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Special Interview 溝端淳平 島根県松江市に初めて訪れたという溝端淳平さん。「想像以上にスケールが大きいまちでした」と知られざる松江の旅を存分に楽しみ、城下町散策や日本酒と和菓子のペアリング体験、SUP……と松江市のいいところが凝縮された旅を振り返ります。きっちりとした予定は組まないというプライベートの旅の過ごし方についても伺いました。

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Special Interview 溝端淳平
溝端淳平 インタビュー

―――これまで松江市を訪れたことはありますか?

今回が初めてです。以前、島根県奥出雲町にある「絲原(いとはら)記念館」は訪問しました。ただ、その時は撮影が終わったらすぐに東京へとんぼ返りしてしまったので、今回の旅で松江市を含め、島根県を堪能できました。

―――初めての松江市の感想を教えてください。

ギュッと魅力が詰まっているまちですね。「ぐるっと松江堀川めぐり」での船旅で、まちの中心にある堀川沿いに松江城や小泉八雲記念館など歴史的なスポットが集中している様子を見て、そう思いました。あと、宍道湖があるのは知っていましたがあんなに大きいんですね!

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―――今回の旅で特に印象深かった場所を教えてください。

「小泉八雲記念館」です。時間があればもっとゆっくり見学したかったです。展示物や資料も興味深かったのですが、特に家族写真のギャラリーを見たときに、家族愛を感じたんです。当時、国際結婚するのにはいくつか障壁があったんじゃなかったのか、それらの苦労を乗り越えるほどの大恋愛だったのでは、と色々な想像をしてしまいました。あと、娘さんがお母さんのセツさんにそっくりで、息子さんたちはお父さんの八雲さんにそっくりなのも微笑ましかったです。

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―――これまでに印象に残っている旅先はありますか?

撮影で行った石垣島です。お昼ぐらいに撮影が終わったのでビールを片手に島を散歩していたら、たまたま公園でBEGINさんが野外ライブをやっていたんです! そのまま芝生の上に座って音楽を聴きながら、ビールを飲むという夢のような時間を過ごしました。

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松江城は床板一枚、柱一本から歴史を感じました 当時の人たちはどういう風に過ごしていたのだろう……
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―――「国宝松江城天守」はいかがでしたか?

圧巻でした! 石垣がとても高く積み上げられていて、ほんとに一見の価値ある立派なお城ですよね。江戸時代以前に建てられて以降、一度も壊れたことのない天守ということもあり、お城の中に入っても床板一枚一枚や城を支える通し柱から歴史の息遣いを感じました。良い意味で手を加えられ過ぎていないため、ほかのお城よりもスケール感と歴史感があったような気がします。

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―――「米田酒造」では、日本酒と和菓子のペアリング体験をしましたね。

普段、日本酒は飲まないので詳しくはないですが、飲み比べるとどれも個性的で味がわかりやすかったです。和菓子もおいしかった! 特にくろがねもちは黒糖とクルミの相性の意外性もありつつ良いバランスでした。

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―――SUP体験は今回で二回目だそうですが、いかがでしたか?

今回は日本海で体験しましたが、あんなに穏やかな海だとは思わなかったので驚きました。SUPの魅力はどの世代でも、泳ぎが苦手な人でも簡単にできるアクティビティだなと改めて感じましたね。ただ漕いでいくだけでなく、ボートの上でのんびりもできますし、まったりと過ごしたり、自然を満喫したりしたい人におすすめです。

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旅先ではいろいろ 出かけたいタイプなんです
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―――次に松江市を旅するなら何をしたいですか?

地元の方に聞いたらダイビングスポットがあるそうなので、スキューバダイビングがしたいです! アクティブなことが好きですし、以前、ケーブダイビングはしたことがあるのでできると思います。

―――溝端さんの旅のスタイルについて教えてください。

なんとなく行く場所は決めるんですけど、きっちりとした予定は組まないです。その場その場で予定変更をしながら楽しむのが、旅の醍醐味かなと。「何食べるのかは後で決めよう!」っていうタイプです。あと、ホテルではゆっくり過ごすというよりかは散歩に行ったり、おいしいごはん屋さんに行ったり、ホテルに大浴場がない時は銭湯を探しに行ったりもします。

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―――旅の必需品はありますか?

1泊の旅行でも必ずパジャマを持っていきます。ホテルで用意されているものを着るとどうも落ち着かなくて。あと、お薬ポーチも必須です。旅行に行く時は冒険心たっぷりなのですが、同時にものすごく心配性なんです。絶対に使うことがなそうな虫刺されの薬とか、普段絶対飲まない風邪薬とか…‥気がつけばポーチはパンパンになっています! (笑)

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―――最後に、溝端さんにとって「旅」とは何か教えてください。

「旅」と聞いて真っ先に思い出すのは、小学4年生の時の先生です。僕の人生の中でも思い入れがある方で、毎日クラスの生徒全員と交換日記をするぐらい熱い心を持っていました。そんな先生が転勤で別の小学校に行くことになり、最後に一人ひとりに色紙へメッセージを書いて渡してくれたのですが、その時僕に向けて書かれていた言葉が「旅」だったんです。おそらく先生は僕のことをよく見ていて、旅に出ていろいろな経験をすることで僕が成長できると教えてくれたんだと思います。実際、自分を見つめ直したり、新しい発見をできたりするので、旅は僕の人生のテーマそのもの。今回の松江の旅も、僕にとってすごく貴重な時間となりました。

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溝端淳平
溝端淳平
Profile

1989年6月14日生まれ。和歌山県出身。A型。2006年、第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し芸能界入り。2007年にドラマ『生徒諸君!』(テレビ朝日系)で俳優デビュー。映画『赤い糸』で第33回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。ドラマ・映画・舞台と活躍の場を広げる。近年では、連続テレビ小説『スカーレット』『天国と地獄~サイコな2人~』『何曜日に生まれたの』『恋する警護24時』、舞台『ムサシ』『毛皮のヴィーナス』『カラカラ天気と五人の紳士』など数多くの話題作に出演。

衣装協力 1日目/ニットベスト37,400円(ティーエイチ プロダクツ|TARO HORIUCHI Inc. contact@a-tconcepts.com)、シャツ25,300円(タンジェネット mitsuruyoshiya@gmail.com)、パンツ13,990円(アンフィーロ|オンワード樫山 03-5476-5811)、靴(スタイリスト私物)
2日目/ジップシャツ41,800円(ティーエイチ プロダクツ|TARO HORIUCHI Inc. contact@a-tconcepts.com)、Tシャツ、パンツ、靴(スタイリスト私物)
SUP/トップス7,150円、パンツ7,700円(ハーレー|Hurley Japan オフィシャルオンラインストアカスタマーセンター store_online@hurley.jp)、レギンス(スタイリスト私物)

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撮影・取材協力

島根県松江市
(一社)松江観光協会

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編集長

播磨雄介

編集

石川 葵 吉川綾乃

アドバタイジング

中原崇行

デザイナー

松田 洋(ヒストリアル)

HTMLコーダー

安川紗世(ヒストリアル)

発行人

井上秀嗣

発行元

株式会社ブランジスタメディア

東京都渋谷区桜丘町20番4号

03-6415-1183

松江市の伝統を訪ねる 職人商店街さんぽ

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