
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンから徒歩約4分。ミニオン・パークの「ミニオン」たちとコラボレーションしたオブジェのある館内。テーマパーク気分が途切れません。カチューシャを外し忘れても浮きません。
ロビーはもちろん、エレベーターのなかにもミニオンズがぎっしり! 定員オーバーに見えても詰められるのでご安心を。客室まで楽しく案内してくれます。
ミニオンルームは全3タイプあり、すべて2~4名の宿泊が可能。映画『怪盗グルー』シリーズに出てくるワニのソファがある客室「ミニオンルーム」は、グルーの家にお邪魔しているよう。客室に入るとテレビで映画『怪盗グルーの月泥棒』が流れ出すのでソファから動けません。
「ミニオンルーム」はほかにも、鉄球が天井に突き刺さっていたりと、ミニオンのおもしろおかしい世界観そのまま! “かわいいやつら”がデザインされた、ホテルオリジナルのミニオングッズも置いてあります(内容、デザインは時期により異なります)。
壁紙やワニのソファ、ミサイル型のベッドのあるメインルームだけでなく、パウダールームも映画の世界観そのまま。部屋中どこでもミニオンたちに見守られながらの楽しい時間。
客室のドアもルームタイプごとに工夫が凝らされています。シリーズに登場するマーゴ、イディス、アグネス3姉妹の部屋を再現した「ミニオンルーム 2」は、ポップでキュート。物語のなかで暖炉の前に置いてあるピンクのクマのチェアも!
3姉妹の部屋にある飾り棚は二段ベッドに。最大4名が宿泊できます。横についている扉を開けると、ミニオンがうじゃうじゃ。しかもミニオン語で話しかけてくれます。返答に困ったら、ミニオンの大好物「バナナ」と返せばご機嫌になるかも。
「ミニオンルーム 3」では、グルーと3姉妹が乗ったクリーチャー型のジェットコースターが二段ベッドに変身! パークのオブジェを手掛けている工房が制作したそうで、つまりここもパークといえます。楽しい夢まであっという間ですが、寝るのが惜しくなるはずです。
上段のベッドには、クリーチャーのランプシェードがあり、壁紙にはグルーたちが遊んでいる様子が描かれています。遊園地の風景と青空広がる天井に、部屋のなかでも笑顔がはじけます。
1Fロビーには、ミニオンズのデコレーションが満載。チェックアウト後も楽しめます。等身大のミニオンのフォトスポットでは理性は無用。ダブルピースで思いっきりはしゃぐべきです。
「ホテル ユニバーサル ポート」という名のとおり、ホテルは大阪湾口に面し、近くの水族館「海遊館」まで船が出ています。チェックアウトのあと海風に吹かれながら、次の遊びの計画を練りましょう。

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)」のオフィシャルホテルで、駅からもUSJからも近く、館内でチケットの購入、ロビーでアトラクションの待ち時間の確認ができるのも魅力です。USJのオフィシャルショップ「ユニバーサル・スタジオ・ストア」が館内にあるので、パークに行く前も行った後も楽しめます。客室数は全600室。隣には同系列の「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」もあり、遊びたい気持ちを全面サポートしてくれます。
住所/大阪府大阪市此花区桜島1-1-111
電話/06-6463-5000
料金/ミニオンルームは2名1室1名あたり37,500円~(朝食付き、消費税・サービス料込み、宿泊税別途)
https://universalport.orixhotelsandresorts.com/
掲載の情報は2023年4月取材時点のものです。最新の情報はホテル公式WEBサイトにてご確認ください。
Masashi Asada浅田政志
1979年三重県生まれ。2007年に写真家として独立。2008年、写真集『浅田家』(赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2020年、『浅田家!』として映画化された。著書に『NEW LIFE』(赤々舎刊)、『家族新聞』(幻冬舎刊)、『浅田撮影局 まんねん』(青幻舎)など。また、国内外で個展やグループ展を精力的に開催している。
http://www.asadamasashi.com/