
2026/10/09
東京を代表する繁華街・新宿。そのなかでも、どこか懐かしい喫茶店や映画、演劇、音楽など、ディープなカルチャーが色濃く残る「新宿三丁目」。そんな街の魅力をホテルの中にも取り込み、「東急ステイ新宿」が2026年9月29日(火)にリニューアルオープンしました。
リニューアルのコンセプトは、「SANKADO SQUARE」。人・街・文化が交わる、まるで街の“広場”のような場所を目指したホテルです。
今回はリニューアルした「東急ステイ新宿」を訪れ、レコードや音楽を楽しみながら、新宿三丁目の街とつながる新しいホテルステイを体験してきました。
この記事の目次
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新宿三丁目の“カド”に位置する「東急ステイ新宿」。館内に足を踏み入れると、音楽やアート、そして地域との深いつながりを感じさせる趣向が随所に凝らされていました。新宿三丁目ならではのカルチャーを、ホテルにいながら身近に実感できる空間でした。
ただ泊まるだけではなく、ホテルで過ごす時間そのものを楽しみながら、街の文化にも触れられる。そんな新しい滞在のかたちを体験してきました。
「SANKADO SQUARE」というコンセプトのもと、人・街・文化が交わる“広場”のような場所を目指す「東急ステイ新宿」。

1階ロビーでは、定期的にDJパフォーマンスも開催予定。その日の空気感に合わせた音楽がロビーを彩り、ホテルに足を踏み入れた瞬間から、新宿三丁目らしいカルチャーを感じられる空間を演出します。
音楽をきっかけに、宿泊者同士やスタッフとの交流が生まれる場です。
さらに、1階ロビーには、新宿の文化や街の記憶をモチーフにしたオリジナルワッペンを選び、自分だけのアイテムを作れるワークショップ「PATCH&PLAY」も常設されています。
今回は、私も「shinjuku」のワッペンを選び、エコバッグに付けてもらいました。完成したエコバッグを見ると、「新宿に来た」という旅の記憶まで持ち帰れるような特別感があり、この世界にひとつだけのバッグを持って、さっそく街へ飛び出したくなりました。
第一弾では、2026年6月に閉店した、新宿で長く愛されてきたジャズ喫茶&バー「新宿DUG」とコラボレーションした限定ワッペンが登場。街の歴史や文化に触れながら、旅の思い出を形に残せるのもユニークな体験です。
今後も近隣の名店とのコラボレーションが予定されており、ワッペンをきっかけに新宿の街を知る楽しみも広がりそうです。
エレベーターで2階に上がり、右手にあらわれたのが、たくさんのレコードが並ぶレコードコーナー、「Music & Alcohol」。レコードデッキも設置されており、気になるレコードを実際に手に取って、その場で試聴することができます。
普段レコードに触れる機会が少ない私にとっては、ジャケットを眺めながら一枚を選ぶ時間も新鮮な体験。インパクトのあるホットドッグのジャケットをチョイスしてみました。実際にレコードを手に取ってみると、ジャケットのデザインや手に伝わる質感など、スマートフォンで音楽を聴くのとは違った楽しさを感じられました。
選んだ一枚をデッキにセットして試聴すると、アナログレコードならではの温かみのある音色に癒やされ、日々の忙しさを忘れて自分だけの時間に没入してしまいました。
さらに、気に入ったレコードは客室へ持っていって聴くことも可能。
ホテルに到着したら、まずはレコードを探してみる。そしてお気に入りの一枚を選び、客室へ持ち帰ってゆっくりと音楽を楽しむ。そんな、これまでのホテルステイとは少し違った過ごし方を提案してくれます。
2階には、宿泊者専用の「Re:cord Lounge」を新設。朝食会場として利用でき、その後は宿泊者が自由に寛げるラウンジとして楽しめます。
朝食は、出来たてのクロックムッシュやスープなどを楽しめるビュッフェスタイル。実際にいただいたスープは優しい味わいで、体にほっと染み渡りました。ほかにもジュースやデトックスウォーター、バラエティ豊かなパンなどが並び、どれを食べようかと選ぶ時間まで心躍るひとときでした。
朝食の時間が終わってからも、ラウンジでは音楽を楽しみながら思い思いの時間を過ごせます。旅の予定を考えたり、街歩きの合間にひと休みしたりと、気分に合わせて自由に過ごせるのも魅力です。
さらに、音楽に合わせてカクテルやモクテルを楽しめるのも魅力のひとつです。
今回は、自分好みでシロップを選び、ホテルスタッフの方にアイスを添えてもらい、オリジナルのクリームソーダを作りました。よく見ると、コースターもレコード型。細かなところにも音楽をテーマにした遊び心を感じました。
また、新宿エリアのグループホテルである「東急ステイ西新宿」「東急ステイ新宿イーストサイド」と連携した「三館連携企画」も開催予定とのこと。対象ホテルの宿泊者も「Re:cord Lounge」を利用できるため、新宿を巡る旅の途中に立ち寄って、一息つけるのも嬉しいポイントです。
2階で選んだレコードを手に、今度は客室へ。
今回のリニューアルでは、全客室にレコードデッキを設置。館内で見つけたお気に入りの一枚を客室へ持ち帰り、自分の好きなタイミングで音楽を楽しめます。
客室のテーマは「スタジオ」。劇場や音楽スタジオのホワイエを思わせる廊下から、色彩豊かな客室へと続き、扉を開けた瞬間からクリエイティブな雰囲気が広がります。
部屋でレコードに針を落とし、ソファーで寛ぎながら音楽に耳を傾ける。観光を終えて戻ってきた夜も、客室で過ごす時間そのものが旅の思い出になりそうです。
また、客室には電子レンジや洗濯乾燥機などを備えており、観光のための一泊だけでなく、長めの滞在にも使いやすいのが嬉しいところ。ホテルでありながら、新宿で暮らすように過ごせるのも「東急ステイ」ならではの魅力です。
なかでも注目したいのが、最上階14階に1室だけ設けられた「3chome Collective TWIN」。
ソファー、カウンター、キッチンなどを備え、最大4名で利用できます。さらに、大型スクリーンと上質なスピーカーが用意され、まるで映画館にいるような臨場感で映像や音楽を楽しめるのが特徴です。ソファーの角にはドリンクホルダーもあり、ゆったりと寛げる工夫が施されています。
部屋の奥にはベッドルームがあり、カウンター席も設けられています。ここでレコードの音に耳を傾けながら、ゆっくりと過ごすのもよさそうです。
映画や音楽を楽しんだり、グラスを片手に語り合ったり。
客室そのものを遊び場のように楽しめる、今回のリニューアルを象徴する一室です。
ホテルでの時間を楽しんだら、次は新宿三丁目の街へ。
1階のロビーには、新宿三丁目周辺の飲食店などを紹介するタッチパネル式のマップも設置されています。ホテルスタッフが実際に集めた街の情報をチェックでき、気になるお店の情報は自分のスマートフォンへ転送することもできます。
「ここ、行ってみたい」と思えるお店を見つけたら、そのまま街へ。ホテルを出て、新宿三丁目を歩いてみるのも「東急ステイ新宿」での楽しみ方のひとつです。今後は、宿泊したゲストが実際に訪れたお店の情報も掲載される予定とのこと。
スタッフ目線だけでなく、ここを訪れた旅行者の体験が重なっていくことで、新宿三丁目の新たな魅力に出合えるマップへと進化していきそうです。
リニューアルした「東急ステイ新宿」は、単なる宿泊施設を超え、ホテルと街、そして人がつながる新たな滞在拠点へと生まれ変わりました。
次に東京を訪れるときは、「泊まる場所」ではなく、新宿三丁目の街を楽しむための拠点として訪れてみてはいかがでしょうか。
東急ステイ新宿
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修: 旅色編集部
ライター:ニシムラ