東日本大震災から15年経った2026年は、女川町町制施行100周年の年。独自の復興プランを推進し、いち早く輝きを取り戻したまちの一つとして関心を集める女川町を、モデル・俳優として活躍する久間田琳加さんが旅します。まちの至るところで復興への前向きな力を感じながら、豊かで穏やかな自然美に癒され、世界三大漁場の三陸・金華山沖の海の幸や店主こだわりの逸品を味わって、海風を感じる爽やかな2日間を過ごしました。
写真/鮫島亜希子 スタイリング/安藤真由美
ヘアメイク/桑野泰成 文/近藤由美
東日本大震災から15年経った2026年は、女川町町制施行100周年の年。独自の復興プランを推進し、いち早く輝きを取り戻したまちの一つとして関心を集める女川町を、モデル・俳優として活躍する久間田琳加さんが旅します。まちの至るところで復興への前向きな力を感じながら、豊かで穏やかな自然美に癒され、世界三大漁場の三陸・金華山沖の海の幸や店主こだわりの逸品を味わって、海風を感じる爽やかな2日間を過ごしました。
写真/鮫島亜希子 スタイリング/安藤真由美
ヘアメイク/桑野泰成 文/近藤由美
JR女川駅から女川湾へと真っ直ぐに伸びるレンガみちは、まちのシンボル。久間田さんは「まちがきれいに整えられていますね」と、レンガみちに並ぶショップを楽しげに眺めます。約200mのプロムナード空間には、テナント型の商業施設「シーパルピア女川」、“海”をコンセプトとした店が並ぶ「地元市場ハマテラス」、そして観光案内所があるので旅のスタートにぴったり。震災からの復興を経て、新しいまちづくりを続ける女川町の今を感じられます。
[DATA]
住所/宮城県牡鹿郡女川町女川2-3-2(女川駅)

女川の駅舎2階にある天然温泉「女川温泉ゆぽっぽ」。駅舎前に設置されている足湯は、誰でも無料で利用できます。美肌の湯と呼ばれているph8.8の低張性アルカリ性温泉が、移動疲れをリセットしてくれそう。施設内には浴場のほか、畳敷きの休憩所や物産コーナー、ギャラリーがあり、時間制限なし、入退場自由で利用できます。さらに外階段で3階に上がると、レンガみちと女川湾を一望できる展望デッキがあるので立ち寄ってみて。
[DATA]
住所/宮城県牡鹿郡女川町女川2-3-2
電話/0225-50-2683
時間/9:00~21:00(最終入館20:30)
定休日/第3水曜日※祝日の場合は翌木曜日
料金/大人(中学生以上)500円、小人(小学生)300円、幼児(小学生未満)無料

女川魚市場の3階にある「女川魚市場食堂」は、女川漁港を中心に各地から仕入れた上質な魚介類を提供しています。「生まぐろ刺定食」を前にした久間田さんは、思わず拍手して「贅沢~!」と笑顔。赤身、中トロ、大トロと順にまぐろを口に運びます。人気の「レアアジフライ定食」は50cmほどのアジを使用し、芯をレアに仕上げています。塩でいただくと素材の旨みが際立ち、丁寧な料理人の手仕事を感じられるでしょう。
[DATA]
住所/宮城県牡鹿郡女川町市場通り66 女川魚市場3F
電話/0225-98-4556
時間/11:00~15:00(LO14:30)※夜は完全予約制
定休日/火・水曜日

町内の子どもたちの提案から残すことが決まったという「旧女川交番」。頑丈な鉄筋コンクリート造の2階建ての建物が、津波の引き波により基礎の杭が引き抜かれ横倒しになった姿と考えられています。こうした事例は世界的に見ても珍しく、復興への道のりを後世へと伝える存在になっています。展示されているパネルを見ながら久間田さんは「震災のことを忘れてはいけないという思いが伝わりますし、観光しながらまちについて深く考えることができて貴重な時間になりました」と話します。
[DATA]
住所/宮城県牡鹿郡女川町海岸通り1(女川町海岸広場内)
電話/0225-54-3131(女川町役場)

内海の万石浦(まんごくうら)湾に面し、町内で最も海に近い宿。海岸美と食事を目当てに訪れるリピーターも多いそう。客室は全室オーシャンビューで、万石浦湾に沈む夕日はまさに絶景です。食事は鮮度抜群の地魚が主役で、お造りや煮魚、鍋料理など、素材を活かしたアレンジ(メニューは食材の旬に応じて入れ替え)でお腹と心を満たしてくれます。もちろん大浴場からも万石浦湾を一望でき、贅沢な湯浴みが叶います。
[DATA]
住所/宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜天王130
電話/0225-53-4188
時間/チェックイン15:00~、チェックアウト10:00

230mほどの穏やかで小さな浜は、町民にとっては身近な遊び場。きれいな石英の砂粒同士が圧力を受けて擦れ合うことで、キュッキュッと音が鳴る“鳴き砂”の浜は、国内に30箇所ほどしかないと言われています。久間田さんは「海の透明度がすごい!」と、三陸ブルーと称される海の美しさに驚きを隠せない様子。砂浜で足踏みをして鳴き砂の音に耳を傾けたり、三陸エリア特有のリアス式海岸の豊かな自然に見入ったり、海を楽しみ尽くしました。
[DATA]
住所/宮城県牡鹿郡女川町飯子浜夏浜

「女川の潮風にスパイスの香りを乗せて、笑顔と幸せを届けたい」とオープン。小麦粉は使用せず、添加物や調味料を極力控えてサラッと仕上げているため、たっぷり食べても重くないのが特徴。しかもお米は日本米をベースに、糖質を抑えた2種類のバスマティライスが揃います。1種類(シングル)のカレーを堪能するもよし、気になる2種類(ダブル)の合いがけもおすすめ。インドの漬物・アチャールとヨーグルトでお口直しをしながら、味変して召し上がれ。
[DATA]
住所/宮城県牡鹿郡女川町女川2-60 ハマテラス内
電話/090-9426-5752
時間/11:30~14:00(LO13:45)、土・日・祝日10:00~15:00(LO14:45)
定休日/月・火曜日

2020年に店主の佐藤さん夫妻が「誰もが集まってほっとできる場所に」とオープンしたカフェで小休憩。お二人の温かな人柄が、初めて訪れても落ち着ける空間を作り上げているようです。特注のオリジナルブレンドを選んだ久間田さんは「いい香り。好きなタイプのコーヒーです」と、コーヒーとケーキを交互に楽しみます。オーダーが入ると表面をバーナーで炙り、キャラメリゼしたチーズケーキの甘さと苦味がコーヒーと絶妙にマッチしていました。
[DATA]
住所/宮城県牡鹿郡女川町宮ヶ崎字宮ヶ崎204-4
電話/0225-25-4886
時間/10:00~18:00、水・金曜日10:00〜21:00
定休日/日・祝日
