
畑で丁寧にじっくり完熟させてから収穫される「江戸崎かぼちゃ」は、特定の産地と品質などを守る「地理的表示(GI)保護制度」において、全国で初めて登録されたブランドかぼちゃ。ひと口食べれば、ほっくりとした食感と深みのある甘さが広がります。そんな江戸崎かぼちゃと並ぶ特産品「浮島れんこん」は色白美肌が美しく、こちらも全国にファンを持つ稲敷自慢の逸品。心地よいシャキシャキ感と甘みは、シンプルな素揚げや煮物でも素材の旨みが際立つほど。栄養素はもちろん、そのおいしさで心まで満たしてくれる、特別な旬の味覚です。

利根川と霞ヶ浦の豊かな水流を持ち、関東有数の米どころとしても知られる稲敷市。コシヒカリをはじめとした数あるお米のなかでもぜひ味わってほしいのが、稲敷の地から生まれた品種「ミルキークイーン」。濃厚な甘みと粘りが特徴で、冷めてもおいしく、毎日の食卓やお弁当をワンランク格上げ。そしてもうひとつの目玉は、「結わえる」の「寝かせ玄米©ごはんパック」。手軽に食べられる玄米ご飯は、市内にある「結わえる寝かせ玄米ファクトリー」の特殊な圧力釜でもっちもちに炊き上げています。どんなおかずとも相性抜群のおいしい健康食として、多くの玄米ファンからリピートされています。

稲敷市には地元の素材に情熱を注ぐ職人たちが生み出す、個性豊かなご褒美グルメが揃っています。新利根川のほとり、都心から最も近いといわれる放牧酪農「新利根協同農学塾農場」に工房を構える「新利根チーズ工房」では同牧場の生乳だけを使い、職人が丁寧にチーズを仕込んでいます。World Cheese Awardsで金賞に輝いた「月利根(つきとね)」、ARTISAN CHEESE AWARDS で日本チーズ製造文化顕彰を受賞した「白霞(しろがすみ)」。どのチーズたちも職人のこだわりが光る逸品ばかりです。さらに、茨城県が7年もの歳月をかけて開発したブランド豚肉「常陸の輝き」も見逃せません。血統、飼料、品質にこだわり、規定の格付け以上の品質をクリアしたお肉は、柔らかさ、濃い旨味、香りのよい肉質を持ちあわせており、稲敷市自慢の「いばらき食」です。

稲敷市にあるネスレ日本「霞ヶ浦工場」。この地で1989年から製造されている「キットカット」や「ネスカフェ」など日常に欠かせないあの味は、今日も多くの人々に愛されています。「エクセラボトルコーヒー」は独自製法で豊かな香り成分をボトルに閉じ込め、「キットカット」も緻密な温度管理と厳しい品質管理のもと製造されています。ひと口味わえば心がふっと解きほぐされるのは、この地でネスレの技術者たちが高いこだわりを持って製造しているからこそ。毎日がんばる自分へのご褒美に「ネスカフェ」&「キットカット」はいかが?
世界中のライダーから絶大な人気と信頼を集めるヘルメットブランド「SHOEI」。その製造を1967年から支え続けているのが、稲敷市にある茨城工場です。SHOEIのヘルメットは40ヶ国以上に輸出され、世界中のライダーが認める高い品質と安全性は「Made in Japan」だからこそ。2026年4月に、市内に「SHOEI HELMET PARK」がオープン。歴史や製造工程、レーシング体験・転写体験など、SHOEIの魅力を存分に体感できるミュージアムとなっており、 館内の「HELMET PIZZA」ではMotoGP選手の名前にちなんだ本格ピッツアなどが味わえます。稲敷が世界に誇る、「SHOEI」から目が離せません。
![[月刊旅色]2026年9月号](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202609/images/common/cover.jpg)

