伊藤 歩さんとゆく STAY TRIP 宿こそ旅の目的地

伊藤 歩さんとゆく STAY TRIP 宿こそ旅の目的地

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いつの間にか年の瀬が近づいているように、
いつの間にか今年の疲れも蓄積されているはず。
だからこの時季は、情報から少し距離を置いて
ゆっくりと自分と向き合う旅を提案します。
リフレッシュのために出かける旅の目的を「宿」にする。
客室にこもるのもいいけれど
「感性を磨く」「自分を整える」「“舌”を甘やかす」をテーマに
滞在そのものを楽しむ旅です。

写真/土山大輔(TRON) スタイリング/櫻井かおり
ヘアメイク/SHIGE(AVGVST) 文/旅色編集部

宿での時間が特別になる 3つの過ごし方

1 感性を磨く
感性を磨く

館内に飾られたアートや調度品、建物に目を向けたり、光や風、季節の移ろいを感じ取ったり――。館内ならば、時間や天候を気にすることなく、ゆっくりとした時間の流れのなかで、五感を磨くことができます。何かを“見に行く”のではなく、“感じ取る”ためにステイする。そんな静かで贅沢な旅が叶います。

2 自分を整える
自分を整える

忙しさのなかでつい後回しにしてしまう「自分のメンテナンス」。宿をメインに楽しむ旅は、自分を労る絶好の時間です。静かな客室で普段は読めない本を読んだり、スパなど特別なプログラムを体験したり、日常をよりよく生きるための“整える時間”が、ホテルなら容易に見つかります。自分のペースで、静かにリセットする滞在を。

3 “舌”を甘やかす
“舌”を甘やかす

食は、旅に欠かせない重要な要素。特別感のあるダイニング、シグネチャー料理、インルームでの食事でも、自分の舌をとことん甘やかしましょう。また、食を通じて土地の文化や季節を感じるのも、“おこもり旅”ならではの贅沢です。お腹が満たされたらホテルのバーで一杯いただくのもいいものです。

今回撮影したのは
IMPERIAL HOTEL TOKYO 帝国ホテル 東京
IMPERIAL HOTEL TOKYO 帝国ホテル 東京

1890年、欧米と対等な関係を築くため「日本の迎賓館」としての役割を担い誕生。海外賓客の接遇の場として活用され、現在でも国内外のVIPに愛されているのは、日本初のランドリーサービスの導入、ホテルウエディングの提案など、単なるサービスにとどまらない“心尽くし”を提供し続けているからこそ。さらに、背筋がのびる上質な空間ながら、緊張を解きほぐす温かなサービス、優美な調度品に囲まれるひと時は、自分を見つめ直すのに最適。ちなみに帝国ホテル 東京のエレベーターではバラの生け花がゲストを迎えてくれます。これは「エレベーターは最初の客室」というおもてなしの心を表わすもの。この心配りも帝国ホテルの愛される理由です。

帝国ホテル 東京
Data 帝国ホテル 東京 住所/東京都千代田区内幸町1丁目1-1 電話/03-3504-1111(代表)

本館の客室から日比谷公園を望む

1日目 STAY TRIP 「チェックイン」から始まる旅 14:00
本館の客室から日比谷公園を望む
本館の客室から日比谷公園を望む

宿を楽しむ旅は、チェックインを済ませたら始まります。帝国ホテル 東京は14時からチェックインが可能。早めに部屋に入ったら、窓からの景色を堪能したり、ページをめくることを先延ばしにしていた本を読んだり、その空間に体をなじませましょう。特別階のインペリアルフロアではフロア専任のゲストアテンダントが、ウェルカムドリンクの提供や滞在中のサポートなどさまざまな要望に応えてくれるので、ひとりでの滞在でも安心です。

機能的ながら落ち着いたインテリアで居心地のよいインペリアルフロア デラックスパークビュー
機能的ながら落ち着いたインテリアで居心地のよいインペリアルフロア デラックスパークビュー

18:00 ホテルメイドの夕食、そしてバーへ

バーカウンターの壁にかかるテラコッタはライト館で使われていたもの
バーカウンターの壁にかかるテラコッタはライト館で使われていたもの

その宿の世界観や美意識が色濃く映し出されるディナー。料理を味わい、魅力に浸かりましょう。なにより、寒さが増す年末に外に出ずに済むのが館内レストランのうれしいところ。贅沢なディナーを満喫するもよし、部屋を満喫するためにサクッと食べるもよし。伊藤さんは帝国ホテル二代目本館「ライト館」の面影を残すオールドインペリアルバーへ。ライト館から引き継がれた大谷石のレリーフを前に「利用する人だけが見られるので特別感がありますね」と伊藤さん。趣ある雰囲気のなか、カクテルはもちろん、サンドイッチなどのフードも楽しめます。

Data オールドインペリアルバー 場所/帝国ホテル 東京 本館中2階 時間/11:30~24:00(ラストオーダー23:30)
1924年に誕生した、帝国ホテル初のオリジナルカクテル「マウント フジ」3,250円(税・サービス料込み)
1924年に誕生した、帝国ホテル初のオリジナルカクテル「マウント フジ」3,250円(税・サービス料込み)
「アメリカンクラブハウスサンドイッチ」3,450円 (税・サービス料込み)
「アメリカンクラブハウスサンドイッチ」3,450円 (税・サービス料込み)

2日目 STAY TRIP インルームダイニングで朝食を 8:00

帝国ホテルのおもてなしの心を象徴するバラは朝食にも添えられている
帝国ホテルのおもてなしの心を象徴するバラは朝食にも添えられている

普段は効率を重視しがちな朝食も、旅先では楽しみのひとつ。今回はお部屋で楽しむ朝食を提案します。インルームダイニング(ルームサービス)で時間も人の目も気にせずに食べる朝食は「自宅と変わらない?」と思うかもしれませんが、ホテルクオリティが存分に発揮されています。アメリカンブレックファストを食べた伊藤さんは「オムレツはぷるふわ。秀逸なのはベーコンです。肉のうまみとジューシーさと塩気が絶妙。お取り寄せしたい」と夢中でした。

卵料理やジュースなどが選べる「アメリカンブレックファスト」(6,000円 税・サービス料込み)
卵料理やジュースなどが選べる「アメリカンブレックファスト」(6,000円 税・サービス料込み)

11:00 茶道体験で自分磨き

先生の柔らかな対応に和むお茶席
先生の柔らかな対応に和むお茶席
最初は緊張気味の伊藤さん
最初は緊張気味の伊藤さん

旅先の文化が体験できるプランやアクティビティを用意している宿も数多くあります。荷物を気にせず出かけられて、チェックインの前でもチェックアウト後でも楽しめる気軽さが魅力。今回は、本格的な茶室で抹茶を一服いただく「点茶」を体験。帝国ホテル 東京の茶室「東光庵」は、昭和を代表する建築家・村野藤吾氏設計の本格的なもの。緊張感はありつつも、先生が作法などをわかりやすく教えてくれるので安心です。

Data 茶室 東光庵 場所/帝国ホテル 東京 本館4階 時間/10:00~16:00 定休日/日曜日、祝日 ※利用や見学は要予約
季節に合った抹茶碗を使っているそう。撮影は10月末だったので銀杏と紅葉
季節に合った抹茶碗を使っているそう。撮影は10月末だったので銀杏と紅葉

衣装協力

・1日目
ニット49,500円(コルコバード|フィルム)、ブラウス37,400円(ソブ|フィルム)、ツイードパンツ35,200円(ダブルスタンダードクロージング|フィルム)、バッグ15,950円(ロペ)、イヤリング365,200円(ニナ リッチ|エスジェイ ジュエリー)

・2日目
トップス37,400円、スカート41,800円(共にADORE|TSI)、ブーツ26,950円(ダイアナ)、ピアス134,200円(カプリシャス|エスジェイ ジュエリー)

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