2時間で巡る春の有馬温泉さんぽ! 忙しいママのご褒美時間におすすめ
神戸の観光地のひとつ「有馬温泉」は、日本三古泉のひとつとして知られる名湯です。神戸の中心地・三ノ宮や元町からのアクセスも良く、ちょっと足を延ばしてみるのもおすすめです。神戸在住の旅色LIKESライター・ひろみが、グルメや足湯など2時間で満喫できるスポットをご紹介。神戸からの日帰り旅でもう1時間でも余裕があるなら有馬温泉へぜひ立ち寄ってみてください。3月29日からは「有馬さくら祭 2025」も開催されます。春のおでかけの参考にもいかがでしょう。
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30年前は入浴支援で、今回はご褒美で
「神戸で観光するなら? 」と聞かれたら、多くの神戸人が有馬温泉と答えるはず。日本三古泉のひとつとして知られる名湯です。神戸の中心地・三ノ宮や元町から六甲山を越えた北側にあるため、アクセスは良いのに遠いと思われがちな場所……。神戸在住の私も前回の訪問は、中学2年生の頃まで遡ります。その時は忘れもしない、阪神・淡路大震災のときでした。ライフラインがストップし、水もガスもない日々。そんな中、有馬温泉が一般開放され、ワンコインで温泉に入れると知り、家族や近所の人たちと一緒に温かいお湯を求めて行きました。ようやくお風呂に浸かった時のホッとする感覚は今でも鮮明に覚えています。あれから30年。平日、子どもが学校に行って空いた2時間だけのご褒美時間に「そうだ、有馬温泉へ行こう! 」と、久しぶりに訪れました。
有馬温泉へは、三ノ宮から電車で約30分、片道720円。神姫(しんき)バスで約27分、片道600円で行くことができます。バスの方が、乗り換えがなくて楽ちんです。
温泉が湧く⁉ 有馬天神社へご挨拶
「天神泉源」と呼ばれる有馬温泉の源泉があり、約98度の熱湯が吹き出し、湯煙を上げている珍しい神社です。有馬温泉の鬼門除けの守護神で厄除けもしてくれています。また学問の神様・菅原道真公を祀られていることでも有名です。
有馬天神社と、有馬温泉の中心にある「湯泉神社」、「水天宮」を巡る「湯泉神社三社参り」という参拝方法があります。この三社は三角形に配され、「有馬温泉パワースポットトライアングル」と呼ばれています。三社を巡ることで、罪や穢れを祓い、徳を積み、心身を清めるご加護を授かることができるのだとか。
神社を巡って心をリセットし、有馬の湯に浸かってリフレッシュできる有馬温泉は、訪れるだけで自然のエネルギーを感じられる場所です。各神社間は数百メートルしか離れておらず、各々徒歩数分圏内なので、次回は絶対に三社参りをして、心と体をパワーチャージします!
◆有馬天神社
住所:神戸市北区有馬町1402
電話:078-904-0418
金の湯の「足湯」でひと休み
神戸市営の外湯「金の湯」に隣接した無料の足湯へ。有馬の名湯「金泉」が楽しめます。このあたりは、道が狭く、坂道の斜面が急です。たくさんの楽しいお店が並び、歩いているだけでワクワクしますが、やっぱり足が疲れてきます。冷え性、腰痛、関節痛などに効果的といわれる「金泉」で、疲れと、冷えをじんわり癒し、足先からからだの芯までポカポカになりました。足を出しやすい服装で行くのがオススメです。
◆太閤の足湯
住所:神戸市北区有馬町833(「金の湯」横)
電話:078-904-0680
営業時間:8:00~22:00(最終受付21:30)
定休日:第2・4火曜日※祝日の場合は翌平日、1月1日
お楽しみのランチタイムは名物バーガー
足湯でホッとひと息ついたら、ちょうどいいランチタイムに。限られた時間でサクッとおいしいものを食べたい……。近くに面白いハンバーガー店「SABOR(サボール)」を発見。有馬名物「炭酸せんべい」がサンドされた「銀泉バーガー」があるというのです。
店内はソファーテーブルがあり、くつろげる雰囲気。子ども連れにも優しいお店です。メニューの種類が豊富で「銀泉バーガーにしよう! 」と決めていのに、メニュー表を見て気持ちが揺れ動く……。
今回は「角煮バーガー」を注文。2センチ近くもある分厚くて柔らかい豚の角煮が、しつこくない程度にジューシー。ふんわりしたバンズとの相性も抜群で、大満足でした。日本最初のサイダーと言われている「有馬サイダー」もぜひ飲んでみてくださいね。爽やかな風味がハンバーガーとの相性抜群です。
お店の方のオススメは、但馬玄(たじまぐろ)という希少なブランド牛と淡路玉ねぎを使用した「オニオンサボールバーガー」だそう。次回は「銀泉バーガー」か「オニオンサボールバーガー」にしてみようかな。
宿泊施設も併設されているので、カジュアルに泊まりたい人にもおすすめです!
◆SABOR(サボール)
住所:神戸市北区有馬町797有馬玩具博物館2階
電話:078-587-7581
営業時間:<朝>9:00~10:30(LO 10:00) 、<昼>11:30~17:00 (LO 16:30)
名物「炭酸せんべい」は外せない!
「炭酸せんべい」を求めて、タンサン坂に向かって小道を歩きます。新名物もいろいろ目に入りますが、今回は王道の明治末期創業の老舗「三ツ森 本店」へ。有馬の「炭酸せんべい」発祥の店として知られ、昔から多くの人に愛されてきました。「炭酸せんべい」は、有馬の炭酸泉、小麦粉、片栗粉、砂糖、塩だけで作られています。添加物を一切使わない体に優しいお菓子。昔は病院でも重宝されていたそうです。店内では出来立ての炭酸せんべいを試食できました。焼きたてならではの香ばしさに、パリッと軽い口当たり。ひとくち食べると、ほんのり優しい甘さが広がり、ふんわりとほどける食感。素朴だけど、一度食べると止まらないおいしさです。学校から帰ってきた娘たちが、夕飯前にちょこっとつまむおやつにもぴったりなので、一箱購入して帰りました。夕飯にも響かないのが嬉しいポイントです。
三ツ森 本店に向かう途中に、「炭酸泉源公園」があります。かつて有馬の炭酸泉は、発生する炭酸ガスで虫が死んだことから、「毒水」と恐れられていました。しかし、その成分が健康に良いことがわかり、湯治場として栄えることとなります。現在は、シュワっとした天然の炭酸泉を味わえる飲み場がありますが、訪れた日は残念ながらお休みのようでした。
有馬温泉プチトリップは、2時間でも大満足だった
今回の散策をイラストマップでご紹介。ピンクの印は桜の見所です。
今回は2時間だけでしたが、散策して、足湯で癒されて、名物グルメを食べて、有馬温泉の魅力をギュッと詰め込んだ充実旅になりました。関西近辺の方は、サクッと日帰り旅に、遠方から来る方も神戸観光と一緒に行って見るのはいかがですか。
有馬温泉は、桜の名所があることでも有名です。有馬温泉駅前の太閤橋周辺から、下流の桃源洞遊歩道にかけて、有馬川沿い広がる桜のトンネルは、どこを切り取っても絵になります。また、善福寺の枝垂れ桜も見どころです。3月の終わりから開催される「有馬さくら祭」は、毎年多くの観光客や地元の人たちで賑わうそう。春の訪れを祝いに家族で訪れるのもいいですね。
◆有馬さくら祭 2025
期間:2025年3月29日~4月6日
場所:有馬川親水広場(神戸市北区有馬町1257)
オープニングイベント:3月29日12:30~(雨天中止)
キッチン屋台:3月30日~4月6日
ライトアップ:3月下旬~4月上旬(予定)日没~22:00
















