
泡盛には独特の風味があり、かつては沖縄の郷土酒として限られた層に好まれるものでした。それを変えたのが比嘉酒造です。「女性や泡盛が苦手な方にも飲んでもらえるように」と独自の蒸留器を開発し、看板商品の「残波ホワイト」などを発表。比嘉酒造の泡盛「残波」は飲みやすく、今や国民的なお酒になりました。その流れを汲んだプレミアムラインが「ZANPA TAKASHIHO」です。コンセプトは、料理とのペアリングが楽しめる“ワインのような食中酒”。2002年に謹製された果実の香りと甘みを併せ持つ古酒原酒を使用することにより、アルコール度数は低くめながら、ほんのりと泡盛の風味が感じられ、柔らかな味わいが料理をさらに引き立てます。ほかにも多彩な泡盛が揃っているのも魅力です。




ビタミンや抗酸化作用のあるノビレチンなど栄養価が高いシークヮーサー商品は数あれど、自社農園・契約農園で収穫した沖縄県産のシークヮーサーを、自社工場で製造する100%果汁はかなりレア。添加物・保存料・着色料を一切使用していないストレート果汁なので、シークヮーサー本来の香りや風味を感じられるのが魅力です。シークヮーサーといえば強い酸味が特徴ですが、「沖縄アロエ」のシークヮーサーは苦みやエグミがないので、希釈してドリンクとしてはもちろん、レモン代わりに揚げ物にかけたり、ドレッシングとして使うのもおすすめ。




沖縄の暮らしに寄り添う手仕事である琉球ガラスは、戦後、米軍が廃棄した瓶を元にしたガラス製品作りが始まりでした。やがてさまざまな技法が取り入れられ、より人々の暮らしのなかに溶け込むようになった琉球ガラスは、贈り物にもぴったり。名護市にある「森のガラス館」では、職人が手作りした300種以上の美しい琉球ガラス製品を展示・販売しています。「マーメイド」は、おとぎ話の『人魚姫』にインスパイアされて仕上げたグラスで、メルヘンな色合い、コロンとしたフォルムは「森のガラス館」ならではのアイテム。手作りなのでどのグラスにも個性があり、自分だけのアイテムが見つかります。



ヒラミーレモンとは、沖縄の言葉で「シークヮーサー」のこと。沖縄県産のシークヮーサーの果汁を特別な製法で搾り出し、バターとともに練り込んで、ふんわりと焼き上げました。口当たりはシャリッと、しばらくすると口の中でとろける甘酸っぱいアイシングは、しっとりとしたケーキの味を引き立てます。常温ではふんわりと、少し冷やすとさらにしっとりとした食感に。小さな太陽のような可愛らしいフォルムに心が浮き立ち、個包装なのでおやつとしても贈り物としても喜ばれます。




沖縄の美しい自然のエネルギーをチャージできるようなものづくりを、と2008年に立ち上げられた化粧品工房FROMO(フローモ)。自社養蜂園のハチミツを使うオーガニック化粧品を展開しています。「2830」はミツバチの恵みと月の満ち欠けのサイクルによって、体や肌が本来持っている再生のリズムを整えるナチュラルコスメで、新月から満月の時期と、満月から新月に向かう時期によって異なるテクスチャーのラインナップを使い分けるのが特徴。肌に過剰に与えすぎず、不足させすぎず。続けるうちに肌だけでなく心までも整っていくようです。


