤身が特徴だが、生産者が年々減少し、このままではいずれ味わえなくなるかもしれないという。この状況を打破して「土佐あかうし」をカツオに並ぶ高知県の観光資源にしようと活動する「土佐あかうし協会」が、この店を立ち上げた。また、消費者の喜びの声を伝えることで生産者を応援し、「土佐あかうし」の未来を支えることを目指している。

    住所:高知県高知市帯屋町1丁目2-10 森田ビル1F

    営業時間:昼:11:00~14:00、夜:17:00~22:00

    定休日:火曜日、水・木曜日の昼

高知で名物グルメを味わえるおすすめのお店はこちら

高知の味覚を旅館・ホテルで楽しむ

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高知を訪れるなら、カツオのタタキや土佐あかうしなど地元食材を活かした料理を、旅館やホテルで味わうのもおすすめです。四万十エリアには、四万十川の自然が育んだ食材にこだわる宿やグランピング施設が点在し、自然と一体になった特別なひと時を過ごせます。旅の疲れを癒やしながら、高知の味覚を堪能しましょう。

高知の名物グルメと一緒に楽しみたい観光・旅行プラン

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高知は、高知城や桂浜などの観光地のほか、四万十川流域では沈下橋を眺めながらのドライブも人気です。自然の絶景とご当地グルメを欲張りたい方には、どちらも満喫できる2泊3日の旅プランがおすすめ。皿鉢料理やウツボ料理など、エリアごとのグルメを味わいながら、高知ならではの旅を存分に楽しんでみてください。

高知の名物・ご当地グルメによくある質問

Q1. 高知県内で、名物のカツオのタタキや地元の熱気あふれる食文化を一度に体感するなら、どこに行くべきですか?

A.高知市中心部にある「ひろめ市場」がおすすめです。市場内には約60もの飲食店が軒を連ね、カツオの藁焼きタタキをはじめ、ウツボ料理、屋台餃子など、高知の名物グルメを一度に味わえます。地元客と観光客が入り混じり、昼間から活気ある雰囲気も、高知らしい食文化を体感できるポイントです。

Q2. 高知名物のカツオですが、春の「初カツオ」と秋の「戻りカツオ」では何が違うのですか?

A.初カツオは、黒潮に乗って北上する途中の春から初夏にかけて水揚げされるカツオで、脂が少なく身が引き締まったさっぱりとした味わいが特徴です。戻りカツオは餌をたっぷり食べて南下してくる秋のカツオで、脂が乗った濃厚な味わいが楽しめます。同じ魚でありながら季節ごとに異なる表情を見せてくれるのが、土佐カツオならではの魅力です。

まとめ

本記事では、高知を代表する名物とご当地グルメについて、旬の味覚とおすすめ飲食店をあわせてご紹介しました。高知は、脂乗りと鮮度が良い清水サバをはじめとした海産物から、ユズや土佐あかうしといった農畜産物まで、自然の恵みを存分に味わえる県です。皿鉢料理のような豪快な郷土料理と、須崎の鍋焼きラーメンや屋台餃子などの個性派グルメが共存しているのも、高知ならではの魅力。高知のグルメとあわせて、高知城や桂浜、四万十川ドライブなどの観光プランを楽しめば、より深く高知の食と自然を満喫できます。訪れるエリアによって異なるグルメと出合いに出かけましょう。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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