春はパッとひらひら、夏はスーッとサー。内田理央さんと巡る「秦野」再発見の旅
新宿から電車で約70分。神奈川県唯一の盆地である秦野市は、丹沢の山々に囲まれ、豊かな名水が湧き出る癒やしの街です。俳優・内田理央さんが「この心地よさをたくさんの人に届けたい」と語る秦野の魅力。今回は、心躍る春の花々と、涼やかな風が吹き抜ける夏の避暑スポットをご紹介します。
目次
秦野屈指のビュースポット
「かながわの花の名所100選」にも選ばれる弘法山公園は、浅間山・権現山・弘法山の3つの山からなるハイキングスポット。春には約1,400本の桜が山肌を淡いピンク色に染め上げます。園内にはさまざまなビュースポットがあり、権現山での桜と富士山のコラボレーションは、息をのむ美しさです。心地よい春風を感じながらのハイキングや散策を楽しむのにぴったり。小田急線3駅からアクセスでき、たくさんのコースが整備されているので、訪れる人を飽きさせません。
◆弘法山公園
住所:神奈川県秦野市曽屋5890-1
昼と夜での見比べもおすすめ。希少な一本桜
日本三大桜の1つ、岐阜県にある国指定天然記念物「根尾谷淡墨桜」の子孫の苗木を譲り受け、大切に育てられてきた一本桜。最大の特徴は、花びらの色の変化。咲き始めは可憐な淡いピンク、満開時には白、そして散り際には特有の淡い墨色を帯びていきます。その気品あふれる佇まいは、関東では滅多にお目にかかれない貴重な光景。一面に広がる菜の花畑の黄色が、さらに彩りを加えます。夜にはライトアップも行われており、静かな夜に桜が浮かび上がる神秘的な春のひと時を楽しめます。
◆蓑毛の淡墨桜
住所:神奈川県秦野市蓑毛453
ライトアップ時間:日没から19:30まで
丹沢の深い森に心身をゆだねる
北側に丹沢山塊を抱く秦野は、森林浴の癒やし効果が感じられる「森林セラピー」の散策路が複数整備されています。内田さんが足を運んだのは秦野の名水が湧き出る菩提地区の『葛葉の泉』。ガイドとともに沢のせせらぎや、鳥のさえずりに耳を澄ませました。日常の喧騒から離れ、五感を研ぎ澄ますことで、ストレスが「サー」と引いていく感覚を味わえます。ただの散策ではない、自分自身を丁寧にメンテナンスする究極のデトックス体験が、ここにあります。
◆秦野の森林セラピー
住所・開催日:イベントにより変更。詳細は秦野市HPを参照
甘酸っぱくみずみずしい夏の恵みを収穫
丹沢の登山口に向かう道中にある、見晴らしの良い農園です。秦野市内で夏にブルーベリーの収穫体験が楽しめる場所の一つです。秦野の清らかな水と澄んだ空気、そしてたっぷりの太陽を浴びて育った実は、味が濃く驚くほどフレッシュ。摘み取ったブルーベリーは300円/100gの量り売りですが、食べながら摘み取りを楽しめる『ほどほど食べプラン』も。自分の手で一粒ずつ摘み取った果実を味わう贅沢は、盆地ならではの夏の醍醐味です。大人も子供も笑顔にする特別な旅の思い出になります。
◆蓑毛ベリー園
住所:神奈川県秦野市蓑毛590
営業時間:9:00~15:00(12:00~13:00は昼休み)
入園料:小学生以上600円(『ほどほど食べプラン』は食べ放題ではありません)
TEL:080-3399-0194(営業時間内)
喉越しが心地よい手打ち蕎麦
名水百選にも選ばれる“名水のまち”秦野を訪れたら、その水の美味しさを最も純粋に味わえるお蕎麦は外せません。人気店『手打そば さか間』では、厳選された国産のそば粉を自家製粉し、丁寧に整え、生産者の思いものせた蕎麦に仕上げています。店主が推薦するお酒も豊富で、“そば前”と言われる蕎麦屋飲みも楽しめる粋な名店です。旅の途中や締めくくりに、秦野の「水」の力を五感で堪能してみませんか?
◆手打そば さか間
住所:神奈川県秦野市堀山下1291 県立秦野戸川秦野公園前
TEL:0463-89-2533
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00
定休日:毎週木曜、第三水曜日※祝日の場合は営業
四季が教えてくれる、生きる力
春の光に揺れる花びら、夏の森で感じる涼やかな水の気配。秦野を巡っていると、自然や人の優しさが、いつの間にか心と身体を癒やしてくれることに気づきます。秦野には訪れるたびに新しい発見とやすらぎがあります。次の週末は、自分なりの「秦野再発見」を楽しみに出かけてみませんか?













