長野・浅間温泉とは?「松本の奥座敷」と呼ばれる温泉地の魅力を解説

時計アイコン2026.09.25

長野・浅間温泉とは?「松本の奥座敷」と呼ばれる温泉地の魅力を解説

長野県松本市にある浅間温泉は、「松本の奥座敷」とも呼ばれる歴史ある温泉地です。松本城や市街地からのアクセスも良く、観光と温泉を一緒に楽しめるのが魅力。豊かな自然と落ち着いた温泉街の雰囲気の中で、ゆったりとした時間を過ごせます。家族旅行やカップルにもおすすめの浅間温泉の魅力を、詳しくご紹介します。

松本の奥座敷・浅間温泉の魅力とは?歴史ある名湯と松本観光に便利な立地

※画像はイメージです

長野県松本市にある浅間温泉は、「松本の奥座敷」とも呼ばれる歴史ある温泉地です。温泉を目的に訪れる方はもちろん、松本観光と合わせて楽しむ方にも人気があります。観光スポットへのアクセスも良く、信州ならではの美しい景色も楽しめる浅間温泉。その魅力をご紹介します。

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1300年以上の歴史を受け継ぐ松本市の温泉地

浅間温泉の歴史は古く、今から約1300年前、飛鳥時代に編纂された『日本書紀』に「束間(つかま)」の名が記されており、これが浅間温泉を指すものといわれています。周辺には、天武天皇の時代に活躍した有力氏族の古墳も残り、古くから知られた土地だったことがうかがえます。

江戸時代には「御殿湯」が置かれ、松本藩の保養地として城主や藩士に利用され、「松本の奥座敷」として発展しました。善光寺参詣の旅人も訪れ、宿場としてもにぎわいました。明治以降は多くの文人墨客が訪れ、作品の舞台となるなど、その名はさらに広く知られるようになりました。

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歴代松本城主にも親しまれた「松本の奥座敷」

江戸時代、この地には初代松本藩主・石川数正によって御殿湯が設けられ、歴代の松本城主が訪れる温泉地となりました。さらに、藩士の保養を目的とした湯も設けられ、その周辺には城主や家臣たちの別邸が建てられたことから、「松本の奥座敷」として広く知られるようになりました。

現在、御殿湯の詰所跡には日帰り入浴施設「枇杷の湯」があり、往時の歴史を感じながら温泉を楽しめる場所として、多くの人に親しまれています。浅間温泉の歴史や文化に触れられるスポットとしてもおすすめです。

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松本市街地に近く温泉と城下町観光を楽しめる

浅間温泉の魅力のひとつは、松本観光の拠点としても便利なことです。松本城や旧開智学校校舎などがある松本市街地までは、車で約10分とアクセスも良好。さらに、往復約1時間のトレッキングで訪れることができる御殿山展望台からは、松本市街をはじめ、北アルプスの雄大なパノラマを一望できます。

歴史ある城下町を散策し、雄大な景色を楽しんだ後は、温泉でゆっくり疲れを癒やす。観光と自然、温泉を一度に楽しめる浅間温泉は、さまざまな旅のスタイルに応えてくれる魅力的な温泉地です。

浅間温泉の泉質と源泉掛け流しで楽しめる湯

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次に、浅間温泉の泉質や特徴についてご紹介します。浅間温泉は複数の源泉があり、湯量も豊富なため、源泉掛け流しの温泉を楽しめます。また、湯温も入浴しやすい温度で、源泉の魅力をそのまま味わえるのも特徴です。

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無色透明でやわらかなアルカリ性単純温泉

浅間温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明、においもほとんどありません。クセが少なく、幅広い人が楽しみやすい温泉です。肌ざわりが優しく、入浴後は肌がなめらかになるとされ、「美人の湯」としても知られています。そのため、女性からも人気を集めています。

ゆったりと湯に浸かれば、体の芯まで温まり、日頃の疲れを癒やしながら、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

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約50度の豊富な湯量を生かした源泉掛け流し

浅間温泉の源泉は、約50度の湯温と豊富な湯量が特徴です。源泉の数も多く、加水や加温をせず、源泉掛け流しで楽しめる宿も数多くあります。

源泉の恵みをそのまま味わえることは、浅間温泉の大きな魅力のひとつ。湯のぬくもりをじっくり感じながら、日頃の疲れを癒やすひとときをお過ごしください。ぜひ浅間温泉ならではの、ぜいたくな湯浴みをゆったりとお楽しみください。

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温泉街に残る共同浴場など地域に根付く温泉文化

浅間温泉の温泉文化を語るうえで特徴的なのが、地域住民が共同で守り、利用してきた「共同浴場」と「湯仲間」の文化です。温泉街には、一般の方が利用できる公衆浴場のほか、地域で管理され、原則として地域の住民などが利用する共同浴場があります。

共同浴場の管理や維持、源泉を守る役割を担ってきたのが「湯仲間」と呼ばれる仕組みです。温泉が地域の人々の日常に溶け込み、暮らしとともに受け継がれてきたことこそ、浅間温泉ならではの大切な温泉文化といえるでしょう。

浅間温泉と合わせて訪れたい松本の観光スポット

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浅間温泉がある松本市は、国宝をはじめ歴史や文化を感じられる見どころが豊富な観光都市です。温泉でゆっくり癒やされたあとは、松本ならではの魅力あふれる観光スポットへ。数ある名所の中から、特におすすめの人気スポットをご紹介します。

枇杷の湯

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今から約400年前の文禄年間、松本城主・石川氏がこの地に別邸を構え、御湯殿を造営して湯守を置いたのが「枇杷の湯」の始まりです。以来、城主専用の湯として歴史を重ね、現在は地元の方や観光客に親しまれる日帰り温泉施設となっています。

大浴場や露天風呂で浅間温泉の湯をゆったり楽しめるほか、城主の着物や当時の資料など、歴史を伝える展示も見どころです。敷地内には石川康長公お手植えの松をはじめ、歴史を感じさせる古木も残されています。温泉だけでなく、松本の歴史や文化にも触れられるスポットです。

国宝 松本城天守

写真提供:松本城管理課

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松本城は、14世紀前半、坂西氏が築造した、坂西氏館(=深志城)がその起源であるとされます。現在見ることができる天守は、石川数正・康長親子によって文禄2~3(1593~1594)年に築城されました。現存する五重六階の天守では最古であり、国宝に指定されています。黒漆塗りの下見板と白漆喰のコントラストが美しい外観に加え、北アルプスを望む雄大な姿も魅力です。

また、戦国末期の天守に江戸時代の寛永年間に造られた月見櫓が連なる独特の構造も見どころ。戦国から江戸へと変化した城の役割を感じられる、松本を訪れたらぜひ立ち寄りたい名城です。

国宝旧開智学校校舎

1876年、地元の大工棟梁により設計・施工された旧開智学校校舎は、2019年に近代学校建築として初めて国宝に指定された建物です。明治時代初期の擬洋風建築で、文明開化時代の小学校建築を代表する建物として高く評価されています。

八角の塔屋、竜と浮かぶ雲の彫刻の上で天使が校名の看板を掲げる意匠など、日本と西洋の文化の交わりを感じさせます。建物内部には当時の教科書なども展示されており、明治初期の学校の息吹を今に伝えます。ぜひ文明開化の時代の雰囲気を感じてみてください。

松本を訪れたら味わいたいご当地グルメ

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温泉や観光と合わせて楽しみたいのが、地元ならではのグルメです。豊かな自然に恵まれた松本には、地域の食材や文化を生かした魅力的なご当地グルメが数多くあります。松本を訪れたらぜひ味わいたい、おすすめのご当地グルメをご紹介します。

信州そば

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信州松本を代表するグルメといえば、なんといっても「信州そば」です。長野県は冷涼な気候で昼夜の寒暖差も大きく、そばの栽培に適していることから、古くからそばの名産地として知られてきました。現在も、豊かな風味を持つそばが作られています。

また、現在のように細く切った「そば切り」は長野県で生まれたといわれ、江戸時代の文献にも、この地の名物としてそばが登場します。松本市内にはそばの名店が数多くあり、そばを目当てに訪れる人も少なくありません。松本を訪れた際は、ぜひ本場ならではの味わいをお楽しみください。

松本・長野県の名物「山賊焼」

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1945(昭和20)年ごろ、隣接する塩尻市で生まれたとされる「山賊焼」。その美味しさから松本を中心とした地域へ広まり、今では信州を代表するご当地グルメのひとつとして親しまれています。

山賊焼は、鶏もも肉やむね肉を丸ごと一枚、にんにくやしょうがを効かせたタレに漬け込み、片栗粉をまぶして豪快に揚げた料理です。表面はサクサク、中はジューシーな食感が魅力。キャベツなどの野菜とともに、おかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりです。松本を訪れた際は、ぜひ揚げたての味わいをお楽しみください。

松本で親しまれる牛乳パン

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松本を訪れたらぜひ味わいたいご当地グルメのひとつが「牛乳パン」です。ふんわりとしたパンにミルク風味のクリームをたっぷり挟んだ、どこか懐かしい味わいが魅力。昭和30年代に生まれたといわれ、以来、長く長野県民に親しまれてきました。

店によってパンの形やクリームの量、味わいが異なるのも牛乳パンの楽しみのひとつ。厚みのある独特な見た目も特徴で、松本を代表するご当地グルメとして人気を集めています。ぜひお気に入りの一品を探してみてください。なお、予約が必要な場合もあるため、訪れる前に確認しておくのがおすすめです。

浅間温泉へのアクセス

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続いて、浅間温泉へのアクセス方法をご紹介します。浅間温泉は松本市街地から近く、公共交通機関でも車でも訪れやすい温泉地です。松本観光と組み合わせるなど、旅のプランに合わせて便利なアクセス方法を選べます。

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JR松本駅から路線バスで向かう場合

電車を利用する場合は、松本駅から路線バスで浅間温泉へ向かいます。松本バスターミナルからも浅間温泉行きのバスが運行されており、所要時間は約20分です。途中で松本城の近くを通るため、松本城を観光した後にバスを利用するのもおすすめです。

松本駅から浅間温泉へ直接向かいたい場合は、タクシーも便利です。所要時間は約15分。荷物が多い場合や、複数人で移動する場合にもおすすめです。

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車で向かう場合の主要ICからのアクセス

車で浅間温泉を訪れる場合は、長野自動車道「松本IC」を利用できます。松本ICから浅間温泉までは車で約20分と、アクセスも便利です。

また、「梓川スマートIC」を利用する方法もあります。松本ICよりも浅間温泉に近く、車で約10分で到着できます。出発地やルートに合わせて、アクセスしやすいインターチェンジを選ぶとよいでしょう。

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東京・名古屋など主要都市から松本までのアクセス

続いて、松本駅までのアクセスをご紹介します。松本駅は、JRの特急列車や高速バスなど、さまざまな交通手段でアクセスできる便利な駅です。

東京方面からは、特急「あずさ」が便利です。新宿駅から松本駅まで乗り換えなしで移動でき、本数も多いため、快適にアクセスできます。東京駅からは、北陸新幹線で長野駅へ向かい、特急「しなの」に乗り継ぐ方法もあります。

名古屋方面からは、特急「しなの」がおすすめです。名古屋駅から松本駅まで乗り換えなしでアクセスできます。大阪方面からは、新幹線で名古屋駅へ向かい、特急「しなの」に乗り継ぐと便利です。

このように、主要都市から松本駅へは鉄道を利用してスムーズにアクセスできます。

浅間温泉に関するよくある質問

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最後に、浅間温泉に関するよくある質問をご紹介します。浅間温泉は観光スポットへのアクセスも良く、多くの方が訪れる人気の温泉地です。気になるポイントをチェックして、浅間温泉での滞在をより快適に楽しむためのプランを立ててみてはいかがでしょうか。

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Q. 浅間温泉はどんな人におすすめ?

A. 浅間温泉は、温泉だけでなく松本観光も楽しみたい方におすすめです。松本市内からも近いため、観光と温泉を無理なく組み合わせた旅行プランを立てられます。

落ち着いた雰囲気の中でゆっくり過ごしたい方はもちろん、家族やカップルでの旅行にもぴったりです。歴史ある温泉街を散策しながら、松本市街地や周辺の観光スポットも合わせて楽しめます。

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Q. 浅間温泉は何泊するのがおすすめ?

A. 浅間温泉は、1泊2日でも気軽に楽しめますが、松本市内や周辺の観光も合わせて楽しむなら2泊3日がおすすめです。1泊目は温泉街でゆっくり過ごし、翌日は松本城や市街地を観光するなど、余裕を持ったプランを立てられます。

温泉と観光をバランスよく楽しみたい方は、2泊3日での滞在を検討してみてはいかがでしょうか。

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Q. 浅間温泉から松本城へはどのくらいかかる?

A. 浅間温泉から松本城までは、車で約10分、バスで約20~30分が目安です。浅間温泉は松本市街地からもアクセスしやすいため、温泉を楽しみながら松本城観光を組み合わせることもできます。観光と温泉を一緒に楽しみたい方にもおすすめです。

歴史ある浅間温泉でゆったりと温泉を楽しもう

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「松本の奥座敷」として、松本城主から庶民に至るまで多くの人々に愛されてきた歴史を持つ浅間温泉。周辺の観光スポットを巡りながら、ゆっくりと温泉を楽しみたい方におすすめです。松本の歴史や風情を感じながら、良質な浅間温泉を心ゆくまでお楽しみください。

旅色編集部 おおもり

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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