【廃線ウォークレポート】横川から軽井沢を結ぶ、かつての信越本線を歩こう

群馬県

2022.10.07

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【廃線ウォークレポート】横川から軽井沢を結ぶ、かつての信越本線を歩こう

群馬県安中市観光機構が主催する「廃線ウォーク」を体験した旅色LIKESのいちさん。11kmという長い距離を歩き、充実感でいっぱいになったようです。ガイドさんの熱い思いが感じられたイベントの様子を紹介します。

目次

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廃線ウォークとは?

【実況レポ!】横川駅から廃線ウォークスタート!

いよいよ非公開の廃線へ

◆この記事を書いたメンバー

廃線ウォークとは?

「廃線ウォーク」とは、かつて使われていた通常立入禁止の廃線をイベント開催時のみ特別開放して行うウォーキングイベントのことです。1893(明治26)年に開通した信越本線新線は、104年後の1997年9月30日に最終運行を迎えました。その横川~軽井沢区間11.2kmの線路をガイドと一緒に歩く、安中市観光機構主催のツアーです。

一口に廃線ウォークと言っても、初心者から廃線マニア向けまでさまざまなコースを用意。選ぶコースにより歩く距離や行程が異なり、1~4時間はかかるため、服装は山歩きのような歩きやすい長袖長ズボン、靴はトレッキングシューズや長靴がおすすめです。また、レンタル品の用意もありますが、ヘルメットやライト、懐中電灯は必須です。汗拭き用のタオル、飲み物なども忘れずに持っていくとよいでしょう。

それでは、約6時間歩き続けた”いちさん”の廃線ウォークの実況レポート、スタートです!

出典:一般社団法人安中市観光機構 横川オフィス「廃線ウォーク」
出典:安中市観光機構「あんとりっぷ」

【実況レポ!】横川駅から廃線ウォークスタート!

ガイドさんにパンフレットをいただき、イヤホンガイドを借りたら出発! 横川~軽井沢区間は急勾配の峠越えとなるため、ラックレールと機関車の歯車を嚙み合わせて運転する「アプト式」という仕組みが採用されていたそうです。

明治時代に作られた廃線跡を利用した遊歩道「アプトの道」の途中にある「峠の湯」まで、まずは1時間程歩きます。ここはハイキングコースにもなっているので遊歩道とはいえ、地元の方々と廃線跡ですれ違うのが不思議な気分でした。

明治45年に建設された旧丸山変電所の話を聞いたり、ガイドさんのお話を聞きながら、最初の1時間は楽しく歩けました。

あっという間に昼食ポイントである峠の湯に到着。

安中市といえば、益子焼の土釜に入っている駅弁「峠の釜めし」が人気ですよね! ツアーの昼食としていただきました。昼食後は、非公開の廃線へと進んでいきます。

いよいよ非公開の廃線へ

いよいよトンネルの中を歩くレア体験がスタート。この日はあいにくの雨模様でしたが、トレッキングシューズで参加されている方も多く見受けられました。夏になると、線路の上にはヤマビルも出るそうです。この先の線路は25年前のままという文字通りの廃線。安中市観光機構の方々がボランティアの学生さんらと、木々に埋もれていた線路跡を整備、清掃して歩けるようにしてくれたそうです。この日も安中市の高校生がボランティアとして来ていました。

トンネルの中は真っ暗なのでライトとヘルメットが必要です。どちらも有料でレンタルできますが、私はライトのみ持参しました。

まずは3本のトンネルを通り抜けます。トンネルは18本ありますが2本目のトンネルが最も長く、1,215mもあるようです。歩きにくい道のりのため、ライトを頼りにしながらひたすら歩きます。

ガイドさんが写真を撮ってくれました。3本目を抜けて、すでにやりきった感! 残りは15本……まだまだ続きます。

トンネルの中は真っ暗。気分は探検隊です。

ツアーの途中、トンネル内で映像鑑賞もありました。線路のレールに腰かけてトンネルの壁で映像を見ることはなかなかできない経験ですよね。ただただ線路沿いを歩くというのは途中で飽きてしまわないか心配でしたが、映像を見せてくれたり、ガイドさんが写真ポイントで止まりながら廃線について説明をしてくれるので、飽きることなく参加することができます。

線路は続くよどこまでも。

トンネルの中から外を見ると光が差し込み、綺麗です。ツアーの後半、線路を歩くと言えば「スタンド・バイ・ミー」でしょ! と、ガイドさんが音楽をかけてくれたので和みました。

出発から約6時間後、最後の18号トンネル内で群馬から県境を越えて長野県に入りました。横川から軽井沢までの高低差は550m、距離は約11kmとのこと。足はガクガクですがやりきったという充実感でいっぱい。

鉄道で栄えた町、横川の信越本線新線の横川~軽井沢区間は既に廃線になりましたが、廃線を利用してツアーを企画し、歴史を継承していこうという安中市の方々の熱い思いに心打たれました。ガイドさんが何度も「今も横川は汽笛が鳴っているんですよ」と誇らしげに話していた様子が印象に残っています。

私は鉄道に詳しいわけではありませんが、それでも廃線を歩いて県境を越えるという貴重な体験ができて、とても楽しかったです。到着後、軽井沢から横川までバスで戻りましたが30分程度でした! 歩いたらあんなに長かったのに~。

ツアーの後はガイドさんおすすめの磯部温泉郷、恵みの湯で一日の疲れを取って帰宅しました。砂風呂もあるようなので、今度は温泉も兼ねて遊びにいくのもよさそうです。

◆この記事を書いたメンバー

いちさん
東京在住。旅先でおいしいご飯を食べて、お酒を飲んだり、神社仏閣を訪ねたり、地元の銭湯や温泉を巡るのが大好きです。

【廃線ウォーク】イベント情報はこちら

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#群馬県 #旅色LIKES #廃線

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旅色の有料ファンコミュニティ「旅色綴り」(旧:旅色LIKES)のメンバーたちによる旅記事。「お試しステイ」企画による滞在レポートや、ライター講座の課題の優秀作品など、メンバーの個性があふれるコンテンツを紹介しています。

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